2013年10月24日木曜日

雨のサグラダ・ファミリアへ。

ガウディ先生。
 どうもっ。
リアルタイムはモロッコ・シャウエンにいます。先日、バスの荷物代をめぐってオヤジともめたりしました、田中(妻)です。
この話はまた今度。

*~*~*~*~~*~*~*~*~*

さて、バルセロナではまずまずよい印象を受けたわたしたち。
翌日は8時ごろ起床して、朝ごはん。パンやフレークや果物いろいろ、さらに市販のコーヒーマシーンで好きなもの(カプチーノとかエスプレッソとか)飲み放題という豪華さ。

しかしその宿も今日は残念ながらフルということで、今夜の宿はべつのとこ。
なのでチェックアウトして、とりあえず荷物を預けてでかけることにする。

バルセロナは雨。風も強いし、寒い・・・・。
地図をみながら歩いていくと・・・


出ました!サグラダ・ファミリア!!!!

ずいぶん昔にネスカフェのCMでその存在を知ったサグラダ・ファミリア(若い人は知らないと思う)
スペイン語で「聖家族」という意味らしいです。

雨風にも関わらずすんごい人が並んでいる。行列に並ぶというのが嫌いで、ものすごい渋る夫をひっぱって並ぶ。
日頃はわたしも行列に並んでまでどうこうはそんなにないけど、これは絶対見たかった。

寒い・・・。前に並んでいた薄着の西洋美人が「ちょっといいかしら?」とみやげ物屋へ走っていった。
なぜ今?トイレ?寒いだけだったらずるいと思う。

結局1時間半ほど並んでようやく入れた(後日これがたたって風邪をひく)





ガウディは「自然は偉大な本だ」と言っていた。その言葉通り、彼の建築には自然から着想を得たものが多い。サグラダ・ファミリアの柱も木の幹と枝のようだし、屋根の先っぽが花のようだったり。
草や葉の構造をそのまま建築に生かすなんてすごいことをしていた。
たしかに自然にあるものはそのものが完全でバランスをとっている。

ガウディ作のヤギの絵

考えてみれば不思議なことだと思う。

そのあとはグエル公園へ向かう。


もともとは、ガウディのパトロンだったグエル氏とガウディが「人々が自然と芸術に囲まれて暮らせる」夢の住宅地をつくろうと道路や広場なんかをつくり、60軒の予定で販売したらしい。
が。売れたのはたった2軒で、しかも買ったのはグエル氏とガウディ。
せ、切ない・・・。
結局、市に公園として寄贈したのだとか。

今なら住みたい人多いでしょうにね。もし出来上がっていたらと思うと残念です。



公園内にはモデルハウスとして建てて、ガウディも一時住んでいた(なぜなら買ったし)家が記念館になっていました。
なんでもガウディは家をつくるときに家具もいっしょにデザインしていたとか。
こだわりがすごい。絶対余計なもの買えないですね。
ガウディのイニシャルかわいい。

 さらにその後はcasa vicens→casa mila→casa balloへ。

 



外から見ただけですが、どれも興味深かったです。


最後はミサに向かう途中に路面電車に轢かれたガウディ。
しかも身なりに気を使わなかったために浮浪者と間違われて手当てが遅れ、その三日後に死亡したということ・・・。
晩年はずっとサグラダ・ファミリアのみに取り組んでいたということで、情熱をもってなにかひとつのことに生涯をかけるということのすさまじさを感じた。

そんなガウディ三昧の一日でした。


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