2013年8月13日火曜日

僕を悩ませるトルコの女たち。


ユルックキョイ村

乗り合いバスに乗って、サフランボルから10キロほど離れたユルックキョイ村に行ってみた。
小さく、静かで、すてきな村。


バスを降りて歩き始めると、女の子に会う。
先に立って案内(?)してくれる。

ずっと一緒に来て、トルコ語でなにやら説明しようとしてくれるけどわからない。

わかったのはたびたび出てきたヤンバ(ランプ)という単語。

ありがたいんだけど、2人でのんびり歩きたいと思い、それを伝えようとするがうまくいかない。
トルコ語で、「ありがとう」と言って、違う道に行こうとするが先回りしてあらわれる。

「ありがとう。さようなら」と言ってみるが、さようならしてくれない。
(これが僕の精一杯のトルコ語)
 

もうあまり気にせず一緒に歩くことにした。



**
村の中には、古い家を開放しているところがいくつかあり、2ヶ所入ってみた。


展示品のトルコ帽をかぶる女の子。

2ヶ所目は入らなくてもいいと思ったんだけど、おばさんがちょっと強引で入ってしまった。
 

大きな洗濯石が据えられた村の共同洗濯場。


かつてはここで、女性たちがおしゃべりに花を咲かせながら洗濯物を叩きつけていたのだろう。

昼過ぎになり、お腹が減ってきた。
次の乗り合いバスは15時。

おばさんに「お腹が減った。食べるところはあるか?」と身振りで表現してみる。
「ここで、お茶を飲んで(何か食べて)いけ」とイスの上に敷物を敷いてくれた。

チャイを勧めてくれたので飲み、2杯目を断ると、
「イチ!イチ!」と大声で言う。
 

僕はイスタンブールで頼んでいないものもしっかり請求された過去を持つ男。
返しに行く。
「イチ!イチ!」

という押し問答。

隣のフランス人カップルも笑っている。

今度はビスケットを持ってきて、「食べろ」と言う。
そして、イスを持ってきて「ブドウ棚のブドウを取れ」と言う。



おばさん、僕、そしてイスを押さえるよう指示されたフランス人。

「そして周りの人に、この男はわたしのチャイが飲めないって言うのよ。どういうことかしら。
サフランボルに戻ってもラマダン中だから店も空いてないって言ってるのに、わからないのかしら?」
(すべて想像通訳。たぶんそんなことを言っていた)

妻もおばさんに便乗しておもしろがっている。 

おばさん「イチ、イチ。イェク、イェク。タマン、タマン」
(飲め飲め。食べろ食べろ。OK,OK。だと思う。)

僕「タマン、タマン」
 僕ももう半ばやけくそだ。
 あきらめて言われたとおりにする。

途中から、なんか変なテンションになって、よくわからなかったけどすごく笑った。




僕らがおばさんとそんなやり取りをしている間に女の子もいなくなった。
そして結果的には、いろいろ請求されることもなく、おばさんは世話焼きのいい人だった。
**

ユルックキョイ村からの帰りは、その時隣にいたフランス人カップルの車で一緒に帰った。
おばさんのおかげ?ありがとう。 


トルコの女たちと言っても、下と上に年齢が離れすぎていて、皆さんの期待に沿うようなかたちでは悩まされてません。


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