さまよえる田中: バスの車掌さん

こんにちは、

僕たちは、バンコクに一週間いました。

バンコクでの僕たちが利用した移動手段のことを書きます。

①歩く
　自分の足で移動する、一番基本的な移動手段です。
　ただとても暑いので、あまり歩くとあせもができます。(今のところ僕はだいじょうぶです)
　タイ人もそんなに歩いていません。

②路線バス

　何路線あるのかわからないくらい、たくさんのバスが走っています。
現地の人も自分たちが使う路線以外はあまり知らないみたいです。
　僕たちは、宿のおばちゃんに、「今日は○○に行きたい」と言ってその都度番号を聞いていまし　　た。途中から同宿の人にバスマップを貸してもらってそれを見て移動していました。

③ボート
　チャオプラヤー川は、たくさんの船が行き来しています。
　水上交通も庶民の足です。
　旗の色によって停まる場所が違うようです(特急、急行、各停)。

④電車
　市内を地下鉄、BTS(スカイトレイン、高架の上を走っている電車)が走っています。
　空港に行くにはエアポートレイルリンクというのがあります。

　渋滞知らずで便利です。

⑤タクシー
　メーターのついたきれいなタクシーがたくさん走っています。
　ネパールからタイについて初めてタクシーに乗った時、乗る前に値段を聞くと、
　「メーターがついてるからだいじょうぶ。あまりいくらって聞かないほうがいいと思うよ。相場を知らなくて、高い値段を僕が言ったら払うのかい？」
　と言われました。この運転手さんはとても良い人だったと思います。
　ただしなかには、わざと遠回りをしたり、メーターが早く回るタクシーもあるみたいです。
　僕らは、インフォメーションでだいたいいくらくらいと言うのを聞いてから乗りました。
　(結局一回しか乗りませんでしたが)

他にも、トゥクトゥク(三輪タクシー)やバイクタクシー(バイクの後ろに乗っけて運んでくれる)などありますが、僕らは乗っていません。交渉が面倒だし(細かい行き先言ったり、値段のことなど)、路線バスが便利だったからです。

一番使ったのは路線バスです。
バスには運転手とお金を集めて切符を切ってくれる車掌さん(女の人)がいます。

いろんな車掌さんがいます。
ずっと電話をしていて、人が乗ってくるとめんどくさそうにお金をもらいに行き、またすぐに座って電話をしているような人もいれば、
てきぱきしていて、子供や、お年寄りの乗り降りを毎回助けてあげる車掌さんもいました。

どちらも同じ車掌という仕事で、待遇も変わらないだろうし、いいサービスをしたからといってお客さんがふえるわけでもないです(お客さん少ないほうが仕事はラクでしょう)。

がんばっても同じならラクなほうがいいのか、
同じするなら、自分も人もいい気持ちになるほうがいいのか。
(車掌さんたちはそんなことを考えて働いているわけではないかもしれませんが)

それでも、ただこなす仕事ではなくて、よい仕事をしている人をみて、仕事について考えました。
(無職のくせにというつっこみは勘弁してください)