2014年1月11日土曜日

北のマチュピチュ。


チャチャポヤスの近くには、北のマチュピチュとも言われるクエラップ遺跡がある。

でも、こっちのほうが、古いし高いし(標高の高い山の上にある、入場料は安い)、大きいし(規模が)、
マチュピチュを南のクエラップと言ってもいいんじゃないかな。

まあでも、マチュピチュの知名度すごいですから、しょうがないですよね。

そんなわけで、行ってきました、クエラップ遺跡。

自力でもいけるようですが、なかなか大変そうなので、ツアーに参加。
アルマス広場周辺にツアー会社があるので、そこで申し込みました。
※一日のツアーで、英語ガイドは35ソル、西語ガイドなら30ソルとはじめはどこも言う。
(僕らは値引き交渉はほとんどしませんが、5ソルくらいはまけてくれます)



夜中に目を覚ましたときには雨の音がしていたが、朝起きると止んでいた。

市場へ行って、果物、豆とトウモロコシを煮たもの、タマーレス(トウモロコシの粉で作ったちまきみたいなもの)などを買って、集合場所の広場へ。

予定より少し遅れて9時前に出発。
ペルー人の家族連れが多い。
外国人は僕らと、スペイン人男性1人のみ。

チャチャポヤスの町からぐねぐねと谷へ降り、ウトゥクバンバ川沿いを上流に向かって走る。
と、村の教会の前で停まり、予定外と思われるトイレ休憩。
子供もいるし、しょうがないでしょう。

気を取り直して再出発。
川沿いから別れ、山の斜面を登っていく。

途中、対岸の山肌にあるMacro遺跡を見る。


円筒状の石積みは住居跡だそう。

つづら折れの坂をひたすら登り、谷をずっと下に見ながら等高線に沿うようなかんじで、奥へと進んでいく。
小さくなった沢を渡り、村をいくつか通り過ぎる。
こんな山の上にも人が住んでいる。
人の歩く道が急斜面にジグザグについている。

山の上に大きな石積みの壁が見えて、11時半ころにクエラップ遺跡の入り口に到着。
※クエラップは、「岩のとさか」という意味だそうです。山の上の城壁は確かにそんなかんじ。

意外にも、チケット売り場や展示施設など立派な建物があって驚いた。

雨が降り出したが、空全体が暗いわけではなく、山の向こうは明るい。


30分ほど歩いて遺跡へ。





壁の中への入り口は3つある。






居住区も一般人と高貴な人々で分かれていたようで、内部にもさらに壁がある。

丸い形の住居跡がいくつも残っている。


家の真ん中には穴が。ここに死者を埋葬していたという。


 

スペイン語の説明は半分くらいしか分からなかったけれど、草や苔の生えた石組みなど雰囲気がよい。
ジグザクは天と地もしくは蛇。ひし形は世界を表すとか。諸説あり。

蛇の模様。



そして、山の上にあるので、眺めがとてもいい。

山の上まで畑。

家族連れたちは、説明も聞かず写真撮影にいそがしい。
ガイドはちょっと不満そう。

しっかり説明つきで、3時間以上は遺跡を見てまわりました。


帰りに途中の村で昼食。
と言ってもすでに16時過ぎなんですけど。

僕らは、持参した物を食べる。
ここで、まだ食べいてなかったカハマルカ名物?「King Kong」の登場。

この3段重ねのやつがキンコン。


パッサパサ具合、破壊力がすごい。
せめても一番小さいのにしておいてよかった。

かじったときにこぼれるかけらを、そこにいた犬にほおってやると、臭いをかいで、食べずに去って行った。

犬も食わない。
というか、ここの犬はとうもろこしも食べませんでしたよ。

僕らは、犬も食べないような物ばかり食べているんでしょうか?
そして、夫婦喧嘩もよくしています。

同じ道を辿って、チャチャポヤスの町にもどったのは、18時半過ぎ。

雨がざあざあ降っていました。

*僕らはその雨の中、リマ行きのバスチケットを買いに出かけたのですが、1社は満席、他はもうオフィスが閉

まっていて買えず。
足が濡れて寒い。濡れ損でした。





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