2013年7月17日水曜日

お米の値段

 
カンボジアの米どころバッタンバンにやって参りました。
ちなみに現地の人はバットンボーンと発音するので、バッタンバンと言ってもあまり通じないです。

ここのお米は美味しいのか?
と言っても、比較するほど他で米そのものを食べてないです。
(炒飯とか調理された状態で主に食べていたので)

まあ、いってみましょう。

食堂で500リエル(10円ちょっと)。


2000リエル(約50円)で鍋いっぱい。

2人でおなかいっぱい食べられたのでたぶん2合分以上はあると思います。
(1人で3合とか食べてたころとはもう違います)

他のところより同じ値段で出てくるご飯の量は多い気がします。
味は、香りはあまり感じられないけれど、パサつくかんじはなくて美味しいです。
 
わかったようなことこと言ってますけど、僕は地元のお米コンテストで試食をして、自分のお米が当てられなかったくらいの舌の持ち主です。

ちなみにこの時のご飯のおかずは餃子です。
思っていたより中国系の人が多くて中華料理がたくさんあります。
カンボジア人もたくさん来ているローカルな食堂なので、地元の料理食べろって怒らないでください。


ついでに市場でお米の値段を聞いてみました。
量り売りで1キロ50~100円くらい(大量に買えばもう少し安くなるはず)。
お米の値段も色々なのでもっと高いやつも安いやつもあると思います。


ところで、僕は日本で農業をしました。
お米の直販もしていたのですが、「(値段が)高い」と言われることがよくありました。

玄米30kg1万円がベースで、精米したり、小分けにしたりするとその分少し割高になるっていう価格設定だったんですが、高いですかね?

確かに、価格だけで言えば、量販店などでもっと安いお米もあります。

でもちょっと考えてみてください。
去年か一昨年くらいに僕が見たデータでは、日本人一人当たりの年間お米消費量は60kg位まで減ってきていました。(パンとか麺とかの消費量が増えている)

そうすると、例えば30kg1万円で買ったとしても、1年分のお米が2万円で買えてしまいます。
アルバイトでも数日働いたら1年分のお米買えます。
それって高いですかね?

お米1合は180cc、重さにしたら約150gなので、30kgで200合。
茶碗1杯分って30円くらいなもんです(茶碗の大きさにもよりますが)。
それって高いんでしょうか?

1万円で買えるいろいろな物。
それぞれの価値観。
高いと言われるたびにそんなことを考えていました。
(お米の値段のことから思い出してしまいました)

自己中心的な考えで、すみません。

僕らが旅にお金を使っているのだって、周りから見たらバカみたいって思われているかもしれません。


**
東南アジアを旅してきて、
エンゲル係数は確実に日本よりも高いだろう、と感じました。

生活するための必要経費(の割合)が大きいと思います。

日本では、相対的貧困層に入っている僕らでも、こうやって旅をすることができています。
そういうことを考え出すと、搾取とか、格差とか、そんな言葉にぶつかります。

通り過ぎるだけの僕たちが、当事者意識もないままに、かわいそうとか、うらやましいとか、そんなことを思うのは自分勝手。

また自己中心的な考えです。
**


感じたことを断片的にですが備忘録として書きました。
不快に感じた方もいらっしゃるかもしれませんがご容赦ください。

 
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