さまよえる田中: 味噌のような「モーレ」とオアハカ。

どうも！
リアルタイムはメキシコのサンクリストバル・デ・ラスカサスより田中（妻）です。
今日近郊のちょっと変わった村へいってきました。
その話はまた今度。

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さて、オアハカに到着した翌日。
当初は近郊の村へ行って見る予定にしていたのですが、なんだかゆっくりしたくなってオアハカの町を探検することにしました。

さっそく朝ごはんを食べに市場へ。

同じ宿のメキシコ人＆アメリカ人カップルに勧められたでっかいケソディージャみたいなやつ（名前忘れてしまいました）。
まず生地をさっと焼いてからフリホーレス（豆）ぬって、そこに牛肉やハムやチーズ、トマトにアボガドにたっぷり載せて、さらにホットサンドみたいにぎゅっと挟んで焼いたもの。

大きい。けどこれがメキシコ人一人前。

これがもう、すんごくおいしかった！わたしはタコスよりこっちのが好きです。
ここのところトルティージャ・アトーレ・タマーレスなどでとうもろこしにちょっと飽きていたけどこれは久々にうまい。

さらに気になっていた「モーレ」を発見！
モーレとは、カカオ・唐辛子・ゴマやナッツなどで作るソース。見た目は味噌みたい。

ちょっと食べさせてもらったらなんだか中華の練り調味料に似てました。でもそれよりもうちょっと奥深い味わいでこれまたおいしい。

さらにさらに、テハテという「神さまの飲み物」と呼ばれるカカオととうもろこしのジュース。
ちょうどそこにいたおじさんいわく、昔はカカオがお金の代わりだったそう。

おばさんは無愛想ですがジュースはおいしい。

そしてもちろんこんなかわいいものたちも。

サンミゲルもそうだったんですがオアハカにも刺繍製品がいっぱい！
夫と2人で選んでベルトを少し買いました。

お買い物欲に火がついたわたしは市場をくまなく見たあと、さらにソカロ近くの民芸品売り場に行ってブラウスを一枚お買い上げしてしまいました。

しかし！
そのあとに手仕事の保存を目的としたショップ（すべて定価販売）で見つけたかばんがかわいすぎて、「これ買えばよかった」と後悔の嵐。

うつろな表情がたまらないかばん

定価販売って高いように思いますが、やっぱり品質もいいし市場で聞きまわった値段とそんなに大差ないです。はー・・・。

＊
夜はレストランにてモーレ、それとチーズの産地でもあるオアハカ郷土料理の「ケソ・フンディート」、そしてこれまたオアハカ地方の特産であるメスカルというお酒を。

鶏肉のモーレソースがけ

ケソ・フンディート

メスカルはレモンと塩で。

最後に見逃していたサントドミンゴ教会へ行って、オアハカ観光は終了。

近郊の村へも遺跡へも行かなかったけれども、買い物と食事と散歩という、どれもが好きなわたしにとってはまずよい日でしたよ。

＊いよいよメキシコからグアテマラへ。旅も終盤戦です。
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