2013年4月27日土曜日

朝立ち日記(アンナプルナトレッキング②)

おはようございます。
田中は今日も元気です。

*朝立ち
①朝早く旅立つこと。例 「習はぬ旅の朝立ちに」(平時物語)
(②朝方に降るにわか雨)
出典:広辞苑

(違う意味を想像して眉をひそめたかた、違いますよ)

というわけで、トレッキング中は毎日朝立ちです。

ちなみに三日目からは天気は回復してくれましたが、夕立が降りました。


前置きはこのくらいで後半いきます。
(僕の日記から抜粋してそのまま書いてますので、おもしろくはないかもしれません。雰囲気を感じてもらえれば)

4月23日(トレッキング3日目)
タダパニ→ゴレパニ

5時半ごろ起床。
雲はあるが、晴れている。
見晴らしの良いところに登って山を眺める。
少しずつ雲が晴れて、昨日は見えなかった高い山が見えてくる。

荷物を運ぶ馬の隊列が、首につけた鈴の音を響かせながら通り過ぎていった。

朝食をすませ、7時半出発。

今日はアップダウンがかなりある。
まず谷まで下って、対岸を登り返し、また少し下ってから、川沿いをずっと登っていく。
しゃくなげの花がきれい。



川から離れて急な石段を登るとDeulari(峠という意味らしい)に着いた。
標高3180m。

そこからは、おおむね下り。
Gorepani手前の長い下りはちょっと足に応えた。

今日も昼には到着。
雪をかぶった遠くの山も見えていたが、途中からは雲が湧いてきた。

なかなかすっきり天気に恵まれない。
4月はまだ乾季のはず。
たくさん人がいるので、晴れ男(女)もいると思うんだけど(雨男(女)のほうが多いのかな)。

咳が出て鼻がぐずぐずするが、体は軽い。
地下足袋も好調。

19575歩


4月24日(トレッキング4日目)
ゴレパニ→ティルケトゥンガ

5時に起きて空を見るが、雲が多い。
山が見えることを期待して、Poon Hillまで登る。

頂上にはたくさんの人が来ている。
アンナプルナには雲がかかっていたが、少し待っていると、マチャプチャレ、ダウラギリの山々が見えてきた。



宿に戻り準備をして、8時半ごろ出発。

しばらく石段を下り、その後はゆるやかに下っていく。
小さな川を何度か渡り、Banthantiで休憩。
休憩中はだいたいお茶を飲む。

ガイドさん曰く、
「お茶を飲んだら、みんなが(お店の人とかも)ハッピーなんだよ」
トレッキングのお客さん相手に商売している人もいる。
そして、そういうお店があるから僕たちも身軽に歩けるという面もある。

Urelliというところで昼食をとる。

ここから、Tirkhedhungaまでの下りが長い。
石段をずっと川まで降りていく。
地図で見ると、標高差500mはある。

昼からは日が照って暑い。
登ってくる人と挨拶を交わしながら、何度か休み、橋を2つ渡って今日の宿へ。

標高がだいぶ下がってきたので、ハエなど虫が出てきた。

暗くなってくると、山の斜面に家の灯りが点々と見える。
人々の暮らしがある。

31635歩


4月25日(トレッキング5日目最終日)
ティルケトゥンガ→ナヤプル→ポカラ

朝、川まで散歩する。
ふくらはぎが少し筋肉痛だ。

いつものように朝食を食べ7時半に出発。

荷物を運ぶ馬の後をついて歩く。


しばらく歩くと、車も通れるような道に出て、
川を右手に見ながら、ゆるやかに下っていく。

日が照って半袖でも暑い。

休憩も含めて3時間ほどで、Nayapulに着いた。
来たときと同じようにチェックポストでスタンプをもらい、車をつかまえてポカラに戻る。

ちょうど昼だったので、ガイドさんと一緒に昼ごはんを食べに行く。

長いかなと思った4泊5日のトレッキングも、終わってみれば短かったような。



13780歩

トレッキング中 合計104277歩

長文にお付き合いいただきありがとうございました。


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