2014年3月18日火曜日

雨の中のトレッキング。

クックアイランドであったキウィ(ニュージーランド人のこと)がおススメしていたロブ・ロイ・ハイク。
ワナカのi-siteで調べてみると、
One of the best half day hike in NZ(ニュージーランドで最も素晴らしい半日山歩きの一つ)
ということ。

しかし、名前がRob Roy Glacier truck(ロブ・ロイ氷河の道)
と書いてある。

また氷河か。
という気も若干はあったが、せっかくおススメしてくれたし、One of the bestなら行ってみようじゃないか。


ここから日記より。

左手に山、右手に川を見ながら上流へ。
牛や羊がたくさんいる。
時々道に出てきているやつもいる。
車が近づくと慌てて逃げようとするのだが、柵があるので右往左往するばかり。

朝から天気は曇り。
歩き始めると、ぽつぽつと雨が降ってきた。
山の上のほうも雲に隠れて見えない。

しかしせっかく来たので、ともかく歩いてみる。



牛がじゃまする道を通り、吊橋を渡って山道へ。

木の下に入ると雨がかからずよい。
左手に支流の沢。水は白く濁っている。

岩が覆いかぶさってくるようなところや、土砂崩れあったような場所も通る。
下の展望場所まで行ってみたが、遠くに大きな滝が見えるのみ。




あと30分とあったので、先へ進む。

しばらく進むと、すれ違う人が、
「もう10分だよ。楽しんで」と声をかけてくれた。
雨の中でも楽しそうな人だ。

雨のほうがきれいなものもあるよね。

遠くは雲に隠れていたけど、うっすら氷河が見え、そこから流れ落ちるたくさんの滝。



上まできてよかった。


降りは、2人で雨の歌をいろいろ歌いながら早足で歩いた。

牛や羊は雨の中も変わらず草を食んでいる。
僕も不平不満はあまり言わないようにしたい。

木の下で雨宿りする毛を刈られた羊たち。

山を降りてくると、足元はすっかり濡れてしまっていた。
冷たい雨で手が少しかじかんでいる。


キャンプ場にもどってあたたかいご飯を食べ、シャワーを浴びて、湯船とサウナでしっかり温まる。

日が差してきたので濡れた物を干して、今日も夕暮れの川を見に行く。
昨日よりも少し上流の橋のところへ。
黄色く染まった木々の葉が、夕陽に照らされていっそう鮮やかだった。




 

夜、ずいぶん太った月は明るいけれど、南十字星はすぐにわかった。


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