2013年6月30日日曜日

海辺の町、ニャチャンで皿飯。

どうも。
現在 5カ国目・カンボジアにinした田中(妻)です。
ですけどもう少しベトナムのこと書きますね!


風情のある町、ホイアンを出発した私たち。またまたスリーピングバスでニャチャンへ。

朝6:30 ニャチャンに到着!

さっそく宿を探す。が、今回は一泊せずに夜8時のバス(またもやスリーピング)でホーチミンへ向かう予定なので、日中だけの利用。
 何件か当たってみるも、「half day」とか「day time」とかいう言葉が通じずやや苦労。
わかっても微妙な反応。それもそう、私たちが利用したいのは朝から夕方6時までという半端な時間。夕方に部屋が空いても新しいお客さんを入れるにはちょっと・・・ということらしい。

結局感じ良かったお姉さんのいる宿に決める。夕方までの利用で7ドル。
すごくきれいな上に、広いバルコニー、冷蔵庫、ホットシャワー、テレビつきという豪華な部屋。たまっていた洗濯物も干せたのでとても良かった。

水着に着替えてさっそくニャチャンビーチへ!



ふだん水着などめったにというかほとんど着ることのない私。
でもこの旅では今回を入れてもう(まだ?)2回も水着を着ている。 もう開き直っているというかなんというか、楽しいほうを優先というか。
(それとも単におばさん化しているのか)

どれだけむっちりしていても堂々とビキニを着ている欧米人にたくさん勇気をもらいました。

ニャチャンビーチはそんなにきれいな海じゃないけど、けっこうのんびりしていて良い感じ。
足のつかない深さには恐怖を覚える私は、ひたすら波うち際でぷかぷか浮かんでました。
私のいたゾーンでは子ども達が泳ぐ練習してましたね。まあそんな感じの浅さです。



午後はニャチャンの町を探検することに。

波とかもめのマーク

ニャチャンは海辺の町。せっかくだからシーフードが食べたい!という私のために良さそうな食堂を探しつつ、歩くことに。

日中、ものすごい暑さのニャチャンの町を歩く・・・。
 歩く・・・。歩くも、ない。
ないことないけどあっても高い。

こんなことならば、おばさんが道ばたで売っていたえびでも食べておけばよかった。
くうううううっ。

なんだかんだでニャチャン大聖堂まで来た。
少し行くとニャチャン駅。
「駅ならぜったいなんかあるよ!」という夫。
「そうだね・・・」と言いながら力なく歩く私。
駅について見渡す、でも・・・・と思った私の目に飛び込んだのは「皿飯」。

「あれにしよう!」


「皿飯」とは、ごはんの上におかずが数品のったやつ。

シーフードは?

もういいんです。

もうこの空腹と暑さに耐えられない。

唯一シーフードといえば、ちんまりしたイカの煮たやつだけでした。(でもおいしかった)

どっさり食べてスープつきで30,000ドン。
安っっっ。

駅近くの隆山寺。涅槃の腕がフランスパンに見える。

そのうえ私たちは夜もまた、皿飯を食べて(今度は25,000ドン)夜行バスに乗り込んだのでした。

昼とは違う店。おばちゃんにあれもこれものっけてもらう。
 
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2013年6月29日土曜日

夜と朝とは違う顔(ホイアン)

ホイアンでタイル張りの風呂場のような風情のない部屋に泊まった僕らは、
朝から街を歩いてみました。

通り沿いには古い中国建築の家屋が並び、
そのまま店やホテルになっているところも多く、人々の暮らしがあっていいかんじです。

人影もまばら。のんびりした朝の光景。

看板犬?と一緒に。
 
今でも集会所として使われているらしい。


渦巻きの線香に願いをこめて。
歩いてまわれる範囲にだいたい見所が集まっているし、
路地も多くて、楽しいです。

すっきり晴れて、空は青い。
川沿いの、昨夜ビンゴゲームをした広場の屋根の下は、風が通って気持ちのいい休憩場所です。

 
天秤棒を肩に三角の傘をかぶった豆腐売りのおばさん、
犬を連れたおばあさん、
何かの撮影なのかアオザイを来て楽器を弾く女の人とカメラマン。

街を歩く人もどこかのんびりしているようです。


夕方に、宿に預けていた荷物を取りに行き、今日はまた夜行バスです。


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2013年6月28日金曜日

昼間のスリーピングバス、夜はお祭り(フエ→ホイアン)

朝フエの街の川沿いを散歩しました。

机とイスを並べてお茶を飲んでいるおじさんたち、音楽に合わせて踊っているおばさんたち。
川沿いにはドラゴンボートがたくさん並んでいました。
(でも観光用のエンジンつきのやつなので僕は乗りませんでした)

宿の前の食堂でご飯を食べ、ベトナムコーヒーを飲みました。

底に入っているのは練乳。甘い。
ロビーで本を読んだり、バスの時間までゆっくりさせてもらいました。


13時30発、4時間ほどの移動なのですが、今日もバスはスリーピングバスでした。

席を起こして窓からの景色を眺めるもよし、昼寝をするもよし、みんなそれぞれにくつろいでいました。

道は今日も線路と並んで走ります。
時々峠を越えるのですが、下っていくと線路がさっきまでとは反対側にきていたりします。

日本とベトナムの国旗が描かれた長い長いトンネルを抜けると、
海岸線沿いに広がるダナンの街が見えてきます。

ダナンを経由して本日の目的地ホイアンに着いたのは17時ごろでした。


僕たちは何も知らなかったのですが、どうやらお祭りがあるらしく宿はどこも混んでいます。

そんななか、やっと僕たちが見つけたところは、シャワー共同で10ドルの部屋。
妻は部屋を見て「これって風呂だったんじゃない?」と言いました。

この部屋だけアルミのドアに南京錠。
趣ある街といわれる古都ホイアンで、全く持って情緒のない部屋に泊まることになりました。


宿のお姉さんに地図をもらい、早速お祭りに出かけてみました。

ちょうど満月で、
街は提灯の灯りがつき、とてもきれいで幻想的でした。


来遠橋(日本橋)

ベトナム各県の展示があったり、
アセアン各国の展示があったり、
露天がでていたり、
ステージがあったり、
川沿いがとくに賑わっていました。

ビアホイ(生ビール。ベトナムではビアホイがとても安いんです。20円くらい)を飲んで、そぞろ歩き、
人が集まっていたビンゴゲームに参加してみました。
全然揃わなかったけど、周りの人と一緒に一喜一憂するかんじは楽しかったです。
(商品は折りたたみイス?あたっても必要なかったかな)

この柄の絵が三つそろうとビンゴという単純なゲーム。

ビンゴの人が出たらゲーム終了。終わったらみんな板を投げて返却していた。

 思わぬ楽しい夜を過ごせました。


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2013年6月27日木曜日

世界遺産の川沿いの街を歩く(フエ)


バスが着くと、僕らはそのままシンツーリストのオフィスでオープンツアーバスの残りの便の予約を入れました。

日本人がベトナムにビザなしで滞在できる期間は15日間です。

当初は僕らの移動スピードでは15日間でベトナム縦断は厳しいだろうと考え、
途中のフエあたりからラオスに戻って、
南に向かいカンボジアに入る予定にしていました。

それでサパでのんびりしていたのですが、
予定を変えてホーチミンまで行くことにしたので、日程に余裕がないのです。


宿を決めて、少し体を休めてから街へ出ました。

まずは川を渡って、旧市街の阮朝王宮へ。
フエは1945年までベトナム最後の王朝、阮朝の都で、世界遺産に登録されています。


ベトナム戦争の激戦地となったため、多くの建物が破壊されてしまい、現在も復元作業が行われています。

僕らは復元計画の映像を見た後に、王宮内を歩き回ってみました。
雨の中たくさんの人がやってきて、祈りをささげていました。



王宮の庭園には誰もおらず、雨の池でぐるぐると泳ぎまわる魚の群れをしばらく眺めていました。

魚はいいなあ。
王宮を後にした僕らは、市場へ向かいました。
たくさん店が軒を連ねる市場は、多くの人で賑わっていました。
食べるところを探しましたが、ここというところが見つからなくて、
隣のスーパーでフランスパンを買って食べました。

次々とパンが焼きあがってきます。

買いすぎな人達。でも確かにパンはおいしかったです。

 ちなみにこのフランスパンは3800ドン。僕らは市場や商店で7000~10000ドンでパンを買っていましたが、これって高かったのでしょうか。
このスーパーのパンを市場で5-6000ドンくらいで売ったら売れるんじゃないか、
と考えたのは僕だけではなくて、それをやっている人もいるそうです。
実際に見たわけではないので、いくらで売っているかはわかりませんが)

スーパーは楽しいです。


そしてまた川を渡って戻ってきました。

今日は一日中小雨が降って、街を静かに濡らしていました。



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2013年6月26日水曜日

名前も知らないままいくつもの街を通り過ぎて。


昨日のブログでは、お恥ずかしいところをさらしてしまいました。

僕はよく物をなくすので、日本にいる時も大事なものはほとんど持ち歩かないようにしていました。
でも旅で次の街へ移動するときは、荷物を全部持って引越しみたいなかんじです。
「大事なもの」も全て持ち歩かないといけません。

皆さんも貴重品の管理には気を付けましょう。

自分が困るのはもちろんのこと、
いっしょにいる人に迷惑をかけますし、
それに後々まで言われますから。

とにかく「大事なもの」があってよかったです。



フエ行きのバスでも、僕らの席は一番後ろ(の下の段)でした。
隣の人のスペースと繋がった5人並びです。


でも、片側でも知っている人なら少しくらいはみ出してもいいし、
通路の突き当たりの席なら通路に向かって足が伸ばせるし、
席は一番フラットに近くなるし、
天井が低いこと以外はいい席かもしれません。


18時半頃に出発したバスは、夕暮れのハノイの街を抜けて一号線を南下していきます。



夜中にふと目を覚ますと、道沿いの町の灯りが見えました。

僕たちは、バスに乗って、地上を這うように線の移動をしていますが、
実際に滞在するのは、ガイドブックに乗っていたり、ネットで情報を得たり、人に聞いたりして行く一部の街だけで、名前も知らないままいくつもの街を通りすぎていきます。

たくさんの人と一緒になるけれど、
僕は隣で眠っている彼の名前も知りません。


そんなことを考えていたのは少しの間だけで、ぐっすり眠っているうちに朝になりました。
起きている間には列車とすれ違いませんでしたが、道は線路と並行して走っていました。

朝ご飯休憩をはさんで、8時半頃到着。
12時間以上の長いバスの旅、フエの街は小雨が降っていました。


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2013年6月25日火曜日

甘く冷たい出来事。

どうも。
アオザイギャルのベトナムからお届けします、田中(妻)です。

さて、ハノイに1泊した翌日。
さっそく次の目的地「フエ」へまたもやスリーピングバスで向かうことに。

今回は「シン・ツーリスト」のオープンツアー・チケットを利用してハノイ→フエ→ホイアン→ニャチャン→ホーチミンまで。
聞いてはいましたが、ハノイには「シン・ツーリスト」のニセモノがたくさんあるみたいです。
私たちのは大丈夫なのか、無事ホーチミンに着いてから詳細は書きます。


レイトチェックアウトを利用して午後4時に宿を出発。
昨日も行ったチェー(ベトナム風のカキ氷?みたいなの)屋さんに寄りました。
ココナッツミルク入りのチェーを食べて、ほっと一息。

と、その時。

爪楊枝で歯をシーシーしながら夫は言ったのです。

「あれ?僕の大事なものは?」


えーーーーーーーーーーーーー!?

大事なもの=パスポート・カードなどが入った貴重品入れ。

「いやいやいや、知るわけないじゃん」と私。一気に下がる血圧。

「いやいやいや、ちゃんと最後部屋チェックしたよね?」と夫。
 
ズボンのポケットやサブバッグのなかを探すも、ない。

確かに部屋を最後に見たときは、なにも忘れ物はなかったはず。
ということは、落とした??

わーどうしようーーーーーー!!

心臓ばくばく。

「と、とりあえずホテルに行ってきなよ。荷物見とくから」
「わかった、行ってみる」

夫は走って出かけてゆき、残った私はひたすら神様に祈る。

しかし頭のなかでは結構冷静に、「まずはクレジットカード停止」「大使館」「帰国?」なんてことを考えていました。

しばらくして戻ってきた夫の顔を見たときに、「ああ、なかったんだな」と思った。
ホテルまで走っていったものの、やっぱりなかったという。

「忘れ物チェックしたときはなかったんだから、きっとバックパックの中だよ」
祈るような気持ちで、2人で荷を開ける。

と、スニーカーとレインウェアに挟まれる形でそこには「僕の大事なもの」が!!!!

あーーーーーーよかったーーーーーー!!!!!

2人して安堵そして脱力・・・。

「貴重品管理」の大切さが脳みそに刻まれた、

甘く冷たい出来事でした。




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2013年6月24日月曜日

ハノイ、水上人形劇。

 どうも!
富士山って世界遺産登録されたんですか?
田中(妻)です。

さて、私たち(というか主に私)がハノイでしたかったこと。
それは「水上人形劇」を見ることです!

図書館で働いていたとき、クオリティ高い人形劇をされる「人形劇団クラルテ」さんが毎年来てくださっていて、見るたびに興奮と感動を覚えたものです。

自分でも図書館のみんなと人形劇をしたことも・・・(私はうるさいねずみの役)
「人形劇」「人形劇団」・・・その響きは私にとって、憧れ。

そういうわけでとっても楽しみにしていた人形劇。
朝9時くらいにチケットを買いにゆくも、一日三回の公演のうち残っていたのは夕方6時半の公演のみ。人気なんですね。

夕方ホアンキエム湖をぶらぶらしながら、シアターへ向かいます。
会場は満員。前の列はツアーに参加したと思われる外国人でいっぱい。

ステージには本当に、プールのように水が張ってあります。

はじまる前。そわそわする観客たち。

そこに下がっているすだれの奥から続々と登場してくる人形たち。
ステージ上部では琴や笛やらの生演奏。

内容としてはベトナムの歴史、民族、音楽などを紹介したようなもの。
ベトナムの人々は、龍の王様と山の女王(鳳凰みたいでした)との間に生まれた100人の子ども達が祖先らしい。

子どもたち。ひゃっほー!!


少数民族の暮らしや、田んぼや畑で働く農民の暮らしなども表現されていてよかった。
人形の動きはそんなに細かくないし、作りもちょっと粗いけど、素朴ながらも愛らしい。



人形遣いは水に腰までつかりながらがんばっていました(最後にすだれの奥から出てきました)。

ただ、人形劇を見ながらカメラで写真(フラッシュ有)を撮っている人が多くいたのは残念。
カメラ禁止にしてほしかった。

それと演奏している人の集中力にやや疑問。
ステージ上でしゃべるのはやめてほしいな・・・(ベトナム人らしいかんじだけど)

入り口には特大サイズの人形が。金太郎スタイルでお出迎え。

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ハノイは本当にクレイジーなのか?

どうも!
虫による傷もだいぶ癒えました田中(妻)です。

サパからスリーピングバスで一路ハノイへ。

2度目のスリーピングバスはちょっとボロッちかった。乗ってる人の9割はツーリストで、私の横はドイツ人のマックス。今回の席は一番後ろの、なんと5人一列に並んで寝る席。
体の大きいマックスは辛そう。5人並んだ姿はまるで、スーパーのパック詰めされたお魚の気分です。

そんなこんなでハノイに着いたのは予定より1時間も早い朝4時半。

しかもここがどこなのかもわからず、とりあえず薄暗い街を汗ばみながら歩いているとようやく、ここはホアンキエム湖の近くだと判明。
ホアンキエム湖の北側の安宿ゾーンに泊まるつもりでいたのでラッキー!

ちょっと疲れていたのもあって、その時間に空いていた宿に決定。
レセプションの机の横にふとん敷いて寝ていたお兄さん、ごめんなさい。

私たちがそれまで聞いていたハノイの評判。
「ハノイはクレイジーだ」「バイクがとても危険」「ベトナム人にもハノイは評判悪い」など。

確かにバイクはすごい。



でも思っていたよりも信号は守っているみたいだし、
呼吸を合わせれば(?)上手に渡れるし(向こうがよけてくれると信じる)、
タクシーや人力車(?)の勧誘も一度断ればそれ以上は言ってこないし、
スリとか置き引きも目にしなかった。

湖のまわりでは人々は木陰で憩いまくっていて、なんなら地べたにも寝転がるくらい。
おばさんたちは健康とダイエットのためか、ふしぎなダンスを踊っていてそれがまた実にかわいい。


風呂場で使うようなプラスチックの小さいイスに老いも若きも腰掛けて、チェーやベトナムコーヒーやフォーを食べていた。

そんなかんじでハノイは(思っていたよりは)悪くなかったです。

 
それより私がびっくりしたことは、関係ないですがベトナム人が犬を食べること!!!!

犬、あの犬ですよ。写真は載せませんが、犬の丸焼きがカットされて網の上にのって売られていました・・・。

ギャー!!!

しかも本で見たら、6~8ヶ月の子犬がいいとか・・・。

ギャー!!!

路上で鶏の解体していたりも。
たまにレストランで見つける、謎の檻(なにが入っていたの?)

青空床屋なんてかわいいもんです。



歩道は駐輪場と店の一部で歩けません。


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2013年6月22日土曜日

夜行列車は僕の憧れだけを乗せていった。

僕は鹿児島県で生まれ、育ちました。
母の実家の埼玉へ行くのに、何度か東京行きの夜行列車に乗ったことがあります。

子どものころは、どこかへ泊りがけで行くというだけでわくわくしていたものです。
いま思えば、特に何があるわけではないのですが、
電車が動き出してしばらくしてから駅弁を食べて、寝巻きに着替えて、窓の外の町の灯りを眺めていました。


鳥取で僕が住んでいた山間部の町は、毎日東京行きの夜行列車が通ります。
田植えのころ、水を張った田んぼに映る列車の灯りはとてもきれいで、
時々散歩がてら見に行っていました。



いつか乗りたいな、と思いながら。


この2人の旅行に出る時、出発が成田空港だったので乗ろうかと思ったのですが、
京都で友人の結婚式に出たりしたので、乗りませんでした。


この旅の間にも世界のどこかで夜行列車に乗れたらいいなと思っていました。

そして、ベトナムのサパからハノイへ夜行列車での移動を考えました。


しかし、泊まっていた宿の人に聞いてみると、
「電車は高いし、ここからラオカイの駅までバスで行って乗り換えないといけないから面倒だよ。
 バスならサパから乗れるし、バスがいいよ。ここで予約もできるよ」
と言われ、僕らは安易なほうに流れました。


そして、夜行列車は僕の憧れだけを乗せていきました。


旅と関係ない僕の回想ですみません。


サパの宿
・MIMOSA Hotel〈サパマーケット中ほどの階段を降りたところ〉
 ダブル1泊20万ドン(or10ドル)
 窓からは山や棚田が見えます。



 スタッフの若者ベン(だったかな。僕らは友達のアキオ君に似てたのでアキオって呼んでました)はちょっとなれなれしいかんじで、好き嫌いあると思いますがたぶん悪いやつではありません。


サパ→ハノイ(スリーピングバス) 300,000ドン(約15ドル)
 宿で予約しましたが、チケット売り場で聞いても同じでした(たぶん)。


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2013年6月21日金曜日

結局僕は何も買いませんでした。

ラオスのムアンゴイで出会ったミシェルとサパで偶然再会し、
誘われていっしょに周辺の村へのトレッキングに行くことにしました。

前日はサパから一番近くのCat Cat村へ行きました。
棚田の景色や家々を見るだけなら、また自分たちで歩いてもいいかなと思っていたのですが、
まあこれも縁ですね。


9時ごろに今日案内をしてくれるモン族の女性Somが迎えに来てくれて出発。
Som以外にも3人の女性が一緒に来ました。
こちらは、ミシェルと僕ら、それからドイツ人のMaxの4人なので1人に1人ついてくれるかんじです。

チェックポイント(入村料4万ドン=約2ドル払う)を過ぎて少し行ったところから、
棚田の間を通る、少し上り下りのある道へ。

昨夜から雨が降っていましたが、朝には空が少しずつ明るくなってきました。
雨があがるといい景色。


 Somが村の暮らしのことや、動植物のことをいろいろ説明してくれます。

麻を紡いでいるおばあさん。紡いだものを織ってから藍で染めるそうです。

somと3人の女性たち。

昼前に1つ目の村Lao Chaiへ到着。
昼食は麺と果物(バナナとスイカ)

ここで、これまで付いてきてくれた女性たちが、「自分たちはここの村までだから何か買ってくれ」と言ってきました。 
 
付いてきてくれて、親切にしてくれたのはそういうこと?
無償のものはないってことなのか?
彼女たちもガイドと思っていたので少々混乱しました。

道で声をかけられる時は、欲しくなければ断るけれど、今日は午前中ずっと一緒に歩いてきたし悪い気もしました。
ミシェルに聞いてみると、「Somは必要なければ買わなくてもいいと言っていたけど、、、」
と彼女もちょっとよくわからないといいます。

Somに確認したわけではないけれど(尋ねても本当のことはわからないと思う)
同じ村に住んでいるわけだし、半日一緒に歩いた女性たちにもお金が少しはいくんじゃないかな、と自分に都合のよい想像をしました。

結局僕は、何も買いませんでした。
そして、昼から彼女たちはいなくなりました。


昼からは二つ目の村、Ta Vanに向かいました。


陰にいると風が気持ちいいのですが、日差しがきつく歩いていると汗をかきます。

田んぼで働く少年。


Somの息子も、「休みになると仕事を手伝わないといけないから、学校が休みになるのが楽しみではない」と言うそうです。

このあたりでも、買ってきた肥料を使っていると言います。たぶん農薬も。
僕も量をずいぶん少なくしているとはいえ使っていました。
圧倒的に作業効率がいいですし、それがいいとか悪いとか言いたいわけではありません。
(こういうことは言う必要ないのかもしれないですが)

 
帰りはアスファルトのメインロードを歩く。

子供たちが寄って来て「Buy one for me」と声をそろえます。
でも僕は、何も買いませんでした。

宿に戻ったのは17時を過ぎたころ。

思うところもいろいろあり、長い一日でした。


今日の歩数:32229歩

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