2013年6月21日金曜日

結局僕は何も買いませんでした。

ラオスのムアンゴイで出会ったミシェルとサパで偶然再会し、
誘われていっしょに周辺の村へのトレッキングに行くことにしました。

前日はサパから一番近くのCat Cat村へ行きました。
棚田の景色や家々を見るだけなら、また自分たちで歩いてもいいかなと思っていたのですが、
まあこれも縁ですね。


9時ごろに今日案内をしてくれるモン族の女性Somが迎えに来てくれて出発。
Som以外にも3人の女性が一緒に来ました。
こちらは、ミシェルと僕ら、それからドイツ人のMaxの4人なので1人に1人ついてくれるかんじです。

チェックポイント(入村料4万ドン=約2ドル払う)を過ぎて少し行ったところから、
棚田の間を通る、少し上り下りのある道へ。

昨夜から雨が降っていましたが、朝には空が少しずつ明るくなってきました。
雨があがるといい景色。


 Somが村の暮らしのことや、動植物のことをいろいろ説明してくれます。

麻を紡いでいるおばあさん。紡いだものを織ってから藍で染めるそうです。

somと3人の女性たち。

昼前に1つ目の村Lao Chaiへ到着。
昼食は麺と果物(バナナとスイカ)

ここで、これまで付いてきてくれた女性たちが、「自分たちはここの村までだから何か買ってくれ」と言ってきました。 
 
付いてきてくれて、親切にしてくれたのはそういうこと?
無償のものはないってことなのか?
彼女たちもガイドと思っていたので少々混乱しました。

道で声をかけられる時は、欲しくなければ断るけれど、今日は午前中ずっと一緒に歩いてきたし悪い気もしました。
ミシェルに聞いてみると、「Somは必要なければ買わなくてもいいと言っていたけど、、、」
と彼女もちょっとよくわからないといいます。

Somに確認したわけではないけれど(尋ねても本当のことはわからないと思う)
同じ村に住んでいるわけだし、半日一緒に歩いた女性たちにもお金が少しはいくんじゃないかな、と自分に都合のよい想像をしました。

結局僕は、何も買いませんでした。
そして、昼から彼女たちはいなくなりました。


昼からは二つ目の村、Ta Vanに向かいました。


陰にいると風が気持ちいいのですが、日差しがきつく歩いていると汗をかきます。

田んぼで働く少年。


Somの息子も、「休みになると仕事を手伝わないといけないから、学校が休みになるのが楽しみではない」と言うそうです。

このあたりでも、買ってきた肥料を使っていると言います。たぶん農薬も。
僕も量をずいぶん少なくしているとはいえ使っていました。
圧倒的に作業効率がいいですし、それがいいとか悪いとか言いたいわけではありません。
(こういうことは言う必要ないのかもしれないですが)

 
帰りはアスファルトのメインロードを歩く。

子供たちが寄って来て「Buy one for me」と声をそろえます。
でも僕は、何も買いませんでした。

宿に戻ったのは17時を過ぎたころ。

思うところもいろいろあり、長い一日でした。


今日の歩数:32229歩

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