2013年4月30日火曜日

少年の夢

僕たちは、ポカラではずっと同じ宿に泊まっている。
トレッキングに行く前と帰ってきてからあわせると、一週間以上滞在していることになる。

毎日、宿で働く少年と少しずつ話をする。

僕はネパール語を話せないし、彼は日本語を話さないので、英語で話すことになる。
お互い英語は得意ではないので聞き返したりすることも多い。

彼の名前はSumit。少しシャイなかんじの17歳だ
 
 

はじめは宿の子供かと思っていたが、家は1時間ほど離れた村で、住み込みで働いているそうだ。

毎朝早くから掃除をしている。
そして洗濯。
日中はゆっくりしているが、買い物に行ったり、料理をしたり仕事はたくさんある。

そんな彼の夢は、20歳になったら外国に行くこと。
「この国しか知らないから、他の国に行ってみたい。まだどこの国に行きたいかは決めてないけど、日本にも行ってみたいな」
そう言って、以前宿に泊まった日本人からもらった写真と手紙を見せてくれた。
(YokoさんとAzusaさん、まさかこのブログをみてないとは思うけど、彼がよろしくと言ってましたよ)


Sumitと話していて、山で会ったポーターの少年のことを思い出しました
 

彼の夢は、ガイドになってお金を稼いで、いつか自分の宿を開くこと。
「僕はここが好き。宿にいろんな国の人が来てくれるのが夢さ」


彼らがどのくらい真剣にその夢のことを話していたのか、
その夢を実現するのがどのくらい難しいのかはわからない。

でも夢を持って、語れるのはいいことだなと思った。


僕の夢はなんだろう。
(僕はもう少年というには歳をとっているけど)

この世界旅行も僕の夢のひとつ。


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2013年4月29日月曜日

Mr.ガンガ、Ohネパールよ!(その2)

どうも。
前回からの続きをお送りします、田中(妻)です。


「寒い」といいながら半そでで帽子をかぶる愉快な(?)ガンガ。

彼はすこし日本語ができます。

知っている日本語は、

「じゃがいも」「ゆっくりゆっくり」「はい(相づち)」

そして「はらへった」。

雨の日も歩き続けます。ふう


特に「はい」は会話中頻繁に使っていた。

あまりおしゃべりでないガンガは夫が、

(とうもろこし畑を見つけて)「CORN!」と言っても、

「はい」

以上である。

なんなら「とうもろこしで何を作るんですか?」(英語で)と聞いたときでも、

「はいはい」

である。

質問なのに!

まあ、これはいつもじゃないけど。

ちゃんと会話になるんですよ、たいがいは。

日本語や日本への興味があるガンガに、夫は日本語を教え、

かわりにネパール語を教えてもらいました。

夫「私の名前はガンガです」

ガンガ「ワタシ ノ ナマエハ ガンガデス」

夫「in Nepalie?」

ガンガ「メル ナム ガンガ ホ」

夫「メル ナム タナカ ホ」

そうそう、とうなづくガンガ。という感じで、日々歩いている間も、

山小屋での空き時間も、日本語&ネパール語教室は続きました。

「外国へ行ってみたいけど、お金がない。高い」

「もし、君たちがHelpしてくれたら行けるかもしれないんだけど・・・」と

いうようなことを少なくとも二回は言っていました。

私は、なんといったらいいかわからなかった。

離婚して、子どももなく、独身41歳のガンガ。

21年ガイドをしてきて、日に焼けて真っ黒で、同い年の日本人と比べると

41歳にはちょっと見えない。

山をずっと歩いてきたから、どの村にも友達や知り合いがいる。

そんなベテランガイドの彼が、10も年下の私たちに援助を頼むなんて

嫌だろうに。

どんなに仲良くなったとして、ツーリストはやっぱり豊かな国から来たお客さんで、

旅を終えたらまた、自分の国へ帰っていく。

ネパールの人たちは彼らを迎えては、商売する。

小さい子どもたちは、私たち外国人を見ると、

「sweets!sweets !」と手を差し出す。

戦後の日本人がアメリカ人に「Give me!Chocolate」と言ったように。



山の奥の急な斜面に、腰掛けるように建つ家々。

そんな集落がトレッキングコースにはたくさんあって、1時間も歩けば村にあたり

お茶を飲んだり、水や食べ物や、泊まることもできたりする。

歩いてしか行けない家もたくさんあるのだ。

荷物はロバや馬が運び、 人々は裸足にサンダルで真っ黒な足をして、ひたすら歩く。

一生よその国になんて、へたしたら自分の村からも出ない人だっている。

でも、だからといって「かわいそう」と勝手に同情して、自分の持っているものを

そっくり分けるのが良いことだとも思えない。

まったく勝手な考えだと思うけど、

私は今回の自分の人生が、日本人として うまれて生きているだけで、

ひょっとして次の人生というものがあるならば、

この山々の村の人としてうまれてきたりするのかもしれないと思ったりする。

つまり、どこにうまれて育つかなんて誰にも選べないし、

そしてそれはじつは、大したことではないのかもしれない。

トレッキングを終えて、ガンガに少しのチップと、ピザとコーラをごちそうし、

初日からずっとほしがっていた万歩計(私たちはもうひとつもっていたので)を

プレゼントした。

「もし君たちの友だちがトレッキングしたければ、私に連絡してくれ」と

連絡先も書いてくれた。

無口だけどやさしくて親切で、たまにおもしろいガンガ。

ブログを読んでくれているみなさん、もしネパールでトレッキングしたくなったら、

彼を紹介します、いつでも言ってください!

やっぱり美しいネパールの村





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2013年4月28日日曜日

Mr.ガンガ、Ohネパールよ!(その1)

どうも。
久しぶりです。ネパール式トイレにも慣れてきた田中(妻)です。


さて夫がだいたいトレッキングについてのあらましをお伝えしたので、

まあ私からなにかいうこともないんですけれど、

いろいろ思うことあったので少し。


私たちのトレッキングのガイドをしてくれたのは、Mr.Ganga Tamang。

仏教徒で、カトマンドゥ周辺に育った村があるというガンガは、名前から想像するに

たぶん「タマン族」だと思う。

背は低いが、ガッチリして力強い色黒なおじさんです。

そんなガンガとの出会いは、知り合いから紹介されたガイドのマネージャー、

Mr.シャムを通じてでした。

リゾートホテルも経営しているというシャムは、パリっとしたシャツを身につけ、

高そうな時計を巻いている、やり手のお金持ちネパール人、といった感じ。

シャム・ガンガ・そしてその日はなぜかシャムの息子も一緒(シャムにソックリ!)

シャムは出会ったはじめから「タナカ」(Mrなし)と呼びすて?でした。

以下、シャム・ガンガ・夫のやり取り。

シャム「紹介しよう、彼が君たちのガイドMr.ガンガ・タマンだ。それと俺の息子だ」

夫「はじめまして、よろしく」

ガンガ、笑顔でうなづく。息子「なぜ俺はこんなところに」といった感じ。

シャム「今回のガイド料だが、○○○(知り合いの名前)から、タナカは

Good friendsだと聞いている。一日1300ルピーと言ったが、1200でどうだ?」

夫「1200?うれしいけど、あなた(ガンガ)はそれでハッピーなの?

もしそうじゃないなら、これからガイドしてもらうのにお互いにハッピーに

過ごせないんじゃないかな?」

ガンガ、微妙な笑顔。どうやらハッピーではないらしい。

シャム「いいんだ、○○○からよろしくと言われてるんだし」

夫「でも・・・」

というようなやり取りが続いたあと、シャムはしびれを切らしたように

シャム「OK、タナカ!1300だ」と言った。

それから持ち物や、コースの確認をした後「じゃ、タナカ、もういいかな?」と言って

シャムたちはそそくさと帰っていった。シャムのピカピカの良い車に乗って・・・。


そしてトレッキング当日。

ガンガには私たちの荷物の入った大きいバックパックを持ってもらい、

夫はガンガの荷物を、私は貴重品の入ったリュックをそれぞれ背負い、

出発した。

足元はトレッキングシューズだが、ズボンはスラックス、上はやぶれたTシャツの上に

「ヤッケ」という格好のガンガ。

ロバ通過待ち


最初の日、次の日と雨が降ってかなり寒かったのだが、ヤッケを脱いだ彼からは

北斗の拳のように湯気が立っていた。

山小屋について半そでのガンガはさすがに「寒い寒い」といって、

ガイドの寝る部屋に何かを取りに行ったので、

さすがに長袖に着替えるんだろうと思ったが、なぜか彼は

「帽子」をかぶって半そでのまま出てきた・・・。


と愉快なガンガの話、長くなったので次回へ続きます!


おまけ「寝る犬シリーズ」
いくら雨だからって・・・!ハラハラしながらその横でお茶をのみました




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2013年4月27日土曜日

朝立ち日記(アンナプルナトレッキング②)

おはようございます。
田中は今日も元気です。

*朝立ち
①朝早く旅立つこと。例 「習はぬ旅の朝立ちに」(平時物語)
(②朝方に降るにわか雨)
出典:広辞苑

(違う意味を想像して眉をひそめたかた、違いますよ)

というわけで、トレッキング中は毎日朝立ちです。

ちなみに三日目からは天気は回復してくれましたが、夕立が降りました。


前置きはこのくらいで後半いきます。
(僕の日記から抜粋してそのまま書いてますので、おもしろくはないかもしれません。雰囲気を感じてもらえれば)

4月23日(トレッキング3日目)
タダパニ→ゴレパニ

5時半ごろ起床。
雲はあるが、晴れている。
見晴らしの良いところに登って山を眺める。
少しずつ雲が晴れて、昨日は見えなかった高い山が見えてくる。

荷物を運ぶ馬の隊列が、首につけた鈴の音を響かせながら通り過ぎていった。

朝食をすませ、7時半出発。

今日はアップダウンがかなりある。
まず谷まで下って、対岸を登り返し、また少し下ってから、川沿いをずっと登っていく。
しゃくなげの花がきれい。



川から離れて急な石段を登るとDeulari(峠という意味らしい)に着いた。
標高3180m。

そこからは、おおむね下り。
Gorepani手前の長い下りはちょっと足に応えた。

今日も昼には到着。
雪をかぶった遠くの山も見えていたが、途中からは雲が湧いてきた。

なかなかすっきり天気に恵まれない。
4月はまだ乾季のはず。
たくさん人がいるので、晴れ男(女)もいると思うんだけど(雨男(女)のほうが多いのかな)。

咳が出て鼻がぐずぐずするが、体は軽い。
地下足袋も好調。

19575歩


4月24日(トレッキング4日目)
ゴレパニ→ティルケトゥンガ

5時に起きて空を見るが、雲が多い。
山が見えることを期待して、Poon Hillまで登る。

頂上にはたくさんの人が来ている。
アンナプルナには雲がかかっていたが、少し待っていると、マチャプチャレ、ダウラギリの山々が見えてきた。



宿に戻り準備をして、8時半ごろ出発。

しばらく石段を下り、その後はゆるやかに下っていく。
小さな川を何度か渡り、Banthantiで休憩。
休憩中はだいたいお茶を飲む。

ガイドさん曰く、
「お茶を飲んだら、みんなが(お店の人とかも)ハッピーなんだよ」
トレッキングのお客さん相手に商売している人もいる。
そして、そういうお店があるから僕たちも身軽に歩けるという面もある。

Urelliというところで昼食をとる。

ここから、Tirkhedhungaまでの下りが長い。
石段をずっと川まで降りていく。
地図で見ると、標高差500mはある。

昼からは日が照って暑い。
登ってくる人と挨拶を交わしながら、何度か休み、橋を2つ渡って今日の宿へ。

標高がだいぶ下がってきたので、ハエなど虫が出てきた。

暗くなってくると、山の斜面に家の灯りが点々と見える。
人々の暮らしがある。

31635歩


4月25日(トレッキング5日目最終日)
ティルケトゥンガ→ナヤプル→ポカラ

朝、川まで散歩する。
ふくらはぎが少し筋肉痛だ。

いつものように朝食を食べ7時半に出発。

荷物を運ぶ馬の後をついて歩く。


しばらく歩くと、車も通れるような道に出て、
川を右手に見ながら、ゆるやかに下っていく。

日が照って半袖でも暑い。

休憩も含めて3時間ほどで、Nayapulに着いた。
来たときと同じようにチェックポストでスタンプをもらい、車をつかまえてポカラに戻る。

ちょうど昼だったので、ガイドさんと一緒に昼ごはんを食べに行く。

長いかなと思った4泊5日のトレッキングも、終わってみれば短かったような。



13780歩

トレッキング中 合計104277歩

長文にお付き合いいただきありがとうございました。


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2013年4月26日金曜日

二つの山の話(アンナプルナトレッキング①)

こんにちは、
今日はちょっと思い出話から入ります。

中学生のころ、サッカー部の監督が、目標を達成することを山に登ることに例えて話をしてくれました。

「山に登るとき、いつも山の頂上を見ている必要はない。
時々顔を上げて、方向や距離を確認すれば、あとは足元を見てしっかり登っていけばいい」

今回のトレッキングではそのことを思い出しました。

トレッキングの道中には、たくさんの村があり、人々が生活しています。
ヤギや牛やロバや馬などもたくさんいます。

きれいな景色に目を奪われていると、足元のふんを踏んでしまいます。

「上ばかり見ていると、足元を掬われるぞ。
  上ばかり見ていると、足元のうんこを踏むぞ」

山では下の山にも注意しろ。
今になってわかりますが、監督はそう言いたかったに違いありません。

(別にふんを踏むくらいいいのですが、はじめの二日は雨に降られたため、僕はTevaのサンダルを裸足ではいていました。ちょっとよけたいですよね)


下品な前置きすみません。

以下、日記から抜粋して様子をお伝えします。
(記録ですので読んでおもしろいかはわかりませんが)

見にくいですが地図です

4月21日(トレッキング一日目)
ポカラ→ナヤプル→ガンドルン

朝から雨。
8時に宿に迎えが来て、車でNayapulまで。順調に行って1時間ちょっとで到着。

お茶を飲んで、チェックポストでACAP(アンナプルナ保護区入域許可証)、TIMS(トレッカー情報管理システム)にスタンプを押してもらう。
特にゲートがあるわけでもなく、こっちから行かなければ通り過ぎてしまいそう。

10時過ぎに歩き始める。

車も通るような道がついている。
雨の中、黙々と歩く。でも、なんか楽しい。

12時ごろにKiluで昼食。
食事は、街に比べるとやはり割高(だいたい1.5倍~くらいする)。

午後からは、石段を登り、一気に高度を上げていく。
ヤギ、牛、馬などがたくさんいて、段々畑でトウモロコシ、ジャガイモを多く作っている。

深い谷の対岸にも村が点々と見える。
途中霧がかかり、霧の中を歩いていた。

15時ごろに今日の目的地、Ghandrung着。


今日は一日雨。
でも一番景色のいいところで降られるよりはいいだろう。
明日からは晴れるといいな。

23537歩


4月22日(トレッキング2日目)
ガンドルン→タダパニ

今朝も起きると雨の音がしている。
今日も雨か、と少々テンションが下がる。

朝食をとり、8時前には歩き始める。

村を抜け、しばらく登りが続く。
急な石段を登ったところの小さな村で休憩。
お茶を飲み、薪ストーブで少し暖まる。

そこからは、急な上り下りはなく、しゃくなげの森の中を歩く。

花が一番きれいなのは3月らしいが、標高の高いところではまだ咲いている。
山が赤く染まっているようなところもありきれい。

足元は悪いが、コケなどがみずみずしく、雨は雨で森が生き生きしている。

昼には今日の目的地Tadapaniに着いた。

Gorepaniから来たフランス人カップルは、雨(雪)に降られカッパの中まで濡れてしまい寒そう。
他にもスペイン人やイギリス人などもいて、山の宿は多国籍。

旅中に他の旅人とも仲良くなるチャンスがあるといいな。
(もちろん現地の人とも)

夕方には日が差してきて、天気も回復してきた。



15750歩


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ふんを踏むよりはマシです。

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旅の小道具

こんばんは、
ポカラにもどりまし田中です。

今日はもう眠いので、トレッキングのことは明日から書きます。
(日本はもう日付変わってるんで今日ですね)

持っていなくても何の不自由もないものですが、僕たちの旅の小道具をひとつ紹介します。
万歩計(部屋が暗くいです)
僕たちは、街歩きを楽しもう、という目的を持っていたので、万歩計を持ってきました。

旅の準備の買い物中に百円ショップで見つけたので買いました。
万歩計もあるなんてすごいですね。

途中で面倒になるかもしれませんが、旅の間はいろいろ記録をつけようと思っています。
日記を書いたり、お金のことをつけたり。

それに、毎日の歩数もつけたら、世界一周で何歩歩いたかわかっておもしろいかなと。

今のところ、毎日たくさん歩いています。

ただ歩くだけでもけっこう楽しいです。

川は生活の場であり遊び場

少し町を離れるとのどか

チェスする子ども

釣りする大人


4月20日 15864歩
トレッキング出発まで合計(4/15~4/20) 114731歩

一日平均したら2万歩近く歩いてます。
(でも、実は出発前の東京が一番歩いているんです。田舎の人より都会の人のほうがきっとたくさん歩いてます)


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毎日歩数くらいのアクセスがあったら大変ですね。

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2013年4月24日水曜日

はじめ手の食事

こんにちは、
田中は現在山の中です。

ネパールに来てからしばらくは、箸、スプーン、フォークなどを使って食事をしていました。

地元の人も多く来るお店で、周りの人が手で食べているのを見て、僕も挑戦してみました。
(手で食べること自体ははじめてではないですが)

ダルバート
ダルバートというネパールの料理です。
ダルという豆のスープをご飯にかけ、付けあわせと一緒に混ぜて食べます。

運ばれてきて、早速米に手をつけると、熱い!
僕は手の皮まで軟弱者です。

周りのネパール人を見ながら、慣れない手つきで食べていると、隣の席の家族が笑っていました。
そしてお父さんが、「こうやって食べるんだよ」と見本を見せてくれます。

指を器用に使って米をまとめ、口に入れるときは親指で押すようなかんじです。

食べ終わるころにようやくOKが出ました。
指がちょっとふやけたようになっていました。

手で食べるとスプーンとかで食べるよりおいしい!
のかは、まだわかりません。
おいしいような気がします。

ちなみにダルバートはおかわり自由でした。


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おかわり自由ではないらしいです(一日一回にしてね)

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2013年4月22日月曜日

タビする田中

こんにちは、
あー明日の今頃は、僕は山の中。田中です。

僕たちはポカラの街から、アンナプルナという山のエリアに4泊5日のトレッキングに行くことにしました。

ブログに予約投稿なる便利な機能があったので、山に行っている間は、僕のつまらない文章でお茶を濁してきます。

トレッキングのことは帰ってきてから書きますので、待っててくださいね。
(天気が良くて、山がきれいに見えるといいな)


僕は、日本から地下足袋を持ってきました。
3枚こはぜの短いやつに、脚絆です。

仕事(農業、米が主)で使っていて、斜面の草刈をするときなど、踏ん張りが利いてよいのです。

かさばらないし、旅にも持っていこうと思って散歩のときに履いてみました。
クッション性がないのでアスファルトを長時間歩くと足の裏が痛くなりました。

「足が痛くなるのは、僕の足が軟弱だからで、足を鍛えればいいんだ(むしろそしたら履物要らなくないか)」

そう思って妻に言うと、

「また、馬鹿じゃないの」

みたいな反応でした。

結局、足を鍛えるといっても時間がなかったので、ちょっといいインソールを入れてみました。
(足袋の形に切るのは面倒でしたが)

カトマンズでの街歩き、ポカラ周辺のちょっとした山歩きでは問題なく快適です。
脚絆まで着けていると、歩いていてすごく人に見られます。

山でも活躍してくれていることでしょう。

足袋する田中

昨日は湖と街を見下ろせる日本山妙法寺


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タビはいいですよ。

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2013年4月20日土曜日

(にわか)ベジタリアンはじめました

どうも。

家族からのメールがだいたい「お腹壊してない?」の田中(妻)です。

じつは胃腸の弱い私。もちろん正露丸持ってきました。

6日目の今現在、胃腸は大丈夫そうです。

 

そういうわけで(?)今日はネパールで我々が食べているものをご紹介。

ネパールは、チベット系ネパール人、インド系ネパール人、もともと住んでたネワール人、と

色々な人種の集まりです。

なので料理も、チベット系ネパール料理、インド系ネパール料理、ネワール料理、と色々と違いがあります。

着いて最初に食べたのが、「モモ」という餃子のようなもの。

この「モモ」も、チベット系のモモと ネワールのモモは違うのです。

チベット式モモ。水牛・チキン・ベジと色々。ソースみたいなのはカレーっぽい味。

ネワール式モモ。中身は水牛。水牛は牛肉よりちょっとにおいがきつい?


そのほか、私が気に入って何回か食べているのがトゥクパ。
中華味のきしめんみたいな感じです

あとはチョウメン。焼きそばみたいなのです、これもチベット系。

チョウメンも店によってやはり味は色々。ここじゃないとこでおいしいとこがあった

どこでも「ベジタリアン」「ノン・ベジタリアン」と両方のメニューがあり、ベジのメニュー豊富。

こってりした肉料理はなんとなく食べる気にならず、最近はもっぱら「ベジ」メニューです。

ボリュームを出すためかよくカリフラワーが使われているようです。



あと素朴でおいしかったのがパン。朝歩いていると売り子さんがザルにいれたのを

すすめてくる。ほのあたたかくておいしい。

シナモンロールとクロワッサン。手作り感たっぷり

というような感じです。まだまだありますが、またご紹介します。

ちなみに、今いるポカラという町ではすばらしい山々が見られます。

ホテルの屋上から

カトマンズに比べたら空気もきれいで快適です。

人気の沈没地であることもうなづける。ホテルの人々もいい人たち。

ネパール人に対して勝手にピリピリしていた心がややほどけました。


人懐こいホテルの犬「ジョジョ」。毎朝あの山々を見ています。いいなあ




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2013年4月19日金曜日

バスの窓から

こんばんは、
ポカラに移動しました。田中です。

バスの窓から






ポカラ行きのバスは、予定通り7時ちょうどに出発しました。
ネパールは、だいたい時間通りなのでしょうか。

カトマンズからポカラまでの道は、ほぼ舗装されていますが、
ガタガタ揺られ、たまにチンふわっ、でした。

遠くの山はかすんでいてあまり見えませんでしたが、窓から見える景色を楽しみながらバスに揺られていました。

窓からの景色で僕が気にして見ていたのは、川と農地です。

僕は、学生のころにゴムボートで川を下るラフティングというスポーツをしていました。
大きくゆったりした流れも、波立つ瀬も、川が流れていると、つい川ばかり見てしまいます。

ネパールは今乾季の終わりごろで、一番川の水が少ない時期だそうです。
道沿いに見える川にもラフティングのボートが出ていましたが、水が多い時期ならもっと楽しいだろうな。


カトマンズを出てしばらくは乾燥した土地で、トウモロコシや麦を作っているところが多かったですが、
川の近くまで降りてくると、水田が広がっていました。

水が増えたら浸水するようなところまで田んぼがあって、
田んぼの中に石がごろごろしていたりしました。

近くで見るときれいに列がそろっていて、苗を作って手で植えているかんじでした。
(確かめたわけではないので、僕の推測です)


給油、トイレ休憩、食事などはさみつつ、14時ごろにポカラに到着しました。


今回もバスを降りてすぐに話しかけられた人のホテルに行き、部屋を見せてもらい、値段を聞いて、だいたい良い条件だったので決めてしまいました。

前回(カトマンズ)の反省を生かせていないかんじですが、今回は僕としては納得してから決めました。

「もう少し他もいろいろ見てから決めようよ、
ケチなくせに、荷物持って歩き回って交渉して~というのを面倒に思うところあるでしょ」
なんて妻には後で言われましたが。

夕方から、いつものように街を歩きました。
雨上がりの湖沿いの街は涼しくて、車も少なく歩きやすかったです。

「雨が降ったから、明日の朝は山がきれいに見えるよ」
と宿の人に言われました。

楽しみです。
雨上がりの街外れ

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2013年4月17日水曜日

ネパールのにおいはモモのにおい

どうも。
出発前にうっかり髪を切りすぎた田中(妻)です。

なかなかの不評で、姉からは「リンドバーグ」と言われました。


さてさて、ネパールに来て三日目。

私たちの泊まっているホテルは快適、虫もでない、シャワーはいっぱい出る(ぬるま湯ときどき水)。

場所はタメルという旅行者の集まる地区にいます。

海外は韓国以外行ったことのない私、英語もしゃべれず(聞くのはだいたいはわかると思う)、

英語勉強しておけばよかったと毎分ごとくらいに後悔しています。

夫はしゃべれるので、私は横でうなづく、ほほえむ、日本語を交えて単語で話す(つまりルー大柴的に)

くらいで、今のところすご~く情けない。


ちなみに今日は、スワヤンブナート寺院に行きました。



なが~い階段をのぼると・・・
 

きました、どーん!!!!!!


ヒマラヤ最古の寺院ともいわれるこの寺院、聞いた話によると朝もいろいろな人がお祈りをしていて、またそれも興味深いらしい。



ソーラーで回る全自動マニ車


カトマンズが一望できます。

カトマンズに来てはじめてゆっくり歩けたという気がする・・・。

クラクションも鳴らされず、バイクにも追われず。

猿がいっぱい

ネパールに来て驚いたことはたくさんあるので、また順次あげてゆきますが、

今日も感心したのが、犬です。

ジャストサイズ。

どこでもかしこでも、道端でも往来の真ん中でも犬はいます。

そしてたいがい暑くて寝ています。

犬にとってはパラダイスなのか、どうかなあ。

「世界の寝ている犬シリーズ」また順次公開しますね!



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2013年4月16日火曜日

さまよえる田中の第一歩

こんばんは、
ネパールのカトマンズより、田中です。


ネパールに到着し、VISA取得の行列に並んで、荷物を取って外に出ると、
タクシー運転手や客引きが待ち構えていました。

めぼしをつけていた宿の名前を口にすると、
よくわからないまま車に乗って連れていかれました。

結果的に悪い人ではなかったし、悪いホテルではなかったのでよかったですが、
やはり自分でいろいろ見て、納得して決めたいという気持ちはあります。

宿に荷物をおいて、少し休憩してから、街を歩きました。

狭い道を、たくさんの人と自転車と、クラクションを鳴らすバイクと車が行き交い、
のんびりぼやぼやと歩いてはいられません。

排気ガスでのどが痛くなりそうで、マスクを着用して歩きました。

(世界田中の街歩き第一歩としては、 ちょっとイメージが違いました)
右の茶色い家の小さな通路から出てきました。 


昨日がネパールの正月で2070年になったそうです。

狭い道もバイクがたくさん
なんだかまだ旅に出たという実感が湧きません。
昨日まで日本にいたのに、飛行機で一気に移動してしまうと、感覚が着いてこないというか。
歩いたり、寝たり、食べたりして、少しずつ体を旅になじませていきたいです。

旅はまだ始まったばかりです。


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