2013年7月31日水曜日

満月の夜、カパス島でウミガメを探して。

どうもっ!
私たちは現在ふたたびバンコク(タイ)より、田中(妻)です。

**********

さて、マレーシア・メルシンという小さな町から翌日には移動してクアラ・トレンガヌという町へ。
12時半のバスは遅れて登場し、そこから6時間、着いたのは夜の7時前。
「歩き方」に「のんびりした港町」とあったクアラ・トレンガヌですが、行ってみたら・・・・

(わりと)都会!
 
その日はとりあえず一泊したものの(ま~、この宿探しも大変でした)、「小さな町へ行きたい願望」はやはり続いており翌日にはまたもや移動!

当然のごとく遅れた公共バスに乗って、クアラ・トレンガヌから30分くらいの「マラン」という町を目指す。

バスには外国人もちらほら。「マラン?マラン?」と車掌さんに聞いている。

しばらく走ると、こんな銅像が!


さすが海辺の町・・・。

するとどうやらそこが「マラン」らしい。外国人数名とともに下車。

話してみると、ベルギー人、中国人3人(お父さん・お母さん・娘のファミリーでした)だった。

そしてベルギー人の彼が「君たちもカパス行くんでしょ?」

そう、マランという町は「カパス島」という小さな島へ行く中継地だったのです!

なにも予定なく、ただマランでゆっくりするか~と思っていただけに迷ったけど、まあとりあえず船着場まで一緒に行ってみる事に。

ベルギー人はカパスのダイビングショップで働いているとのこと。

中国人ファミリーは、中国三大都市の「上海」・「北京」・そのあとひとつの都市(聞き取れなかった)に住んでいるらしい。お父さんは英語上手で積極的。

なんとなく寄った市場でマンゴーを1キロ買い、
 
市場で見たウミガメの卵!(卵もウミガメも捕るのは禁止されています)
 
なんとなく一緒に船着場へ行き、

そして、

なんとなくカパス島へ。


ガンガン飛ばすスピードボート(往復2人で80RM)に乗って、カパス島に上陸っ!

宿はKBCという感じよさげなところがいっぱいだったので、その隣のとこへ。

1泊40RMでトイレ・シャワー共同。

宿についたときに隣の隣にいた西洋人カップルに「ここ、ねずみが出るからきをつけて」との忠告を受ける。

荷物を置き、とりあえず海へ!!

このカパス島、海がすんごいきれい。

透明度が高く、「アクアマリン」という宝石に似たかんじの色です。

波もおだやか、泳いでる魚が見える。
が、少々くらげがいるらしくみんなちょっと泳いでは砂浜で体を焼いていた。

私たちも泳ぐのは一旦止めて、カヤックに乗ることに。

久々の舟を楽しげに漕ぐ夫。舟の上から見る海はまた格別!
さんごがいっぱいの海にはカラフルな小さな魚が泳いでいて、それが船の上から見えるほどの透明な海なのです。
 
 
食べたマンゴーの皮を餌代わりに海にまくと魚がいっぱい集まってきました。
 
 

夕暮れ時も最高!
夕飯は宿の隣のKBCのレストランで。混んでいてけっこう待ったけどボリュームあっておいしかった。
で、帰ろうとするとそこのオーナーのハンズが「日本語を話せる白人男性がいるんだよ!ちょっと待ってて!」とわざわざ呼んできてくれた。

それがウェインさんとアヤさんというカップル。
オーストラリアに住んでいるという二人は、旅好きらしく、貨物船に乗って地球一周したこともあるらしい。
うらやましいつ!

聞けばもう1人日本人の「アキラさん」という人もいるらしく、3人は仲良くてもう9年くらいカパスに毎年来ているらしい。

夜遅くまで話して2人と別れたあとに、満月の光が満ちている島を散歩しながらウミガメを探す。

誰もいない砂浜は静か。

ウミガメは見つからなかったけど、すばらしい夜でした。

あ~~~~カパスいいな~~~~!

で、部屋に帰った私たちを待っていたのは、「ねずみ」でした。
(バッグをかじられ、中身を引き出されていた)

くううううううううううううっ!

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2013年7月30日火曜日

小さな町へ行きたくて。

 どうも!
朝起きたら蚊に9ヶ所かまれてました、田中(妻)です。
そのうちひとつは目じりです。はじめてです。

現在、タイのパンガン島!

**************

さて、おそろしく物価の高いシンガポールで夜景を楽しみ、コンビニ外食を楽しんだ(楽しむよりほかなかった)私たち。

すばやすぎる移動ですが、その翌日にはまたマレーシアへ戻ることに。


だって高いんだもの。



シンガポール・マレーシア国境の町、ジョホール・バル行きのバスに乗って、シンガポール出国→マレーシア入国。

バスに乗ったり降りたりして無事手続きも終了。


ジョホール・バルのラーキンバスステーションに着いたら、そこからまたバスに乗る。

そう、これから私たちはまた、タイへ向けて北上するのです。

ただし今度は行きと反対側の、ジョホール・バル~コタ・バル~スンガイ・コーロク(タイ)のルート。

まずはジョホール・バルからほど近い、メルシンという町へ。

実は、ジョホール・バルに着いてややがっかりしたのはここが思っていたより大きな町だったということもあるのです。

私たちはどっちかといえば、ひなびた小さな町が好きなほう。

とくに私は生まれ育ったのも小さく辺鄙な町なので、余計にかもしれません。

メルシン行きのバスはシートが大きく、前後の間隔もゆったりの豪華なバス!
マレーシアでも結構バスに乗ってますが、ベトナムと同じくらいいいです。

が、結構飛ばすので小さなアップダウンを通るたびに常にふわんふわんした乗り心地。
まあちょっとしたアトラクションでしたね。

海沿いを走って、約2時間半後。

メルシン到着!

 
バスを降りたらすぐに、運転手にフェリー会社のオフィスを案内される。
そう、ここメルシンからはティオマン島へのフェリーが出てるんです。

でも先ほども言ったとおり、私たちが求めているのはただの「小さな町」

なので「島には行かない」というと

「え?行かないの?
じゃ、何しに来たの?


的なことを言われました。

メルシンは2時間あれば歩いてまわれるほどの小さな港町。

例のごとく歩き回って安宿を探しまわり、ようやく宿を決めた私たちはとりあえず夕飯に。

レストランもそんなに数がなく、町は静か。空には飛び交うツバメの羽音が響く。



静かにくれてゆく日の入り時に中華料理屋のプラスチックイスに座ってのんびり過ごすひととき。



把握できるだけの風景の安心感。

あ~メルシンいいな~~~~~。



食事後に散歩した船着場から見た月はとてもきれいだった。

 
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2013年7月29日月曜日

コンビニ、買い食い、シンガポール

シンガポール

夜遅くにセブンイレブンで弁当とカップ麺を買って食べた。


マレー料理の一つ、ラクサ(のカップめん)。
なぜ、こんなことになったのか。

 

僕らは、この日、マラッカからジョホールバルへ移動し、一泊する予定でした。
しかし、ジョホールバルに着いて宿を探すも、なかなかいいところが見つからない。

もう、シンガポール行っちゃうか、と急きょ予定を変更。
国境越えのバスはどんどん出ている。

出入国の時にはバスを降りて手続きをするのだが、
手続きを済ませてバス乗り場に降りていくと、
次々にバスがやってくるのでそのどれに乗ってもよいというシステム。

週末の夕方で車が多く、シンガポール街中のバスステーションに着いたのは夜の8時頃だった。

もうあちこち探さず近場の安宿(と言っても東南アジアの他の国に比べるといい値段する)に荷物を置いて夜の街へ。


お決まりのマーライオン、


ガッカリと思って行くとそんなにガッカリしないんじゃないかな。

ソフトバンクのCMなどでおなじみのマリーナベイサンズ、

光t音のショーやってました。毎晩?

ドリアンっぽい形のドーム(僕らはドリアンドーム通称DDと勝手に呼んでいた)
ドリアン感の伝わる写真ないので画像なし。

マーライオンのところに行けば視界に入るはず。

ラッフルズホテル。
豪華、の一言。
(近1代シンガポールの基礎は19世紀初頭にこの地を訪れた東インド会社のスタンフォード・ラッフルズによる開発計画で築かれたそうです)

橋の下まできれいな都会。

こんなにきれいじゃ逆にくつろげない。

シンガポールはゴミを捨てたら罰金と言う話だが、それでもゴミは落ちている。
クリーンとかグリーンとかいっても、規則だけでは人の、行動は律せない。
捨ててもいいと思っていれば、見つからなければいいとゴミを捨てるだろう。


そんなかんじで街をぶらぶらしていたら、晩ごはん食いっぱぐれてしまったわけです。
宿の近くで、遅くまで開いていたのはファーストフードかコンビニくらい。

 

でも、コンビニで買い食いするのも、なんというか都会っぽいのでよしとしよう。
 

 
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2013年7月28日日曜日

マラッカ・海峡の光

現在は再び(三度め)タイに戻ってきております。
ブログとの時差が一週間くらいあるので、巻いていきます。


クアラルンプールからマラッカへ。
バスはもう15分ごとくらいに出ている。

とりあえずパンを買って10時半のバスに乗ったが、車内は飲食禁止だった(ラマダンのせいかな?)
バスは順調に走り、12時過ぎにはマラッカに到着。

市内バスに乗ってマラッカの中心部へ。
バスターミナルでカードをもらったTraveler's planetという宿へ行き、きれいで良さそうだったのでチェックイン。

あまり休まずそのまま街歩きへ。
観光でまわるようなところはかたまっている。

「民族と美の博物館」、
ぐるっとまわって丘の上の「セントポール教会」、
「スタダイス(旧オランダ総督府)」、
「アートギャラリー」、
「中華街」
と見て歩く。

中華街に私設の図書館があったので寄ってみる。
(妻は図書館司書だったので、図書館には興味がある)

愛想のいいおばあちゃんの屋台でご飯を食べる。

古い町並みがそのまま残った街並み。
駐車場がなくて、道に車がズラッと停めてあって歩きにくいのが少し残念だが、暮らしている人がいるのだからしょうがない。

夕方にもう一度丘に登る。


マラッカ海峡という言葉で、昔読んだ「海峡の光」(辻仁成)という本のことを思い出した。
本の内容とマラッカはまったく関係ないけれど。

今旅をしながら、昔のことを思い出したり、先のことを考えたりする。
それってもったいないことだろうか。


海峡は交通の要衝。
狭まった海は渡られる。
海を渡ればもうそこは違う国(インドネシア)

海峡の光が見える前には丘を下り、宿に戻った。




今日はネット環境により写真はありません。また今度あげるかもしれません。
*情報
・バス(K.L→マラッカ)
 TBSバスステーション(電車BandarTasikSelatan駅隣)から、いろんな会社のバスが出ています。
 9~12RMくらい。(1RM=約30円)

・マラッカの宿
 Traveler's Planet
  ダブル35RM(トーストとコーヒーの朝食付き)
 共同スペースでゆっくりできます。

 周辺にもたくさん宿はあります。



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2013年7月27日土曜日

再びバスの旅、

ペナン島を出た僕らは、マレーシアの首都クアラルンプールを目指すことに。

フェリーは島に渡るときに料金を徴収する仕組みらしく、島から乗るときにはお金を払うところはない。

船を降りて鉄道駅へ行ってみるが、いい時間の便がなく、駅自体も開いていない。

バス乗り場へ行くと、

「クアラルンプール、バス、今、5番」

と単語(日本語)で勢いよく攻められ、すぐにチケットを買ってバスに乗り込む。

再びバスの旅の始まり。

今にも出発しそうに言っていたのに、しばし人を集める。

バスは高速道路をすごい速さで飛ばす。
景色はもちろん違うけど、道はきれいで日本の高速のよう。

3時間半ほどでクアラルンプール郊外のサービスエリアに停まり、
そこでギシギシいう古いバスに乗り換えて市内のバスターミナルへ。

思っていたよりもずいぶん早く着いた。

少し休んで、夕方から町を歩く。
車は多いけど、歩道も信号もあって歩きやすい。

夕暮れのK.Lタワー。
 
夜空に浮かび上がるペトロナスツインタワー。


僕はちょっと低くても、孤高のK.Lタワーのほうが好きです。

夜の街の空を散歩するラクダ



クアラルンプールは大都会。



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2013年7月26日金曜日

おフランスのお友達


ジョージタウンは中国系の人が多い街。

地元の人で込み合う食堂でワンタン麺を食べたとき、合席したノノ(フランス人)がおもしろい。


彼は東南アジアをあちこち回っているようだが、パンについて大変不服らしい。

タイで売っているクロワッサンについて


「あんなのクロワッサンじゃないよね!」と熱く語られる。
 

「そうだね」とは言ったものの、僕はパンについてこだわりないので熱くはなれない。

きっとフランスのパンは感動するほど美味しいはず、と期待が膨らむ。


話題を変えて、ヨーロッパのことを聞いてみる。
「スイス?なんにもないよ。退屈だよ。フランス人がスイスに行くのはお金がいいから仕事のためだけ(山とか好きな人は行くかもしれないけどね)
 

「ドイツ?ドイツ人は朝からソーセージとか食べるんだぜ。信じられないよ」

などど、その国の人が聞いたら怒るんじゃないかと思うようなことをバンバン言う。
でも、「あくまで僕の意見では、」と付けるのを忘れないくらいの良識の持ち主ではある。


逆に彼が日本のことについて聞いてきた。
「日本人はマスクをするのが普通なの。電車の中でマスクをしている人がたくさんいるのをテレビで見たけど、怖すぎるよ

フランスでは、マスクをしていたら浮くらしい。
気を付けよう。


そんな彼は、弁護士になるコースの大学生。
「今日ちょうど、履修科目決めないといけない日なんだよね。ものすごいストレスだよ。友達に任せてあるんだけど確認だけするよ」
と言って、宿に帰っていった。

彼が「朝からソーセージ食ってるやつは有罪!」などと言わないことを願う。


ちなみに彼は日本の漫画が大好き。
パリでオススメの場所を聞くと、
「美術館はたくさんあってもちろん行くべきだけど、日本の漫画が読める場所があるんだよ
と紹介してくる。

うーん、まあそこはいいかな。フランス語読めないし。
 

 
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2013年7月25日木曜日

この世の「極楽寺」にて。

どうも!
日本も夏ですね。みなさん日に焼けてますか?
冷たいそうめんが食べたい田中(妻)です。

*******

さてさて、ペナン島・ジョージタウンに来た我々。

世界遺産にもなっている町並みは、趣があってとても素敵。

中国からたくさん人が移住してきたので、中国風の建築物が多い。
壁に、建てられた年が書かれているものも。

街中にはいろんなところにアート作品が。


気づかず歩き去る夫。

ぶらぶら歩きながら、朝ごはんは中華料理店にてお粥や肉まんなど。

中国系マレーの人々は朝はお茶を飲みながら点心やお粥を食べつつ、友達や家族とゆっくり過ごすみたい。いいなあ!


バスターミナルから204番の市バスに乗って、ペナン・ヒルへ。

頂上から町が見下ろせるとのことで、期待してケーブルカー乗り場へいく。

が、ね・・・・・・・・・・

値上げしている!!!!!!


またもや。「地球の歩き方」さん、しっかりしておくれよ。

だって歩き方には「4RM」と書いてあったのに行ってみたら「30RM」ですよ?
 2人乗ったら60RM!?

一晩40RMの宿に泊まっているのに! ?


よし、やめよう。

 ということであっさりやめて、ペナン・ヒル近くの、第二の目的であった「ケッ・ロク・シ(極楽寺)」へいくことにした。

極楽寺。
日本で友達と「楽園の極楽米」というお米を作っていた夫には無視できない名前。
(ちなみに友達は「楽園」の「園長」、夫は「副園長」。自然いっぱいの町で、すんごいおいしいお米を作ってます )

こんぴらさんへ行く道みたいな階段の参堂を通っていくと・・・

出ました!!!!!
遠くからも見えます。
すごく広い!そしてカラフルでちょっとしたテーマパークのようです。

入るとまず、亀が大量に住む池が。

群がる亀に餌を全力で投げる女の子。


さらに進むと中国式のお堂があり、ちょっとそこで世界平和などを祈ってみたり。

もっと進んで白いパゴタに登って、ジョージタウンの町並みを眺めたり。
大きなビルもたくさんあります。

ちっちゃなケーブルカー(これは片道2.5RM)に乗って、巨大な観音像を眺めたり。


こんな見所満載の極楽寺はパゴタ以外はタダなんて!
 (観音像へは歩いても充分あがれるので)
なんてすばらしい。

反省して!ペナン・ヒル! 

歩き回って宿に帰って昼寝、そこからネットしてたらもう夕方!

しまった!お寺に行く時間がない!
っていうか忘れてた!

「わかってると思ってたから声かけなかったのに」と怒る夫。
ちょっとした言い合いになったりなんかして・・・。




もう!反省して!私!!!!


趣ある古い建築様式のお寺やモスクを外から眺め、「同姓一族の桟橋」へ行き、
小腹が減ったのでリトル・インディアで揚げたてのサモサをかじる。


いろいろあっても結局、一日の終わりにおいしいものを食べたらそれで幸せという

小物な私でした。


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道に迷うことにおいての天才。


ハートヤイ(ハジャイ)に一泊した僕らは、特にこれと言ったこともせず、宿でもらった地図を見ながらただただ街を歩き回った。

ムスリムの女性たちはいつもこんな布を被っています
ハジャイ名物・ツバメの巣のお店
 
マーケット、モスク、中国風のお寺、時計台、噴水、きれいとは言えない水路、広場で何かわからないが集まって声を上げる人々。

翌日にはマレーシア行きの列車に乗る。


6時にチェックアウト。
早速、駅に行きチケットを購入する。

南タイは爆発事件などがあったようで、警備が厳しいです


国際特急でマレーシアのバタワースまで。

1時間遅れで列車はやってきた。

冷房の効いた車内は寒いくらい(エアコン付きの車両に乗ったのは初めて)。

国境駅でみんな荷物を持って降りて、出入国の手続き。
オーバーステイしている人が何人かいて、別室に連れて行かれるも、お金を払って解決。

しかしおじさんが1人
「オーバーステイ、ノーマニー、ゴーバックタイランド」
と言われ、違うホームに連れて行かれていた。

国境を越えるときはまだちょっと緊張する。

国境ってなんでしょう。


再び同じ列車に乗り込みマレーシアを走る。
景色が急に変わるわけではないが、街にはモスクがあり、今まであまり見なかったインド系の人が増えたし、線路がきれいになった気がする。


そんなことで、違う国に入ったんだな、と感じる。

バタワースには定刻通り着。

タイ国鉄の遅れを、マレー鉄道が取り戻した。


看板に従って駅と隣接するフェリー乗り場に行くが、マレーシアのお金を持っていなかったため、戻る。
ATMでお金を引き出し、屋台飯でお腹を落ち着け、フェリーに乗って対岸のペナン島へ渡る。

船を待つ人々

船を降りて歩いて宿を探す。
暑い中バックパックを背負って歩くとすぐに汗だくになる。

「そんなに疲れた顔しないでよ」と妻に言うと、
「どんな顔したって、私の勝手じゃん」と言われる。

まあ、それはそうだ。

**
ちなみに、誤解の無いように言っておくと、宿に厳しいのは妻のほうで、僕が妻をあちこち連れまわしているわけではありません。
1人が荷物を見ている間にもう1人が宿を決めてくる、という作戦は、僕らの場合あまりうまく行きません。

なぜなら、
・僕が宿を見に行って決めた場合、妻が気に入らない場合がある。
 (僕は宿の基準が低い)
・妻が宿を見に行った場合、帰ってこられなくなる可能性がある。
 (妻は道に迷うことにおいての天才)

なかなかうまくいきません。


**


・宿情報
 Star lodge(星旅宿)
 ファン・ツイン(トイレ・シャワー付き)で40RM。部屋はきれいで、スタッフは丁寧・親切。
 
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2013年7月23日火曜日

夜行列車は僕の憧れだけを残していった。


僕は、夜行列車に思い入れがあって、乗ることを楽しみにしていた。
前回ベトナムでは、チャンスはあったけれど乗らず、夜行列車は僕の憧れだけを乗せていった。

でも憧れが現実になると、あるのは現実。

僕は夜行列車に乗った。
実現された憧れは、どこにいくんだろう。


意味分からないこと書いてすみません。
特に深い意味はないです。

僕の乗った寝台車の様子をレポートします。

**
列車は予想通り(昨日と同じく)1時間ちょっと遅れて18時過ぎにフアヒンに来た。
毎日遅れるなら、もう時刻表変えたらいいと思う。

僕らの乗る14号車(2等寝台)は、最後尾の1等寝台車の一つ前。

(前のほうは普通のボックス席の車両が並んでいる。
ここに乗ってる人たちはそのまま朝まで乗ってるのかな?)

乗り込むと座席はまだ普通の状態。
今夜上下関係になる人と向かい合って座る。

 
ちなみに僕は進行方向と逆向きに座り、夜は上になる人。

19時も過ぎ、すっかり暗くなったところで、係りの人がやってきて手際よく座席を寝台に変えてくれる。

無駄のない動き

 僕の知ってる日本の寝台列車と違って、進行方向に向かって体を伸ばす形。

上段も思っていたより狭くはなく、座って本を読んだり、パン食べたりできる。

小さい妻はかなりリラックスできたようです。


時折、物売りの人が通路を歩いていく。

車内の電気は消えず、カーテンの隙間から光が入って少し明るい。
考えごとは、ガタゴト揺られてまとまらない。



夜行列車は楽しい。
**

列車は2時間ほど遅れて、ハートヤイ(ハジャイ)の駅に朝の8時ごろ到着。




・情報
 フアヒン→ハートヤイ(急行)
 2等寝台(ファン) 上段 479B
 

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2013年7月22日月曜日

王室リゾートでまったり。(フアヒン)

 どうも!
旅に出てる間に妹が結婚しました、田中(妻)です!
リアルタイムはシンガポール!



*********

さて、「王室リゾート」と言われるフアヒンで一泊した私たち。

せっかくなので朝からビーチへ。


青い空、白い雲、穏やかな波・・・・・・。


しかし、ほとんど誰もいない。

ローシーズンのせい?

西洋人2人、それに観光客を乗せる馬とおじさんが何組かいるくらい。

馬とおじさんは砂浜を往復し続けている。

「馬に乗る?モンキーパーク行く?」
入れ替わりおじさんが聞いてくれるがその度に断る。

始終うつむき気味の馬と陽気なおじさん

どのおじさんも押し付けがましくもないかんじで、「あそ、乗らない?あ、クラゲが出るから気をつけて」と教えてくれたり。


あ、せっかくなので夫のサービスショットを載せておきます。

ヒルトンをバックにした渾身のショット!
(夫が見たら削除されるかもしれないので、貴重な?一枚です)

「絶対焼かない、ALLIE!」とか言いたくなる写真

ビーチの帰り際には、市場で朝ごはんを買って帰る。

手前のえびは1キロ500B?(1500円くらい)大きくて新鮮そう
丸焼きの鶏肉をすばやく丁寧に切り分けるおじさん

午後は荷物を預けて、

乾かない水着をカバンの上に広げたまま、ネットができるカフェでまったりと。

そんなこんなで、あっという間に夕方。




さあこれから


生まれて初めての、


夜行列車に乗ります


きゃーーーーーーーーーー!!!!!!


そう、次の目的地はマレーシアとの国境の町、「ハートヤイ」。


少し小雨の降る中を 夜汽車に乗って二人、


 
新しい町へ。





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2013年7月21日日曜日

旅情がパンツで台無しだ。



「旅情」という萩原朔太郎の詩が好きだ。

ふらんすへ行きたしと思えども
ふらんすはあまりに遠し

というやつだ。

ゴトゴトと進む各駅停車の汽車の中は、地元の人でいっぱい。
近くの市場へ売りに行く食べ物や野菜などを持ったおばちゃんたちでにぎやか。



田園地帯を汽車は走る。
田んぼで働く農民。
水面には空が映る。



隣の席の笑顔の親子。
子どもが窓の外を指差して、なにか言っている。

「ほら、お父さん、下にも空が見えるよ」
「本当だ。きれいだねえ」
きっとこんな会話をしているんじゃないかな。

車窓を眺めたり、居眠りしたりしているうちに汽車は街に着いた。


遅れると聞いていたけれど、バンコクには定刻通り12時過ぎに到着。
駅の窓口に行って聞いてみると、ちょうど13時発のフアヒン行きの急行があり、それに乗ることにした。


**
駅弁代わりに買ったパッタイ(タイ風焼きそば)を食べながら、窓の外を眺めていると妻が言った。

「せめては新しき背広を着て
 気ままなる旅にいでてみん

 って朔太郎先生も言ってるよね。
 やっぱり旅に出るときに新しいパンツは必要なんだよ。」

出発前の「パンツをめぐる論争」のことをまだ根に持っていたようだ。

いやいや、行きたいところに行けないかわりに、せめては新しき背広を着て、ってことでしょ。
僕たちは行きたいところに行くんだから、パンツくらい妥協してもいいじゃない。

そんな話で、せっかくのセンチメンタルな僕の旅情が台無しだよ。
 
通路をひっきりなしに物売りの人が通る。
海は見えなかったけど、反対側の夕焼けがきれい。



汽車が田舎道をゆくとき僕たちはふたり、楽しいことを考えていた。
**

汽車は1時間ほど遅れて18時ごろフアヒンに着いた。
今日は1日中列車に揺られていた。


***
 亡くなって50年以上経ち著作権的には大丈夫らしいので参考までに載せておきます。

「旅情」 萩原朔太郎

ふらんすへ行きたしと思へども
ふらんすはあまりに遠し
せめては新しき背廣をきて
きままなる旅にいでてみん。
汽車が山道をゆくとき
みづいろの窓によりかかりて
われひとりうれしきことをおもはむ
五月の朝のしののめ
うら若草のもえいづる心まかせに。

***

・情報
 アランヤプラテート→バンコク
 6時40分発(12時5分着)/もう一便1時55分発があります。
 48バーツ(各駅停車)

 バンコク→フアヒン
 13時発(17時14分着)実際は18時過ぎに着。
 94バーツ(急行)/各停は44バーツ?


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