2013年8月28日水曜日

リラの僧院(生活の柄)

ブルガリア

もらった観光地図に、
(時間がなくて)もし一ヶ所だけ行く場所を選ぶとするなら、それは「リラの僧院」です。
という記述をみつけて、行くことにした。

メテオラ(ギリシャ)に続き、ブルガリアでも修道院。

僕はキリスト教徒ではないし、特に信仰心の篤い人間ではない。
神様が人を創ったのか、人が神をつくったのかもわからない。


朝起きてから、行き方を調べる。

ソフィア市内からバスが出ているようだ。
5番のトラムに乗りバス停へ向かうが、途中で止まり、女性運転手と乗客が激しい言い合いをしていた。
よくわからないまま他の乗客とともに降りて、バス乗り場まで一駅分くらい歩く。

ソフィアからリラの僧院までは、100kmほど離れている。

2時間ほどバスに乗り、リラ村へ。
そこで20分ほど休憩があったのだが、トイレがすごく汚い。
便器という器には収まりきれないというか、床に普通にしてある。
どういうことでしょう。

 

山の中に突然現れる立派な建物。


 (内部は撮影禁止)
教会の中も外も、壁一面に宗教が描かれていいる。
悪魔と天使の戦いの絵では、天使が全くの無表情で悪魔に槍を突き刺していた。

博物館や、宿泊できる場所もある。




St.Jhonという聖人は、10年以上岩の上で寝起きしていたらしい。
「岩が彼の寝床であり、空が彼の覆いであった」
説明文を見て、山之口獏の生活の柄という詩を思い出した。
(歩き疲れては夜空と陸との隙間にもぐりこんで寝たのである~以下略)

信仰という使命があれば、浮浪者とは全然扱いが違うな。
(比べるところ間違っててすみません)

人間の暮らしに必要なものってなんだろうか。
人はパンのみで生きるのではない。
大きくてずっしりしたパンと少し硬めでチーズのようなヨーグルトを買って、僧院の冷たい水を汲んで帰った。

修道院の隣のパン屋。

 


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2 件のコメント:

  1. 高田渡さんの唄声が浮かびました。衣食住足りてても満たされないものってあるんだろうな。それでもやっぱり冬の寒さは厳しい。今年の日本は夏の暑さと豪雨も厳しいものでした。暦の上ではもう初秋です。稲刈りもボチボチ始まっています。よい旅を。

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    1. 今回のたびではまだ野宿はしてませんが、中々宿決まらないときなんかにこの歌口ずさんだりしてます。
      もう稲刈りの季節、早いですね。

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