今日の内容は、旅とは関係ない思い出話です。
興味のない方は写真だけ見てください。
*
シンガポールのことを書いたブログにコメントが来た。
(以下転載)
「去年マリーナベイサンズ泊ったよ!
屋上のプール最高だった!
今回の旅ではちょっと縁遠いかもしれないけど
たまには見下ろす気持ちよさもいかがです??」
気球を見上げていて、「また見上げてるな~」とそのことを思い出した。
でも本当のところ、思い出した理由は別にあって、
パンパンに膨らんだ気球が、そのコメントをくれたふくよかな友人を連想させたから。
気球も彼も針でついたら破裂してしまいそう。
コメントだけ見るとちょっと嫌味なかんじもするが、彼はとってもいい人。
学生のころ、
みんなで海外に行くときにまとめてチケット手配してくれたり(僕はパスポート情報彼に伝えただけ)、
「USJのチケットが5枚手に入ったから、みんなで行こう」と誘ってくれたり。
ちなみにUSJの件については、みんなというのは10人で、5枚チケットあるからみんな半額で行けるよ、という神のような提案。
しかし、僕らはまったくまとまりがなく、
「別にUSJ行きたいと思わない(これ僕です。ごめんなさい)」
とか、
「彼女(彼氏)と行くから2枚頂戴」
とか言うやつばかり。
非常にガッカリした彼は怒って?、オークションでそのチケットを売り払っていた。
もう一つ彼のことで思い出したことがある。
彼は非常にわき腹をくすぐられるのに弱い。
飲み会のときなどちょっと悪乗りして、3人で彼を部屋の隅に追い詰めた。
実際に触っていなくても、反応するほどの感度のよさ。
でもやりすぎて、
「お前らにはわからないんだよ!」
と怒られた。
元気にしてるかな?
1時間後、地上にに降りてしぼんだ気球を僕は見下ろしていた。
そういえば彼は、前もって言えば合コンでもセッティングしてくれるって豪語していた。
旅から帰ったら、楽しい飲み会したいな。
以上が僕が気球を見上げて思い出したことです。
*この話はフィクションです。
モデルはいますが、個人の特定はお止めください。
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