2013年6月22日土曜日

夜行列車は僕の憧れだけを乗せていった。

僕は鹿児島県で生まれ、育ちました。
母の実家の埼玉へ行くのに、何度か東京行きの夜行列車に乗ったことがあります。

子どものころは、どこかへ泊りがけで行くというだけでわくわくしていたものです。
いま思えば、特に何があるわけではないのですが、
電車が動き出してしばらくしてから駅弁を食べて、寝巻きに着替えて、窓の外の町の灯りを眺めていました。


鳥取で僕が住んでいた山間部の町は、毎日東京行きの夜行列車が通ります。
田植えのころ、水を張った田んぼに映る列車の灯りはとてもきれいで、
時々散歩がてら見に行っていました。



いつか乗りたいな、と思いながら。


この2人の旅行に出る時、出発が成田空港だったので乗ろうかと思ったのですが、
京都で友人の結婚式に出たりしたので、乗りませんでした。


この旅の間にも世界のどこかで夜行列車に乗れたらいいなと思っていました。

そして、ベトナムのサパからハノイへ夜行列車での移動を考えました。


しかし、泊まっていた宿の人に聞いてみると、
「電車は高いし、ここからラオカイの駅までバスで行って乗り換えないといけないから面倒だよ。
 バスならサパから乗れるし、バスがいいよ。ここで予約もできるよ」
と言われ、僕らは安易なほうに流れました。


そして、夜行列車は僕の憧れだけを乗せていきました。


旅と関係ない僕の回想ですみません。


サパの宿
・MIMOSA Hotel〈サパマーケット中ほどの階段を降りたところ〉
 ダブル1泊20万ドン(or10ドル)
 窓からは山や棚田が見えます。



 スタッフの若者ベン(だったかな。僕らは友達のアキオ君に似てたのでアキオって呼んでました)はちょっとなれなれしいかんじで、好き嫌いあると思いますがたぶん悪いやつではありません。


サパ→ハノイ(スリーピングバス) 300,000ドン(約15ドル)
 宿で予約しましたが、チケット売り場で聞いても同じでした(たぶん)。


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2 件のコメント:

  1. さまよえる作家のデビュー作みたいなタイトルでした。

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    1. デビューは未定ですけど。これからですかね。

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