折り紙で作った白い竜とカエル |
ベルニの実家はドイツとの国境に近いザルツブルクにある。
休暇で実家に帰る2人に乗せてもらう。
僕らにとっても理想的なタイミングとルートだった。
(メールのやりとりの時にそう言われていて、それでルートをきめたようなところもある)
天気はあいにくよろしくない。
長いトンネルを抜けると雨。
ガソリン入れて、車中で食べるお菓子を買って、高速道路を130kmくらいで走る。
Liezenという町で休憩。
ここで高速を降りて、山の間の道を通る。
晴れていれば、山々がきれいにみえるらしい。
写真見せてもらって、「ここにこんなふうに見えるんだよ」と説明されていると、雲間から少しだけ雪をかぶった山が見えた。
峠を越えて、湖を見下ろす展望台へ。
雨が止んで、日の光が差してきた。
まだらに光る湖面が美しい。
山を降りて、ハルシュタットに寄り道。
湖沿いの急な山肌に軒を連ねる家々。
山の上に登るリフトには乗らなかったけれど、街を歩いて、教会の裏の納骨堂へ。
墓地スペースに限りがあったため、20年後くらいに掘り出した骨を集めて、絵を描いて並べてある。
夥しい数のしゃれこうべと脚の骨。
囲まれていると、骨に見つめられているような気がしてくるが、気味が悪いとかそういった感情は湧かなかった。
人の通らない山側の小道を抜けて車に戻った。
そして、途中の町でベルニのお母さんのお勧めのお菓子屋さんにより、
スーパーで買い物をして、
レッドブル(栄養ドリンクみたいなもの、今までどこの国でも売っているのを見た)の本社の前を通り、
暗くなる頃にベルニの実家にたどり着いた。
ずっと高速に乗ってくれば3時間ほどで来られるらしいが、今日はいろいろ寄り道して(僕らに見せてくれるためもあると思う)倍以上の時間がかかった。
「今夜は泊まっていきなさい」というお母さんのお言葉に甘えて、
夜はみんなでラックレット。
上は焼肉、下でチーズを溶かしながら。
お腹いっぱい食べて、食後には消化によいらしい強いハーブ酒を一杯。
外はずいぶん冷え込んで、火を入れた暖炉のまわりでおしゃべり。
もう、なんといっていいかわからないほどに、お世話になりました。
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