2013年9月6日金曜日

素晴らしい日々

*ペタヤヴェシ(フィンランド)
 伯母さんのペンフレンド、エリナとユッカの家


朝ユッカが仕事に出かける前に僕らも起きた。
7時から仕事なので、朝は早い。
ユッカは母親の代から使っている70年物の自転車に乗って出かけていった。

古いものでも、いいものは大切に使っている。
何でも新しいものを求めたり、時間やお金を気にする生活より、そういう暮らしが好きだと言っていた。


朝靄の中、家のまわりを歩く。
薪小屋があり、自家製ジャムやジュースの保存庫があり、畑、コンポスト、果物の木も数種類ある。

家の裏手の林の中に入ってみる。
地面を覆うふかふかのコケ、きのこ、ブルーベリー。
木々の間から差し込む光。


家のそばの森の中にはベリーがいっぱい。

日が昇るにつれて朝靄ははれていった。


朝食を食べ、洗濯機を回し、本を読んだりのんびりする。
朝は寒い(2度くらいまで気温が下がっていた)けれど、昼は暖かい。
3重窓の室内は暑いくらい。

地図を見るのが好きなエリナ。
かしてもらったヨーロッパの地図を見ながら、どこに行こうかと考えたり、
屋根に上って、煙突掃除用の通路に腰掛けて、ぼーっとしたり。


夕方、エリナが仕事から帰ってきて、スープを作って食べる。
電気のコンロもあるけれど、たいだいは薪を使って料理をすると言う。


フィンランドの固いライ麦パン。
よく噛んで時間をかけて食事をする。

今日もいろいろな話をした。

エリナとユッカは幼馴染(家もすごく近い)。
そして2人はとても仲がよい。

ケンカをしようとしても、ユッカが取り合わず笑うので、ケンカにならないらしい。
明るいエリナと物静かで優しいユッカ。

(僕も小さなことで怒らないようにしたいと思った)

夜の9時ごろでもまだ日が残っている。
日が暮れる頃、家の近くを少し歩いてみた。

針葉樹のシルエットの向こうに、オレンジ色に染まった空、雲がとてもきれい。
(妻はサーモンみたいな色だと言っていた。きれいな景色も食べ物と結びつけるナイスセンス)

エリナが作った巣箱。ブルーはエリナとユッカの好きな色。
素晴らしき日々。
 
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2 件のコメント:

  1. 風景があって、人がいて、生活があって、よい場所だなぁって感じる自分たちがいる。良い日々に出会う。そして時間は流れる。一期一会のことばにもあるように、過去や未来は気にしつつも、今この時の感じをひとつひとつ大事に旅を頑張ってください。

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    1. いつも素晴らしいコメントありがとうございます。これからも良い日々に出会えるように、旅したいです。

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