2014年3月24日月曜日

帰国!いつかまたどこかで。


どうも!
リアルタイムは日本!

帰ってまいりました~田中(妻)です。

いちおう、世界一周のブログはこれが最後です(た、たぶん・・・)
帰国後の日々はこちら→さまよえない田中

*~*~*~*~*~*~*~*~~*~*~

日本へ帰る飛行機に乗る前日、そのまえからずっと「これが最後だ」と何度も何度も考えていた。
私たちのこの日々の終わりがやってくる。
はっきりいって信じられない。

夫は何かにつけて「これが最後の〇〇だね!」などといって、自分の心との折り合いをつけようとしているようだった。

旅が終わるんだよね・・・、終わるんだけど・・・

私はといえば、その終わりをどう受け入れたらよいのかわからなかった。


そして帰国前日。

2人して空港のベンチに横になりながら夫が「ありがとう。一年間、ありがとうね」といった。


「ついにこのときがやってきた」と思いながら

ただ小さく「たのしかったね」と言ったとき、涙がたくさんやってきた。


楽しかった。

この一年、ちょびっと困ったことやイヤなこともあった。
でも、この涙は達成感や苦しさからくるんじゃない。

ただ本当に、本当に楽しかったから。


バックパックを背負って二人で歩んだ日々。
はじめは重くてしょうがなかったバックパック(私はね)

あたらしい国へ、あたらしい場所へ移動してゆく日々。

バックパック背負ったまま宿をさがして2時間くらい歩きまわったり、読めない地図を頼りに言葉のわからない土地を歩いたり、バスや電車にちゃんと乗れるか、そして降りられるのか?とどきどきしたり。

たまには嫌な思いをすることもあったけど、帰りたいとは一度も思わなかった。

これまで見たこともない場所、出会ったこともないような人々にも幾度もめぐりあった。
地球は広いんだな、とも、でも狭いんだな、とも思った。

ただ2人並んで、黙って夕陽の沈んでいくのを眺めているような日も、
何度も何度もあったな。

世界一周達成!
そしてEarth Ring完成!

あー楽しかった!

*夫へ

この旅を言い出したくせに資金面・知識面ともに乏しい私を、ここまで連れてきてくれてありがとう。


毎日いろいろあったな。

ちいさいことでケンカして号泣しながら歩いたこともあった(これは私のみ)。

旅に出る前とあとじゃ、私たちの関係もちょっと変わってきてるんじゃないかなーと思います。
もちろんいいほうに。

ウンコがどうとか気にしなくなったし(詳しくは言いません。自主規制)
今じゃお互いのパンツまで手洗いできる関係だね!

前よりもっとお互いに、ありのままに生きていた日々だったと思う。

楽しかった!一生忘れない。

これからも私たちの旅は続く。
またどっか、一緒に旅しようね。絶対。

これからもよろしく!

出発時。まだ白い私。


帰国。出迎えてくれたおばさん手作りのボードとともに。


心配ながらも応援してくれていた家族や大切な人たち。
旅の中で出会った心優しい人々。
本当にありがとう。

そして今までブログを読んでくれた方々、とても感謝しています。

自分でもどうかと思うほどのめんどくさがりやの私ですが、こうして書くことで自分でも意識していなかったことが現れてきたことも何度もありました。


やっぱり書いていてよかったな~と思います。

いや~ほんとに終わりなんだな。

みなさんありがとう!
ただそれだけです!

いつかまたどこか会えたらいいな。



帰国後の日々はこちら→さまよえない田中

2014年3月23日日曜日

ハッピーエンドかはわからないけど、


最後の夜に
「(明日日本に帰るまでだけど)一年間ありがとうね」
と妻に言うと、

しばらく黙って、
「楽しかったね」
と答えて、涙がすーっと頬をつたった。


朝起きてニュージーランド航空のカウンターへ行くと、すべて機械の自動チェックインだった。
最後のフライトは、ネットで事前に窓際の席を指定しておいたのた。
しかし出てきたチケットを見ると、窓際なんだけど、2人の席が離れている。

そういうことじゃないんだけどな~。
2人まとめて予約してるわけだし、窓際の2席となりどうしってわかってほしい。

係りの人にたずねてみると、隣の席にはしてくれたが、一番後ろの真ん中だった。
他に席ないみたいだし、しょうがないか。

預け荷物をドロップオフ。


最後のフライトは、機材トラブルのため、一度動き出したのにまたもどって、1時間以上遅れて出発。

11時間は長い。
映画を見たり、音楽聴いたり。
機内食2回、アイスが1回出て、飲み物は時々回ってくる。

眠るつもりだったけど、ほとんど眠らなかった。

旅のこと思い出したりもしたけど、そんなにしんみりもしなかった。
しようと思ってするものではないか。

長く座っていて少々腰が痛くなった。

遅れはしたものの、無事に成田に到着。

ただいま、日本。



まとまりませんが、今思うことを書いておきます。

ともあれ、無事に帰ってこられてよかった。それが一番。
※本当は、家に帰るまで、さらには帰ってから潜伏期間のある病気がないとわかるまで、なんでしょうがとり

あえず。
大きな病気も怪我もせず、なくしたものといえばボールペンとか機内でもらったスリッパとか、パンツとか、

自分たちの不注意によるものくらい。


この旅を言い出してくれて、毎日いろいろ調べてたり、旅を充実させてくれた妻、ありがとう。

旅に出ることができた環境、周りの理解と協力にも感謝しています。

世界一周にこだわるってわけじゃないけれど、世界一周それ自体も目的のひとつだった
(一周しないとリングにならないし)
意味はないのかもしれないけれど、やっぱりこだわってた。

ブログも、個人的な記録と近況報告がメインだったので、毎日書かなくたってよかった。
でも自分たちで決めたことだから、ネット環境がある限りは毎日書いた。
それだけのこと。
でも書いてよかったと思う。

※ほんとうは、した場合としなかった場合を同時には経験できないわけだから、「~しなければよかった」とか

、「~しておけばよかった」ってことは言えないんだと思うけど。

旅はひとまず終わっても、僕たちの人生はまだ続いていく。
だから、ハッピーエンドかはわからないんだけど、
ふたりでこの旅ができてほんとうによかったと思う。


 


読んでくれてありがとうございました。
無事日本に帰国しました。
そしてなんとか帰国とほぼ時差なく書ききることができました。

妻がもう一回くらい書くかな?どうだろう。

2014年3月22日土曜日

最後の街・オークランドでの一日。

どうも!田中(妻)です。

リアルタイムは・・・

日本へ向かう飛行機のなかでしょう。そう、このブログもあと少しで終わりなのです。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

さて、長いドライブを終えてオークランドへ着いた我々。
宿からほど近いスーパーへ行って、おみやげのお菓子などを買い込んだのちに、
街へ出かけてみました。

オークランドのシンボル?スカイタワー。

ちょっと京都タワーっぽい。

夕食を探して歩いていると、目に付くのはジャパレス(日本食レストラン)や韓国料理レストラン、中華にインドにタイにと、とにかくアジア料理が多い!
歩いている人もアジア人ばっかり。

けっこう街中を歩き回ったのに、食べたかったフィッシュ&チップスは見つけることができず・・・。
結局ジャパレスでカツ丼とカレーライスを食べてしまった。
もう帰るのに・・・なんともいえない気持ち。
うまかったけど。

その夜は荷物の見直し。ず~っと履いてたズボンやTシャツなどを捨てた。

旅中はとにかく荷物を少なくするようにしていたから、基本的な服はほんとに少ない。
なのでたいてい、同じ服を繰り返し着るわけです。
擦り切れたり、穴が開いたり・・・。それでもずっといっしょに旅してきた服たち、ありがとう!


そして翌日。
宿まで来てくださったレンタカー会社のかたに、サニーちゃん(車)を無事返却した。
無事故で傷もつくことなく過ごせてほんとによかった!
17日間、約4800km。

その間すべて車中泊ということで、ほとんどの時間をともに過ごしたサニーちゃんありがとう。

レンタカー会社のHさんとNZのビザのことや税金のことなど話す。
NZは消費税15%と高めであるけれども、そのかわり医療費はタダ。
あとは所得税があるくらい。物価も高いけれども、それと一緒に賃金も上がっていくからそれが良いとのこと。

チェックアウトしたあとは、街へおでかけ。
なんという目的もなしにブラブラしてみる。


巨大キウィ

フリーで入れる美術館を見つけたので行ってみる。
マオリの画家5人展をしていた。NZという国にはじめからいた先住民族マオリ。
だんだん変わりつつあるマオリの人々への思いを描いた絵はとても力強かった。




そのほか、ちょっとおもしろかったやつ。


ぶったわね!きいいいいい~

どれどれ、どこに刺さったのかな?

お腹が空いたので港のほうへ戻って、フィッシュマーケットへ。


フィッシュマーケットの隣の建物。魚をイメージしたのでしょうか。

ネットで調べたところ、賞を受賞したほどおいしいフィッシュ&チップスの店があるとのこと!
わくわくわくわく。

「今日の魚」と「snapper」とかいう魚、それとチップス2すくい。


そしてL&Pもご一緒に。

これがほんっとにほんとにおいしかったー!!!!!
魚はふわふわでレモンと塩で食べるともう、最高。
ポテトも申し分ない揚げ具合。
お腹いっぱい食べて2人で20ドルしないくらいというすばらしさ。

宿へ戻る道すがら、こんなふうにして知らない外国の街を歩くのも最後だなあ、とぼんやり思ったりした。

エアバスに乗って空港へ行く道中も、
こんなふうにしてたくさんのバスに乗ってきたこと思い出した。

外国の、言葉の通じない場所で、行き先も読めない、でもたぶんそうだろうという情報だけをもとにずいぶんたくさんのバスや電車に乗った。

まごまごする私たちを、そのたびにいつでも誰かが助けてくれた。

緊張と期待と不安とよるべなさと、でもまあなんとかなるだろうという気持ち。
無事乗れたときと、目的地に着けたときのあのホっとしたかんじときたら。


次の国は、日本です。

大げさかもしれないけど、ちょっと知らない国へ行くみたいな気分です。


次回までどうぞ、よろしくお願いします!


あ、最後の夜も空港泊です。


*いよいよブログもあとすこしで終わり。終わるその日まで、なにとぞ~なにとぞ~応援クリックお願いします!

最後のドライブ。


南島から北島へ向かうフェリーは、行きと同じ船だった。
曇っていた空が少し晴れてきた。



入り江を抜けて海へ出ると、わずかにうねりがある。
女の子が窓から海を見て、
「イルカ!イルカがいたよ。はねてたんだよ」
とはしゃいでいたが、僕たちはその姿を見ることはできなかった。



ウエリントンへ着くと、また曇り。
どんよりした空から雨粒がパラパラと落ちてきた。

フェリーから降りたのは、18時前。
今夜はいけるところまで、走ることにする。

一号線を北上。
地(水)平線と雲との間にわずかにのぞいた空から夕陽が差して、雲を赤く染めていた。

同じくらいのスピードで走っている車のテールランプが、直線になると遠くに見える。


Bullsという街の歩道には牛のマークが。

夜の山道をたくさんのトラックが急いでいく。
雲があって、月も星も見えない夜の闇の中、あんまりたくさんはないお気に入りの歌を思い出して口ずさんだ。


夜のドライブも素敵だ。

静かに眠る大きな湖を通り過ぎ、小さな町で眠った。


**
昨夜思っていたよりも進んで、余裕ができたので、最後にもう一ヶ所寄り道をする。

濃い朝霧の中を走る。
日がのぼると暑く、窓を開けていく。


NZオリジナルの炭酸飲料。L&Pのホームタウン

コロマンデル半島のHakeiという海沿いの街についたのは正午。
歩いて30分ほどの道を濃い青の海まで降りていく。




Cathedoral Cove

スッキリ晴れた空が気持ちよかった。

木陰で昼寝をして、荷物をまとめ、オークランドへ向かう。

これが最後のドライブか、そう思うと寂しいような。
2人とも黙っている時間が長かった。

帰国の日が近くなってから、嫌でも旅の終わりを意識するようになった。
どうでもいいような小さなことでも、冗談っぽく「これが最後の~だね」などと言って、
僕なりに帰国へ向けてのソフトランディングのために気持ちの用意をしていた。

そうは言っても、やっぱり寂しい気持ちはある。

オークランドの中心部に近づいてから渋滞。
歩くよりは速いけど、自転車よりは遅いってくらいのスピードでとろとろと進んでは止まる。

宿に着いたのは18時過ぎ。
チェックインしてから、車の掃除と給油のためスタンドへ。

17日間。
走行距離約4800km。
お疲れ、そしてありがとうSunny(車)

最後まで無事故で来られて本当によかった。

※しかし宿の人に、
「車はそのへんの道端に停めといて大丈夫」と軽く言われ、
ホントに大丈夫か若干心配になる。
明日の朝返却するまではまだ安心できないな。

ともあれ、最後のドライブも無事に終了。
いよいよ帰国の日が近いです。

 

 
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2014年3月21日金曜日

温泉!伊勢えび!そして雨の日のアシカたち。

どうも!
リアルタイムはニュージーランド・オークランドより田中(妻)です。
オークランドはアジア人だらけです。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

さて、クライストチャーチにてキウィとポイを満喫した翌日。
またもや移動して我々がやってきたのはふたたびの温泉!

Hanmer springという温泉は以前ネットで温泉を調べたときに「ニュージーランドで一番よかった温泉!」と書いているのをみて行きたかった場所。

ぐねぐねした山道をぬけていくと、木々に囲まれた避暑地のようなちいさい村に到着。
i-siteで見てみたらこのへんもやっぱりウォーキングトラックがあって、30分くらいのものから2時間くらいまで色々あるもよう。

NZはほんとに、どこいってもウォーキングトラックがちゃんと整備されていて感心する。
お手軽なものもたくさんあって、車をとめてちょっと歩こうか、なんてのが気軽にできてすごくいい。

で、肝心の温泉は・・・

イマイチでした。

いつもながら水着で入るプールみたいなものなんですが、いくつかあるけどだいたいがぬるい。
これで20ドルはちょっと高いような気がする。
ウォータースライダーも別料金だったし・・・。

そしてサウナもなく・・・。
サウナ・温泉プールともに男女混合・全裸で入っていたオーストリアが懐かしい。

しかしながらまあまあ暖まってスッキリしたあとは、次の目的地へ。
温泉のあとは伊勢えび!!!!!

KAIKOURA(カイコーラ)という地名の意味は、マオリ語で
KAIは食事、KOURAはえび、という意味。

つまり、えびを食べるという名前の土地なのです。

調べたところによるとお安く食べられるのだとか・・・わくわく。

またまた山道をぬけて、走ってゆくと海に出た。
曇り空の下でも海の色は水色できれい。

どんよりしてますがきれいでしたよ。


なだらかだったウエストコーストの海と比べると、岩がごつごつとあって男らしい海、といった印象。

カイコーラについたのは夕方6時半。
一直線に目当ての店にいってみるも・・・

閉まっているー!(涙)

えび・・・えび・・・

見るからにがっかりしている私に夫は、
「明日の朝イチでまた来よう」といってくれました。

というわけで今夜の夕食は予定変更して、フィッシュ&チップスで。
じつは生まれて初めて食べるF&C。
2種類の魚とチップス2すくい分を頼んだらすんごい量がきました。


イモで魚がみえない。

揚げたてでおいしい。しかも安い。
一番安い魚とチップス1すくいだったら6ドルくらいでお腹いっぱいになれるというすばらしいもの。

その日は町のはずれでひっそり就寝。


そして翌日。
店にいってみると開いている。
しかも開店したばかりで、ゆでた伊勢えびをショーケースにいれているところ。
値段など聞いて、思ってたより高かったけど思い切ってちいさいのを1匹購入。

生きているときはこんな色ですが・・・

茹で上がったえびは真っ赤

海沿いの木のマークのところでまずは記念撮影。

無粋なビニール袋がやや残念

雨だったので車のなかでずっしり重い伊勢えびを豪快に手で割る。
しかし伊勢えびってあんなに堅いんですね。
半分に割ったとき、夫がちいさくもらした「クサッ」という言葉がおもしろかったです。

白い身は弾力があってぷりぷり。
えびというよりカニみたいな印象。食べずらいけどうまい。

食べ終えたら残ったカラは海に返し、海鳥にやった。

また走っていると、波打ち際の岩の上に茶色いものを発見する。

車をとめてよく見ると、


アシカでした!

野生のアシカがすんごい近くで見れます。それもめちゃめちゃ多い。
それにしてもアシカはくさい。何日も洗っていない犬のにおいを濃縮したかんじのにおいがします。
雨の日のアシカたちは岩のや陰でごろごろしていました。

あしかのあくび



これにて南島編はおしまい。
次はまた船に乗ります。



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2014年3月20日木曜日

KiwiとPoi。

さて、山も見えず、星も望めず、サーモン丼を食べただけで走り抜けてきた我々がやってきたのは
クライストチャーチ。

ここでの目的はKiwiとPoi。

まずはKiwi。

ニュージーランドのシンボルともなっている鳥Kiwi。
ニュージーランド人の愛称がKiwiといわれるくらいです。

しかし前にも書きましたが、この鳥は数が非常に減っていて、野生のKiwiは簡単にはお目にかかれない。
「そのへんにいるんでしょ」と安易に思っていた我々も、ニュージーランドに来て2週間以上がたち、考えを改めなければいけなくなった。

「野生が無理なら、もう動物園でもいいから見たい」
ということで、やってきましたWillowbank Wildlife Reserve。

早く到着しすぎてしまった我々は、車の中で仮眠。
眼を覚ますと、すっかり開演時間を過ぎていた。
一番乗りの予定が・・・

園内へ入ると、水が流れていて、木道が整備されている。
アスファルトは一切ない。



早速巨大うなぎがお出迎え。
子供たちは大興奮。
「ほらあれ見てよ、超でっかいよ」
と僕らにも言ってくる。

「ほんとだ。大きいなぁ」
でもね、僕らの今日の目的はうなぎではないんだよ。ぼうや。


様々な水鳥、鹿や猿、カワウソ、ワラビーなどなど。



その辺を鳥がたくさん歩いている。

ニュージーランドの牧場をイメージしたような場所では、鶏、豚、羊、馬、ロバなどが。



古いトラクターや、納屋もある。

そして、ニュージーランドのBig 5 iconたちのゾーンへ。

写真までは載せませんが一応説明しときます。
Kea 羽を広げるとオレンジ色が見えてきれい。

Tuatara イグアナみたいだけど、ここにしかいないやつみたい。

Takahe 青い足の力強い鳥。一時は絶滅したと思われていたらしい。

Kaka すみっこにいてよく見えなかったけど、珍しい鳥なんでしょう。

そしてKiwi


まずは彼らのことを説明したパネルで勉強。
※覚えていることを列挙します。興味のない人はとばしてよし。


・夜行性の飛べない鳥。
・視力はあまりないが、耳がよい。そして、猫のひげみたいなものがあって、それで木や草にぶつからない。
・くちばしの先に鼻孔があり、地面に刺したときに土の中の臭いをかげる。地中にいるミミズの種類も嗅ぎ分けられる。
・羽の痕跡は小さく小指の先ほどしかない。
・卵が大きい。メスの体重の25%にもなる大きな卵を産む。(鶏の6倍)
・卵巣がふたつあり(鳥は普通ひとつ)、妊娠期間も同じ大きさの哺乳動物くらい長い。
・体温38度くらい(普通の鳥は40度くらい)
・骨のなかが詰まっている(鳥は軽量化のため空洞に架橋構造)。

などなど。
鳥というより、哺乳動物のような特徴を多く持つようです。


満を持して、夜行性の彼らのため暗くされた小屋の中へ入る。
今日は4羽のKiwiがいるらしい。
ゆっくりゆっくり歩きながらひとおおり探すもいない。

少したって目が慣れてきたところで、
「いた~」と妻が僕の服を引っ張った。

丸い。
そして思ったよりもせわしく動き回っている。

念願のKiwiを存分に眺めた。


こう見るとモグラみたい。


※車にはねられているやつ以外では。それはもうKiwiではなくKiwiの亡骸。Kiwiだったもの。


そして、Poi。
※マオリ族の言葉でボールという意味。
紐の先にボールがついていてそれをまわして踊る。

クライストチャーチにはHome of Poiというジャグリングの道具の専門店がある。
行ってみるとそこは店というより倉庫と事務所。

週末に割られていたと言う窓ガラスとゆがんだサッシを社長自らが修理(業者の手伝い?)していた。



頼まれ物も含めてお買い物。
聞いてみると中も案内してくれました。


向かって右が社長。社長もジャグラー。

道具を作ったり修理したり、発送したり。


行ってみてよかった。

KiwiとPoiの共通点。
それは丸いということ。


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2014年3月19日水曜日

山より星よりサーモン丼。

Cromwell→Tekapo→Ashburn

車の屋根に雨のあたる音がする。
あいにくの天気。

クロムウェルを出発して北へ向かう。
峠を越えて小さな町をいくつか通り過ぎ、マウントクック(ニュージーランドで一番高い山)が見えるはずの湖近くの展望所から、山は見えず。


あの雲の向こうに・・・

残念であるが、先へ進む。

昼にはテカポへ到着。
雨はやんだが曇っている。


食いしん坊の妻が調べていた情報によると、ここはサーモン丼が美味しいらしい。

湖沿いのジャパレス(日本食レストラン)「KOHAN」へおもむろに入店。

あたたかいお茶が出てくる。
「サーモン丼」と「納豆サーモン丼」を注文。

「納豆サーモン丼には生の卵黄がつきますけど、よろしいですか」
「はい。お願いします」

「やぶさかではない」などと、使い方もよくわかっていない古い言葉を言ってみたりする。
※店員さんに言ったわけではない。2人で。

納豆サーモン丼。

サーモン丼。

「サーモンの下にさりげなく敷かれた薄焼き卵が心憎い」
「スミのご飯の下にサーモンの漬けが隠れている。心憎い。かわいいやつよのう」

などと、妻はやたらに「心憎い」と言っておった。
テンションおかしい。食べ物に対する情熱が違うね。

僕はもくもくと納豆サーモン丼を食した。
「おいしいものがふたつ合わさるとより美味しくなる」
「いやいや、それぞれ主役で活躍できる二人を共演させて、もったいない」

というような意見も。

お茶のお変わりをいただき、満足して店を出たのであった。

*以上が伝わらないと定評のある夫のグルメリポートでした。



湖沿いの犬の銅像、小さな教会、わずかに咲き残ったルピナスの花。




湖のほとりに車を停めて昼寝をする。

このあたりは星空がきれいと聞いていたのでよるまでいよと考えていたのだが、また雨が降り始めた。
さすがに星空は期待できなそうだし、次の夜までここにいる時間的余裕もない。

移動。

クライストチャーチを目指す。
途中、山間の小さな町で休憩。

国道一号線へ出ると、車がふえ、みんなかなりスピードを出している。
※制限速度100kmの道で100kmで走っていたらそれはもう遅いということでしょうか。

景色は見えないけど、夜のドライブも楽しい。
東海岸へ出てから、町の灯りがふえてきた。



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ミルフォードサウンド、行く?


どうも!
リアルタイムはNZ・クライストチャーチからハンマースプリングへ移動中と思われます、田中(妻)です。
南島もあとすこし。温泉つかってすっきりするぞー!

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

さて、雨のロブロイハイクを終えた翌日。
朝6時ごろふと起きて空をみるとまだ真っ暗。満点の星空がひろがっていました。
大きな流れ星をひとつ見て二度寝。まだ暗いなんてなんだかへんなの。

朝ごはんのあとで出発。wanakaからQueenstown(クイーンズタウン)へむかいます。
クイーンズタウンではi-siteでミルフォードサウンドのことを聞いたり、羊の毛刈りはどこで見られるのかなどということを聞いてみたりした。
i-site(観光案内所)はほんとに充実していて、ほんのちょっと大きな町なら必ずといっていいほどあるし、宿の紹介やツアーの予約もしてくれてしかも料金もそこで払うシステム。
でも手数料などはもちろんなくて安心なのです。
無料の地図やガイドブックもいっぱいあって、ほんとNZはガイドブックいらないかも。

ふと気がつくと今日(この時点では)はホワイトデー!
そう、「無条件で夫にお菓子を買ってもらえる日」です!
この機会をのがしてはいけない。
ということで、クイーンズタウンの街にある「クッキータイム」というチョコクッキー屋さんへ。


クッキー&クリームのアイス、さらにチョコチップクッキーを買ってもらいました。
やっほう。

そこからはまた移動して、Te anau(テアナウ)という町へ。
山道マークのある、景色のよい道を通っていく。




夕暮れにさしかかり、太陽があまりにまぶしくて道がみえなくなるほどだった。
NZの太陽は心なしか、いつもみるよりもずっと大きくてまぶしいもののように感じる。
たっぷりの光が山の後ろからさして、その姿の神々しさにちょっと感動してしまった。

黄金の羊たち



Te anauについたのは夜8時ごろ。
すっかり日の沈んだ湖を眺めながら夕食を食べて、就寝。


翌日は朝6時ごろ起きるもやはり真っ暗なので二度寝。
7時ごろおきて、ミルフォードサウンドへ向けて出発。走っていくと、まだ薄暗い空がすこしずつ明るくなってくる。

林の中を走り、湖のそばを通りすぎていくと、長いトンネルがある。
そこをぬけると、大きくそびえる山々の連なりがすばらしい場所へでた。
谷間の道を車が走ってゆく。
なかなかの壮大な景観。




約2時間ほどかかってミルフォードサウンドへ到着!
ミルフォードサウンドの見所は、フィヨルド(入り江?)。


それを海から見るクルーズ船が出ているのです。
チケットオフィスはたくさんの観光客でいっぱい。
わたしたちもチケットを見るものの、今日は残念ながら曇り・・・。
こんな曇天のしたで船に乗って見に行ってもなー。
そもそもフィヨルドにそこまで興味ないしなー、などといいながらちょっと休憩して、
出てゆく船をいくつか見送り、



 
帰りました。

・・・・・・・・・・・・・・゚・(;¬з¬A


でもいいんです。
ここへ車での道が目的だったんですから・・・!
帰りにはミラーレイクにちょっと寄り道。




Te anauについたら、そこからまたクイーンズタウンへもどります。
その途中にあった素敵なファームショップ。

なにかのCMのようになってしまった写真

素朴な小屋のなかはとてもおしゃれ。オーガニック製品や野菜、新鮮なラム肉やはちみつなどあってすんごく雰囲気よかったな~。
ファームにはちょっとあこがれます。

クイーンズタウンについたらガソリン給油。計算してみたらワナカからクイーンズ、そこからミルフォード往復のちクイーンズ、で合計約600kmほど走っていました。

またまた移動して、Cromwell(クロムウェル)という町まで行ってその日は夕食・就寝(もちろん車中にて)

大移動の2日間でした。



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