滝落ちと大きな木(ロトルア)

ロトルア湖の朝。鳥と飛行機。

車で寝ると朝早く起きる。
湖沿いには水鳥がたくさんいる。
近づいてもチョコチョコヨタヨタと早足で逃げるだけ。
こちらが走って近づくと、わずかに飛んで距離をあける。
なまけたやつらだ。


今日のメインイベントはラフティング。
ロトルア周辺にはラフティングできる川がいくつかある。

※そのうちの1つランギタイキ川(読み方あってるのかな？)は、昨年ラフティングの世界大会が開かれた川。
　日本は男子2位、女子4位、マスターズ部門(40歳以上)3位。

　後輩が一人女子チームに入って頑張ってるようで応援してました。
　(今回はまだ選手として出てないのかな？)

　引越しの前の日に家に来てご飯食べながら、
　「(もぐもぐ)いや、わたし、天然じゃないですよ｣
　と、本人はなかなか認めたがりませんが、なかなかの天然娘だと思います(もちろんほめてます)。

　素晴らしい。


話がちょっとそれましたが、その川は現在水量が減って浅いみたいなので、
カイツナ川を下ることに。
ここは、コース上に3つの滝があり、最大7メートルの落差の滝落ちができる。

少し早めに着いたので、先に今日下る川(滝)を遊歩道から見に行く。
遠めなので、大きさがあまり伝わらない写真。

こっちがたぶん最初の滝。

これが大きいほうだと思う。

スタート前の安全説明では、滝を落ちる時の姿勢についてしっかり説明される。

ボートのメンバー分けでいっしょになったのは、明らかにアジア人顔なのに、
「どこから来たんだ」と聞かれて、
「オークランド(ニュージーランド)｣と答える女性3人組(韓国系1人、フィリピン系一人。推定)

聞いてみると、オークランド空港で働いているらしい。
うち一人は金太郎のようなたくましい固太りで、チームメイトとして心強く好感が持てる。

ガイドのスコットはテンション高く、ちょっとキレキャラ？

「はい、前漕ぎー。１、２、・・・なんだその漕ぎは！お前たち、ひどいぞ。滝の前にひっくり返りたいのか！」
「後ろ漕ぎー。後ろ、後ろ漕ぎって言ってるだろ！！」
「ストップだ。ストーップ！！！(水を叩きながら絶叫)｣

でもノリがいいのでわかりやすくおもしろい。

滝に近づくと、当然ながら水平線が切れていて、先が見えない。
水が集まって落ちるごうごうとした音が周りの音を消して近づいてくる。

ふわっとした浮遊感の後、一瞬視界が水しぶきで真っ白になる。

無事に通過したあとは、お決まり、みんなでパドルをあげて声を上げる(テンションあが(げ)る)

カイツナ川は川幅狭く、両側は崖でボートからしか見られない景色も多い。
ときおりある緩やかな流れでは、森の中から蝉の声が響いてくる。

※滝落ちは迫力あるけど、しっかりボートの中に座る姿勢になるので自分としては想像よりは↓
もっとガッツリいかせてほしい。

いい川だったけど、下る距離も短いし、時間も短く、ホントに滝がメインのコース。
もっと漕ぎたかったし、遊びたかった。
(個人的な感想です)


当然全身ずぶ濡れになったので着替えて(シャワー浴びられたらよかったんだけどな)、
近くの駐車場で遅めの昼ご飯食べ、日に当たって体を温めながら休憩。


 
その後レッドウッド公園へ。

大きな木々の間の静かな道。

子供連れのお母さんたちも歩いている。

人が小さいってものあるけど大きな木。

地面はふかふかで、陰はずいぶん涼しい。
途中丘の上に上る1時間半のコースをゆっくり歩いた。
とても気持ちのよいところだった。

トイレもグッドデザイン賞。

森の雰囲気に合ったトイレ。の上の部分。

ロトルアの町にもどり、
昨日と同じ韓国料理屋さんで食事をし、
この日もまた湖沿いの駐車場で眠ったのでした。


＊ラフティング情報
会社　Kaituna Cascades
カイツナ川ラフティング一人89ドル(直接予約で10ドル割引あり)

日本人のスタッフもいるので英語が苦手な人も大丈夫。
(安全説明はわかったほうがいいけど、ラフティングって言葉わからなくても楽しめる)
 

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主に車中泊しながらのニュージーランド旅。
できれば、帰国までには終わらせたいと思ってます。
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