どうも。リアルタイムはアルゼンチン・ブエノスアイレス。
最近のあだ名は「髪ばっつんこけし丸」の田中(妻)です。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
さて、モロッコ・青い町シャウエンから今度はフェズを目指します。
シャウエンからは朝9時半のバスに乗って。
バス会社の人からは「9時には来て」と言われたのでしっかり時間前に来て待つもなかなか来ない。
ちょっと心配になってまわりの人に聞きまわると、みんな「あの乗り場にくるよ」とかちょっと他の人に聞いてくれたりして優しい。
結局バスが来たのは9時20分くらい。そして荷物と人を詰めこむとなぜか9時半前には出た。
(これちょっと困る)
先日、荷物代のことでちょっといろいろありました。
荷物代がかかるとは聞いていたけど、バス会社によっていろいろだし、突然出てきて払えって言われてもあんた誰?的な気持ちもあって気持ちよく払えてなかったりしたのです。
そんで大きな荷物を入れてたけどどう見ても払ってなかったモロッコ人に「荷物代はらったの?いくら払ったの?」と聞いてると、横で荷物係が「余計なこと言うな。5DH(これはわかった。スペイン語と同じだったので)払ったと言え」的なことをどうも言ってるみたいでむちゃくちゃ感じわるい。
その乗客も乗客で「払ったよ、5DH払った」などと言ったりしていて、
いつ払ったんだよ。魔法か!!
と思わずつっこみたくなる納得いかなさだったのです。
が、まあいいです。こちらは外国人。彼らの国におじゃましているということもあるし、法外な値段でなければ払おうということに落ち着きました。
なにしろ毎回これではめんどくさい。
そんなわけで荷物代も払い、バスは出発。
すると、私たちが座った後から乗ってきたおじいさんが何か言いたそうにしている。
わたしたちのほうをみて、そして荷物棚を見てを何回か繰り返した後、何事かを言われた。
一旦降りていたみたいだし、こちらにはまったくわからなかったが、どうやらシャウエン着く前にここに座っていたらしい。
「オレはここに座ってたんだよ、ここ(荷物棚)に荷物があるだろ?」と出したのはすんごいちっちゃいハンドバッグ。
わ、わからないよ…。
うーん、どうしようと思っていると、そばにいた人がおじさんにその前の席を譲ってくれて事なきをえました。
しかしこの1時間後。
またもやバスターミナルにつくと、おじさんはまたもや降りていってしまったのです。
ちっちゃいハンドバッグを荷物棚に置いて・・・。
当然そこあいてるから別のおじいさん2人組みが来て座っちゃった。
しかもおじさんのハンドバッグに気がつかず、うえからでかい荷物を押し込めて…。
帰ってきたおじさん、おじいさん2人組を発見→激怒!!
今度は相手は言葉の通じるモロッコ人、容赦ないです。
以下推測。
「ここはオレが座ってたんだよ!!!」
「そんなこと知らないよ!何も置いてなかったじゃないか」
「ここに荷物があるだろう!…あっ、オレの荷物が!」おじいさんたちの荷物を出そうとする。
「なにするんだ!!やめろ!」
「ここにオレの荷物があるんだよ」
「やめろ!」
というようなことが全力で繰り返され、時折「アッラー」「インシアッラー(神のみぞ知る)」など嘆きとも聞こえる言葉が…。
結局おじいさん1人をどかし、おじさんは席につきました。
どかされたおじいさんはすんごい眼力で睨んでいる。こ、こわい…。
なのにおじさんと、そのもう1人のおじいさんは何事もなかったかのように談話。
コーラを分け合ったりしていました。
わからん!!!
そういうようなことがあり、バスは無事フェズに到着。
目星をつけていた宿を探しに、歩き出しました。バスターミナルから、門の中へ。
フェズは迷宮都市。複雑に入り組んだメディナ(世界遺産になっている)は地元民でもないかぎり、地図を持っていても迷うのだとか。
シャウエンで地図を手に入れていた私たちは、「ま、そうはいっても着くだろ」とタカをくくってメディナに突入。
しばらく歩いて…
結果、すっかり迷子になりました。
しかもこのフェズでは「道案内」を商売としてる人たちがいるらしく、「どこ行きたいの?だいじょうぶ、タダだよ」なんつって後でしっかりチップを要求されるらしい。
ひぃー。
ということで、話しかけてくるモロッコ人には「ありがとう、でも大丈夫だから」(大丈夫じゃない)と断りまくってたんですが、これがまた案外あっさりひいてくれてた。
アレ?ってかんじです。
結局美術館で道を聞いて、全くの見当違いだということが判明。
それから来た道を帰り、門の外へ出て、大きな道を辿って宿を探す。
が、これまた迷う。
(後で判明するが、これは地図が悪かった。グーグルマップを見ればよかった)
もう2時間ちかくが経過していた――。
汗だくで疲労困憊の2人。
結局道行くモロッコ人に手当たりしだい聞きまくる。
すると、またみんなやさしい。「チップ」とか言わない。
英語もスペイン語もできないけど、身振り手振りで教えてくれようとする。
なんてやさしんだー!!
で、よーやくみつけた宿のおじさんもいい人で。
砂漠の宿のオーナーに電話してくれたり、「有料ガイドに気をつけるんだよ」などと心配してくれたり。
はー、いろいろありましたがモロッコ人のおもしろさとやさしさを体感した日でした。
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最近のあだ名は「髪ばっつんこけし丸」の田中(妻)です。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
さて、モロッコ・青い町シャウエンから今度はフェズを目指します。
シャウエンからは朝9時半のバスに乗って。
バス会社の人からは「9時には来て」と言われたのでしっかり時間前に来て待つもなかなか来ない。
ちょっと心配になってまわりの人に聞きまわると、みんな「あの乗り場にくるよ」とかちょっと他の人に聞いてくれたりして優しい。
結局バスが来たのは9時20分くらい。そして荷物と人を詰めこむとなぜか9時半前には出た。
(これちょっと困る)
先日、荷物代のことでちょっといろいろありました。
荷物代がかかるとは聞いていたけど、バス会社によっていろいろだし、突然出てきて払えって言われてもあんた誰?的な気持ちもあって気持ちよく払えてなかったりしたのです。
そんで大きな荷物を入れてたけどどう見ても払ってなかったモロッコ人に「荷物代はらったの?いくら払ったの?」と聞いてると、横で荷物係が「余計なこと言うな。5DH(これはわかった。スペイン語と同じだったので)払ったと言え」的なことをどうも言ってるみたいでむちゃくちゃ感じわるい。
その乗客も乗客で「払ったよ、5DH払った」などと言ったりしていて、
いつ払ったんだよ。魔法か!!
と思わずつっこみたくなる納得いかなさだったのです。
が、まあいいです。こちらは外国人。彼らの国におじゃましているということもあるし、法外な値段でなければ払おうということに落ち着きました。
なにしろ毎回これではめんどくさい。
そんなわけで荷物代も払い、バスは出発。
すると、私たちが座った後から乗ってきたおじいさんが何か言いたそうにしている。
わたしたちのほうをみて、そして荷物棚を見てを何回か繰り返した後、何事かを言われた。
一旦降りていたみたいだし、こちらにはまったくわからなかったが、どうやらシャウエン着く前にここに座っていたらしい。
「オレはここに座ってたんだよ、ここ(荷物棚)に荷物があるだろ?」と出したのはすんごいちっちゃいハンドバッグ。
わ、わからないよ…。
うーん、どうしようと思っていると、そばにいた人がおじさんにその前の席を譲ってくれて事なきをえました。
しかしこの1時間後。
またもやバスターミナルにつくと、おじさんはまたもや降りていってしまったのです。
ちっちゃいハンドバッグを荷物棚に置いて・・・。
当然そこあいてるから別のおじいさん2人組みが来て座っちゃった。
しかもおじさんのハンドバッグに気がつかず、うえからでかい荷物を押し込めて…。
帰ってきたおじさん、おじいさん2人組を発見→激怒!!
今度は相手は言葉の通じるモロッコ人、容赦ないです。
以下推測。
「ここはオレが座ってたんだよ!!!」
「そんなこと知らないよ!何も置いてなかったじゃないか」
「ここに荷物があるだろう!…あっ、オレの荷物が!」おじいさんたちの荷物を出そうとする。
「なにするんだ!!やめろ!」
「ここにオレの荷物があるんだよ」
「やめろ!」
というようなことが全力で繰り返され、時折「アッラー」「インシアッラー(神のみぞ知る)」など嘆きとも聞こえる言葉が…。
結局おじいさん1人をどかし、おじさんは席につきました。
どかされたおじいさんはすんごい眼力で睨んでいる。こ、こわい…。
なのにおじさんと、そのもう1人のおじいさんは何事もなかったかのように談話。
コーラを分け合ったりしていました。
わからん!!!
そういうようなことがあり、バスは無事フェズに到着。
目星をつけていた宿を探しに、歩き出しました。バスターミナルから、門の中へ。
フェズは迷宮都市。複雑に入り組んだメディナ(世界遺産になっている)は地元民でもないかぎり、地図を持っていても迷うのだとか。
シャウエンで地図を手に入れていた私たちは、「ま、そうはいっても着くだろ」とタカをくくってメディナに突入。
しばらく歩いて…
結果、すっかり迷子になりました。
しかもこのフェズでは「道案内」を商売としてる人たちがいるらしく、「どこ行きたいの?だいじょうぶ、タダだよ」なんつって後でしっかりチップを要求されるらしい。
ひぃー。
ということで、話しかけてくるモロッコ人には「ありがとう、でも大丈夫だから」(大丈夫じゃない)と断りまくってたんですが、これがまた案外あっさりひいてくれてた。
アレ?ってかんじです。
結局美術館で道を聞いて、全くの見当違いだということが判明。
それから来た道を帰り、門の外へ出て、大きな道を辿って宿を探す。
が、これまた迷う。
(後で判明するが、これは地図が悪かった。グーグルマップを見ればよかった)
もう2時間ちかくが経過していた――。
汗だくで疲労困憊の2人。
結局道行くモロッコ人に手当たりしだい聞きまくる。
すると、またみんなやさしい。「チップ」とか言わない。
英語もスペイン語もできないけど、身振り手振りで教えてくれようとする。
なんてやさしんだー!!
で、よーやくみつけた宿のおじさんもいい人で。
砂漠の宿のオーナーに電話してくれたり、「有料ガイドに気をつけるんだよ」などと心配してくれたり。
はー、いろいろありましたがモロッコ人のおもしろさとやさしさを体感した日でした。
芸術的に並べられた靴。 |
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読んでてドキドキしたぁ~、モロッコの人間模様。何事もなかったかのように…。いやいや何事があったんだけど、おじさんはいったい何しにいちいち降りて行ったのか?おもしろかったです。
返信削除おじさんがいちいち何しに降りたかは結局わかりませんでしたが、彼はそんなことがあったにも関わらず昼休憩からもどったのも一番最後という勇敢ぶりでした。
返信削除(妻)より。