どうもっ。
現在ギリシャ・メテオラ付近です。
キリル文字?に全然慣れないままギリシャを後にしそうです、田中(妻)でございます。
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さて旅に出て四ヶ月ほど経ち、度重なる手洗い洗濯のために服が擦り切れたりかばんが破れたりといろいろありますが、常々夫が気になっていたことがもうひとつ。
それは、髪の毛。
出発時は坊主頭だったのが、四ヶ月でこの通り。
メヴラーナ博物館でセマーのダンサー(映像)ともっさりヘアな夫 |
日本にいた時から、ある程度伸びたらバリカンを使って散髪していたこともあり本人的にはずいぶん気になっていたようです。
暑いですしね。
バリカン持ってきても良かったんですが、「せっかくだから現地でその都度切ろう」ということで。
しかし本人は「まだいい、もうちょっといい」「また今度ね」と中々勇気がでない様子。
ブログのネタになるのに!
コンヤで泊まっていたホテルのお兄さんに「日曜だから床屋は休みだよ」と言われてにわかにホッとした様子の夫。
ところがどっこい、あそこに開いている床屋があるじゃあありませんか!
それも一旦通り過ぎたのを「いいからちょっとのぞいてみなよ」とけしかける私。
夫がちらちら見ていると、
「ウェルカム!フレンド」と声をかけられる。
よし!やった!と私が心の中でガッツポーズをしたのはいうまでもありません。
わりと若そうな店員。
そして、お客さんが2、3人くらいいるのをみるとそこそこ流行っている?かんじ。
イスに座り、ケープを巻かれる夫。本人いわく、学生時代を最後に床屋には行ったことがないとのこと。
「ひげをそる?カットは?」(以下、たぶんそういっていたであろうという想像)
「エヴェト!(はい)タマン!(OK)」
「フレンド、こんなかんじ(自分の髪型を指す)でいいか?」
「エヴェト!タマン!」
聞かれたことすべてに「イエス」と答える夫。(何を聞かれてもそれしか言わないと決めていたらしい)
まずはたっぷりの泡でひげをそられる。
「トルコ人は肌が強そうだし、同じようにそられたら痛いんじゃない?」とおびえていた夫。
心配していた通り、あごを力強く剃り上げられそのあとに謎のクリームを塗られ、そのまま状態のままカットへ。
恨みがましい表情 |
後頭部~側頭部~前頭部へと文字通り流れるようなカット!
むしろすばやすぎて切れてるのか疑問!
ちょっとふくよかなお腹のトコヤの彼 |
そして私は見たのです。
今まで見たことがないほどに切りそろえられた襟足!
そしてもみあげ!
シャンプーで頭を流す・・・と思ったらそのままシャンプーで顔まで洗われる夫。
押さえつけられたまま、ジャブジャブ!ジャブジャブ!
息をするタイミングが難しい夫 |
ちなみにあごに付けられた謎のクリームはどうやらパックだったらしい。
そこからアルコールを綿棒にしみこませ、火をつけて・・・
それを夫の耳や顔へ!ギャァ━━il|liノ)゚Д゚(ヽil|li━━ァァッッ!!!!
イスに固定されたままおびえる夫。どうやら産毛を焼いている様子。
終わるとタバコを取り出してきた。
「エヴェト、タマン」(普段は吸いません)
と、そこも断らず一服吸わせてもらいながらドライヤー。
ジェルとスプレーで整えられた髪の毛は触るとカッチカチ!(普段はそういったものはつけません)。
ひげのそりあとにたっぷりのコロンヤが、夫の髭剃りあとの肌にしみわたる(めっちゃしみたらしい)
最後にコロンも振りかけてもらっていい香り。
気になる仕上がりはこちら!↓
仕上げのベビーパウダーで白くなったあご |
見たことがないほど整えられている髪の毛とつるつるになったあご。
頭のトップの毛は長めで、それを後ろに流すかんじはまさに店員の彼と同じ!
こ、これがトルコスタイル!?(゜ε°)
とにもかくにもすっきりした夫。
写真の表情もいささか自慢げです。
ちなみに床屋の彼は33歳で、ここは彼のお父さんの店らしい。
動きに無駄がなく、親切で丁寧な彼はさすがプロといったかんじ。
髪を切ればもうフレンド |
あーおもしろかった(私のみ?)。
今後も機会あれば、夫を世界の床屋に送りこみたいと思います。
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あららららら!イケメン誕生!!雰囲気がらっと変わるもんですねえ。ところでトルコアイスって見かけましたか?ビヨ~ンと伸びるアイスクリーム。変わるといえば、移動ごとに変わる気候にもお二人ともにお身体気をつけて旅を頑張ってください。
返信削除トルコアイスもっちりしておいしかったですよ。
返信削除移動とともに夫にも変化していってほしいものですね。