2014年2月5日水曜日

白と黒の毛皮の村、チャムラへ!

どうも!
リアルタイムはグアテマラケツァルテナンゴ(シェラ)より田中(妻)です。
グアテマラの民族衣装すてきです。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

さて、ブログはメキシコ、サンクリストバル・デ・ラスカサス
サンクリに到着した翌日はちょうど日曜日。

宿のサンドラに聞いた独特の慣習がある村・チャムラへ行ってみることに。
サントドミンゴ教会の上のほう(2ブロックくらい)から出ているチャムラ行きのコレクティーボに乗って約30分くらい。

教会までの道にはティアンギス(青空市)が開催中!

村ゆく人を見ると、男性は白い毛か黒い毛のポンチョみたいなの、女性は黒い毛のスカートというなんとも独特な服装をしています。
遠くからこっそり

黒い毛と黒い糸たち

自分でも買えますよ

チャムラの教会は白と緑のとってもかわいいもの。



さて、入り口で20ペソ払ったらそこからは撮影禁止。

薄暗い教会内にはいつくものロウソクが立てられ、床には柔らかい松葉が敷き詰められている。
片隅で焚かれるレモンのようないい香りの葉っぱの煙が立ち込め、窓から差し込む光が筋をつくる。

聖人の像の前には、炭酸飲料と卵が供えられ、 人々は座り込んで床に頭をこすりつけながら祈っている。
生きたニワトリで隣の女性の頭や体をさすっている人もいた。

いちばん前にはキリスト像。
人々はその前で何度も何度も十字を切る。スペイン語でない、その土地の言葉でささげられる祈り・・・。

教会の入り口ちかくでは、頭からつま先まで白い服・靴につつまれた赤ちゃんたちが洗礼の最中。

じっと見ているとふと振り返ったちいさい女の子が、はずかしそうに笑った。


教会の外に出ると相変わらずにぎやか。


近くの東屋には村の議員たち(全員が男)が会議中。
白い毛のポンチョに白いぼうし、黒いポンチョにカラフルな紐のついた服。

これが議員たちか!ちょっとこっそり写真撮ってみてよと夫に言い、写真を撮ったそのとき!

ピピー!ピピー!

白い毛の男たちがすばやくこちらへ駆けてくる!
あっという間に取り囲まれる夫!恐怖!!!
「写真はだめだ」
「撮ったものを見せろ」
「消せ」
写真の消去を確認した男たちは、またすばやく去っていった・・・。

撮っちゃだめだったんですね・・・ごめんなさい。

そんなかんじでちょっとした事件のあとは、また市を見学。

お昼に食べたタコスはなんとひとつ2ペソ!これまで食べたのは5とか7だったことを思うと小躍りしたくなる安さ。
しかもおいしかった。

おみやげ屋さんでは色とりどりの布を使ったユニークな人形たちがいっぱい。
サパティスタ(EZLNともいわれる。民族解放軍) のマルコス副司令官とその妻の人形も。

馬に乗ってるのがマルコス

商売上手の女の子の店ですこしお買い物したときに「写真とってもいい?」と聞くと、NO
商品ならいいそうでしたが、やっぱり村の人は写真撮られるのは好きじゃないのかな?



今日買ったのはこちら。
マルコス&その夫人キーホルダーも買いました

あとでわかったことは、教会内の炭酸飲料と卵は病気に効くといわれているらしい。
ニワトリはわからずじまいでしたが。

独特な雰囲気のあるチャムラ、すごく興味深いとこでした。
おすすめです。


*旅も終盤にさしかかり、昨日帰国してる夢をみました。
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