2013年12月28日土曜日

トイレに紙がないくらい。


トイレに紙がないくらい騒ぐようなことではない。

ボリビアのトイレには紙が置いていないことが多い。
公衆トイレは有料で、入り口でお金を払うと、紙をもらえる。
(きれい好きな日本人は、この紙の量では足りない人もいるかもしれないので、そういう方は持参ください)

トイレに入って、すっかりその気になってから、(または用を足してから)、紙がないことに気付いた場合、どうしますか?

まずやってみる。 
(これ、僕の大学の教授が言ってました)

僕は、別に騒ぐようなことではないと思うんです。

紙がなくても、水があればOKだし、
両方なくても、人がいればどっちかを取ってもらえばいいし、
最悪、パンツで拭いて捨ててもいいわけです。


困るとしたら、

紙もなく、水もなく、人もいなく、そしてパンツもはいていなかった、
というすべての条件がそろったときのみ。

なかなかないですよね、そんなの。 


コパカバーナ(ボリビア)→プーノ(ペルー)

9時発のバス。
最後にボールペンとCoca Quina(ボリビアコーラ。薬っぽい味がする)買って、きれいにボリビアのお金を使い切った。


いつも写真撮るより先に飲み食いしてしまう僕ら。醤油みたいに見える。

20分ほど走るともう国境。
ボリビア出国スタンプ、1人2秒。
(ってのは大げさだけど早い。一緒のバスの乗ってた欧米人が「Two seconds」って言って笑っていた)

石のアーチを歩いてくぐり、ペルー側へ。


写真撮影なんかしちゃって、のどかな国境。

入国もスムーズ。1人5秒くらいかな。
同じバスがペルー側で待っていて、そのまま乗り込む。
荷物検査とかしてないと思うけど、いいのかな?


天気は曇り時々雨で、チチカカ湖沿いを走るいい道なのに残念。
雨季が始まって水位が上がり、湖が広がっているように見える。

時計を1時間戻し、11時過ぎにプーノ着。


そして、バスターミナルで声をかけてきたおじさんについて、
「Manco capac inn(マンコカパックイン)」という中学生男子が喜びそうな名前のホテルにチェックイン。

*2、3日前に書いたとおり、
 マンコカパック インカ帝国最初の王。
 イン 宿

 

市場の2階で昼食後、町を歩く。
アルマス広場(どこの町にも中心にアルマス広場と教会がある)の案内所で、町の地図やバスの一覧をもらう。
ペルーは観光情報が充実している。

町と湖を見下ろす丘の上の広場で、子供たちが遊んでいた。



逆光の妻とマンコカパック像。

自転車競走。


市場で果物を買って、新しくできたというスーパーへ行ってみる。


左、インカコーラ。右ペプシとコカコーラ。みんな好きみたい。

世界中どこも同じようになっていってしまうのかな。

大量の物を効率的に。そして安い。
でも人の顔が見えない。

そのおかげで僕らも助かっているところもあるんだけど、自分の首を絞めているのかもしれない(お米作って売っていたときのこと考える)。



手前は米、奥は砂糖の量り売り。砂糖人気。

市場経済の行き着くところ?
こうして、小さな商店や、市場がなくなっていってしまうとしたら、寂しい気がする。

なんてスーパーの上のフードコートで思った。


フードコートも大賑わい。


まとめて書こうと思ったけど長くなりそうなので、チチカカ湖の島のことは明日。


*宿情報
 Manco capac inn
  ダブル1泊 30ソル(1000円ちょっと。1ソル=約35円)
 トイレシャワー付きの部屋を同じ値段で。
 Wifi有り。



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