2013年9月17日火曜日

廃墟。


チェコ
チェスキークルムロフからローカル線に乗って、ディーフチ・カーメン(Divici Kamen)というお城の遺跡へ。


・Divic Kamaen
クシェムスキー川とブルタバ川の合流地点にある岩山に、ロジュンベルク家兄弟が建てた城。1506年に城主が城を引き払い、廃墟になった。


**
僕らの泊まっている宿は街の外れにあるので、駅まで歩いて30分以上かかる。
街を抜けて坂を上り、小さな駅にたどり着く。

ローカル線に揺られて3駅、Trisov駅で下車。


線路を渡り、森の中の気持ちのいい道を歩く。
尾根線から谷へ降りて行き、城の前の小さな川のほとりで休憩。



青空の下、静かに城の壁だけが残っている。



城跡まで登り、周りを歩くと、ブルタバ川が眼下に見える。

一度人の手が入り、その後放置された廃墟。
城壁の上に生える植物。 



人間も自然の一部なら、人の作ったものも自然かもしれないけれど、
自然に帰っていく人の痕跡を見ると、すべてのものが変化していくことを感じる。

僕はできれば、後に残らないような生き方をしたい。


クシェムスキー川の小さな流れに沿って、少し遠回りして帰路に着いた。



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廃墟になって誰も訪れなくなっても、できるだけ更新していきたいと思います(ネット環境があれば)。
あなたが来てくれれば景観が保たれます。 

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