2014年2月24日月曜日

したくはないけどカジノの話。

カジノ内は写真撮れないので、今日は写真なしです。


ラスベガス内移動のバスチケットを買おうとしていたところ、声をかけられた。

「これ、24時間チケットで、明日の昼まで使えるのでよかったら使って。私たちはもう使わないから」

50代くらいのご夫婦で、娘さんといっしょにラスベガスに来ていた。

「ありがとうございます」

3枚まとめてもらったので、一枚はチケット買おうとしている人に僕らが渡した。

チケット代が浮いたことよりも、
自分たちにはなんの得もないのにわざわざ声をかけてくれたことが嬉しかった。
・バスチケット 2時間券6ドル 24時間券8ドル 3日券(72時間有効)20ドル。



「ラスベガスに来てカジノでプレイしないことは、ハワイでビーチに行かないようなもの」


もちろん僕たちもプレイしました。

ルーレットは0、00があるので確率的には不利。
※でもちょっとやって増えたり減ったりしてやっぱりやめた(増えたところでやめられない意志の弱さ)

ブラックジャックは、ベーシックストラテジー(基本戦略、ディーラーのアップカードと自分のカードの組み合わせで、どうするのが確率的にはいいかというもの)に従ってやれば、ほぼ5分らしいけど、逆に言えば大きくは勝ちにくいとも言えるのかな。

カードカウンティングなんて素人がやろうもんならすぐばれるし、
大きな金額を一気に賭けるような肝もない。

これも、ちょっとだけやってやめました。


そもそもこんなこと考えてるくらいならカジノで遊ばないほうがいいような気もしてきました。

そんな気分でトイレに行ったときに、奇跡を予感させる曲を聴いたのです。
タイトルはわかりませんが、映画「リトルランナー(邦題)」の主題歌。

この映画をごく簡単に説明すると、

主人公の少年ラルフの母親は難病で、「治ったら奇跡だ」と医者に言われる。
ラルフは問題行動が多く、更正のために入れられたクロスカントリー部で、「お前がマラソンで優勝したら奇跡だ」と言われる。
少年はふたつの奇跡をかってに結びつけて、自分が優勝したら、母の病気も治ると信じ込み、走り続ける。

というようなかんじでしょうか。
奇跡が起きたかどうかは敢て言いませんが(映画これから見る人もいるかもしれないので)、とにかくこの映画の中心には「奇跡」があります。


そして、僕はスロットマシンの前に座りました。
ジャックポット付きのスロットです。(みんながかけたお金の一部が積み立てられていて、当たれば~億円も夢じゃない)


しかし機械は無情にも僕のお金を飲み込んで行き、最後には夢のカスのような数セントの端数だけが残りました。

奇跡は起きなかったんです。

僕の使ったお金も誰かの夢になるんです。
でもそんなことはなんの慰めにもなりません。


わずかなバスチケット代が浮いたことに喜んでいた人間が、100ドル負けた時の気持ちは容易に想像できますね。

なんとかして取り返したい気持ちを妻になだめられ、悲しい気持ちいっぱいで部屋に帰ったのでした。
※妻のほうが一喜一憂して楽しそうでした。


 

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