2013年9月20日金曜日

テルチ。どこにもない宿、どこにもないレストラン。

どうも!リアルタイムはオーストリア・ザルツブルグの田中(妻)です。
今日、塩の坑道へ行ってきました。そしてオーストリアではすてきな出会いがあったのですが、その別れの日が今日だったわけで。
感動でした。が、その話はまた今度。


*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

ブログはまだチェコ。
まったりしまくったチェスキー・クロムロフから今度はTelc(テルチ)という小さな町へ。

バス停へ荷物を背負って歩く。バドワイザーの町ゆきのバスをのんびり待っていたら、おじさんが通りかかって「今日はそのバスないよ!あの黄色いバス(スチューデントエージェンシー)に乗っていったほうがいいよ!」

あわてて小走りで乗車。おりしもその日は土曜日で、公共バスは平日より便がずっと少ない日だったのです。とんかちが二つクロスしたみたいなマークは「ワーキングデー」のマークだったのね。

バドワイザーの町(cesky budejovice)へ着いたら、そこからテルチ方面へ。
Daciceというとこでバスを乗り換えて、いよいよテルチ(Telc)到着。

前日にバッチリBooking.comで予約しておいた宿をめざす。
かわいい宿だって書いてたなー、わくわく。
駅からすぐだし。
グーグルマップで場所も確認済みだし。
ってかんじで歩いてすぐに目的地到着。

が、
「あれ?ドア鍵かかってない?
でレセプションも見当たらない。
でも、場所はあってるし、ちゃんと「pension B&B」って書いてるし・・・。」

ベルを押す。


・・・出ない 。

ベルを押す。

・・・出ない。

ノックに切り替えて、しつこく叩く。

しばし叩くと中からおじいさんと黒い犬が。

「○×○△□~」
 言ってることはまったくわからないけど、とにかくここじゃないということ、そして何メートルか戻って右手だと。

「OK、サンキュー!」
わたしはよっしゃと走りだす。公園の日陰で待っている夫。
宿の予約担当者(わたし)としてはここはしっかりしなければ、と少し焦りを感じつつ探しまわる。

・・・でもない。

どこかまったくわからない。

ちょっと悲しくなって夫のところへ戻る。
今度はかわりに夫に探しにいってもらう。

と、そこに同じようにベルを押し、同じように困っている様子の家族が。
ちょっと様子を見ていると、どうやら隣の家のおじさんが案内してくれるみたい!
すかさず便乗する。

宿、あったー!




ほんとにちょっと戻ったとこ。
でも表に看板はない。ちょっと入ってもやはりどこにも看板もホテル名も書いていない。
これ絶対わかんないと思う。

でもとってもかわいくてきれいな宿でした。
宿のおばさんも親切だし。

一息ついてさっそく観光へ。
出かけついでに、宿のおばさんに「どこかおすすめのレストランありますか?」と聞くと、
「値段も手ごろだし、味もいいし、ここがおすすめ。広場の角にあるわよ」

書いてくれた紙には「U svejka」
お腹もすいてきたし、わくわくしながら観光。

テルチはチェスキークロムロフ以上に小さくて、かわいい町。
(マイスターK情報によれば「頑張れば2時間くらいでもまわれる」)



教会の横の塔に登る。
テルチが一望でき、気持ちがいい。



広場ではなぜか自転車の一団が。
どうやら今日、なにか大会があったらしい。



さ~て、レストランへ。
広場の端から端まで歩く。

歩く。

歩く。

ない。

人に聞く。
「まっすぐよ」

歩く。

ない。


もうチェコ人が信じられない。


空腹も手伝って次第にイライラする2人。
もういい!
大事に持ってたメモを捨ててしまおうかとふと見ると、

「あれ?これシュヴェイクじゃない?」

あーーーーーーーー!



「SVEJIKA=シュベイク」
プラハでも見た事のあるたぶんチェコのチェーン店。

何度もみている看板。
それもその日も前を通って、さらに写真まで撮っていた・・・。

ビールとともにおいしくいたただいて、探し回った一日は終わったのでした。


やれやれ。


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