2013年4月26日金曜日

二つの山の話(アンナプルナトレッキング①)

こんにちは、
今日はちょっと思い出話から入ります。

中学生のころ、サッカー部の監督が、目標を達成することを山に登ることに例えて話をしてくれました。

「山に登るとき、いつも山の頂上を見ている必要はない。
時々顔を上げて、方向や距離を確認すれば、あとは足元を見てしっかり登っていけばいい」

今回のトレッキングではそのことを思い出しました。

トレッキングの道中には、たくさんの村があり、人々が生活しています。
ヤギや牛やロバや馬などもたくさんいます。

きれいな景色に目を奪われていると、足元のふんを踏んでしまいます。

「上ばかり見ていると、足元を掬われるぞ。
  上ばかり見ていると、足元のうんこを踏むぞ」

山では下の山にも注意しろ。
今になってわかりますが、監督はそう言いたかったに違いありません。

(別にふんを踏むくらいいいのですが、はじめの二日は雨に降られたため、僕はTevaのサンダルを裸足ではいていました。ちょっとよけたいですよね)


下品な前置きすみません。

以下、日記から抜粋して様子をお伝えします。
(記録ですので読んでおもしろいかはわかりませんが)

見にくいですが地図です

4月21日(トレッキング一日目)
ポカラ→ナヤプル→ガンドルン

朝から雨。
8時に宿に迎えが来て、車でNayapulまで。順調に行って1時間ちょっとで到着。

お茶を飲んで、チェックポストでACAP(アンナプルナ保護区入域許可証)、TIMS(トレッカー情報管理システム)にスタンプを押してもらう。
特にゲートがあるわけでもなく、こっちから行かなければ通り過ぎてしまいそう。

10時過ぎに歩き始める。

車も通るような道がついている。
雨の中、黙々と歩く。でも、なんか楽しい。

12時ごろにKiluで昼食。
食事は、街に比べるとやはり割高(だいたい1.5倍~くらいする)。

午後からは、石段を登り、一気に高度を上げていく。
ヤギ、牛、馬などがたくさんいて、段々畑でトウモロコシ、ジャガイモを多く作っている。

深い谷の対岸にも村が点々と見える。
途中霧がかかり、霧の中を歩いていた。

15時ごろに今日の目的地、Ghandrung着。


今日は一日雨。
でも一番景色のいいところで降られるよりはいいだろう。
明日からは晴れるといいな。

23537歩


4月22日(トレッキング2日目)
ガンドルン→タダパニ

今朝も起きると雨の音がしている。
今日も雨か、と少々テンションが下がる。

朝食をとり、8時前には歩き始める。

村を抜け、しばらく登りが続く。
急な石段を登ったところの小さな村で休憩。
お茶を飲み、薪ストーブで少し暖まる。

そこからは、急な上り下りはなく、しゃくなげの森の中を歩く。

花が一番きれいなのは3月らしいが、標高の高いところではまだ咲いている。
山が赤く染まっているようなところもありきれい。

足元は悪いが、コケなどがみずみずしく、雨は雨で森が生き生きしている。

昼には今日の目的地Tadapaniに着いた。

Gorepaniから来たフランス人カップルは、雨(雪)に降られカッパの中まで濡れてしまい寒そう。
他にもスペイン人やイギリス人などもいて、山の宿は多国籍。

旅中に他の旅人とも仲良くなるチャンスがあるといいな。
(もちろん現地の人とも)

夕方には日が差してきて、天気も回復してきた。



15750歩


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