2014年3月14日金曜日

トンガリロ・アルパイン・クロッシング

3月のニュージーランドは秋。
朝晩は冷え込む。

本日は、
The best one day hike in NZ(ニュージーランドで一番の一日ハイキング)と言われているらしい、
トンガリロ・アルパイン・クロッシング

一番上のやつ。
ここから日記をそのままお届け。

予約はしていなかったけど(しておいたほうが無難です)、トゥランギのi-site(観光案内所)の前からシャトルバスに乗れた。

※自分たちの車でスタート地点まで行くこともできるけど、このトレイルはクロッシング(縦断)なのでスタートとゴールが違う。
それに、山の駐車場に長時間車を置くのは車上荒らしも心配、ということでシャトルバスを利用。

バスの中から、白い煙を上げる山が見える。
「今日はすっきり晴れていて、珍しく海まで見えますよ」とドライバー。

スタート地点からは、右手に雪をかぶった北島最高峰の山~富士山のようなきれいな形の山(映画ロード・オブ・ザ・リングの山らしいです)~なだらかなトンガリロ山と連なっている。

はやる気持ちをおさえて、トイレに行ってから歩き始める。

草にはまだ白く霜が着いていて、紫色の小さな花がきれい。




一時間ほどはゆるやかな道。
途中から左手に小川が流れ、木道の上を歩く。
朝日に向かって歩くのはまぶしい。



登りの手前で、看板にあったソーダスプリングへ寄り道するもたいしたものはなかった。
ビスケットとりんごを食べて休憩。

そこからは長い登り。
でも大半は階段になっているので登りやすい。
一定のペースで登る。

高度を上げていくと、これまで通ってきた道、広々とした大地、遠くはかすんで海まで見えているのかわからない。

人がゴマのようだ。(ゴミよりいいよね)

いったん広いフラットな場所を通り、滑りやすい足場の尾根線上をレッドクレーターまで登る。

ここから下り。
眼下には、3つのエメラルドレイク。


向こうには大きなブルーレイクが見えている。
砂をすべるように下り、湖のほとりまで。

近くで見ても、澄んだ緑色をしている。
所々湯気が上がっていて、硫黄の臭いがする。

平らなクレーターの底、溶岩が流れてきて固まったのがわかる。

ブルーレイクからはゆるやかなくだり。

ブルーレイク。
青い湖を見下ろしながら、もくもくと煙を吐く山を右手に見てくだっていく。

パノラマ

上から見ると道がぐねぐねと蛇のようにのたうっている。
今は使われていない山小屋を過ぎると、階段も多くなり、最後の一時間ほどは森の中を歩く。

地面に落ちる木々の影が美しい。



森の中は涼しく、蝉の声があふれている。

こまめに休憩しながら、だいたいコースタイムどおり6時間少しのトレッキングだった。

 

シャトルバスでもとのi-siteの前までもどり、少し休憩してから移動。
トンガリロ国立公園を通って、今日歩いた山を見ながら走る。

西日がきつい。
夕日のなか、草を食む羊たち。


道路沿いの柵にも羊たち。

この日はワンガヌイまで移動。
 


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