2013年11月3日日曜日

アルハンブラ、そしてフラメンコ。

どうもっ!
リアルタイムはポルトガル・リスボン。
昨日はたこ飯を食べました、田中(妻)です。明日からは南米~。あたらしい大陸へ。

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さて、ブログはグラナダ。バル巡りをして飲みすぎたわれわれは、もちろん朝イチでアルハンブラ宮殿へ行くことなど不可能だったわけで。

グラナダに来るまで、アルハンブラ宮殿のことなど考えたことがなかった私たち。
しかしせっかくいるし(ミーハーですね)見たい!ということで当日券販売開始時間を狙って行ってみようということにしていたのです。

(アルハンブラはネットで予約可能なので確実に見たい人は予約したほうがベターだと思います)

その翌日、朝一番のバスに乗って向かう。
中心地についた時点で7時半くらい。 チケットの販売開始は8時!急がねば!!
はやる気持ちを抑えつつ、駆け足でアルハンブラへ向かう。

チケット売り場は長蛇の列。そこをスルーして、売店奥にある自動券売機へ!
そう、ここにはあまり人がいないのです。そしてなんとか当日券入手。
事前にネットで調べててよかった~ 。

ただチケットは午後の部で、私たちが入れるのは午後2時から。
それまでぶらぶらすることに。

ネットで評判がよかったザクロモンテ地区へいってぶらぶらしてベンチで寝たり(不審者)、
お昼には日本語情報センターおすすめのお店でイカスミのパエリャ食べたり・・・。

ってなことであっという間に2時。
アルハンブラ宮殿はこんなところでした!


そこかしこにイスラミックデザインの数々。なんてかわいい!!


複雑に絡まりあっているように見えて、規則的。タイルの色使いとか、もうすばらしすぎる。


天井はまるでレースのよう。

この繊細さ!次に訪れるイスラムの国モロッコが楽しみになりました。

さて、夕暮れまでたっぷり楽しんだのちには今度はもうひとつの目玉である「フラメンコ」を見にいく。
グラナダといえばフラメンコの本場。

アルハンブラへいく坂道の途中にある小さな劇場へ。
 どんな人たちが出てくるんだろうな~わくわく。って並んでたら、キキーッ!タクシーで会場前に乗り付けた人が。
派手な衣装にメイクの太めなジプシー系女性・・・。

ま、まさか・・・・・・・・・・。

会場はほんとうにこじんまりしたところ。前から3列目で迫力じゅうぶんな席につけた。
ギタリスト、歌い手が登場してまずは歌から。
手を打ってリズムを取りながら歌う。体全体で歌っているかんじがしてすごく力強い歌声。ギターもすばらしい。
その後、やせた男性ダンサーも加わって いっしょに手を打って、ちがうリズムが加わる。
この手の打ちかたもむずかしく、素人が加わるとリズムが乱れてしまうものらしい。

と、突然開くドア!
さ、さっきの太めの人でたー!!!!!!!

けわしい表情で長いスカートを捲り上げながら踊る。
靴のかかとで刻むリズムは速く細かい。時折、どすどすと激しく暴れまわるダンサー。
太めなだけにものすごい存在感、そして生きているエネルギーを感じさせる踊り。
この迫力。やせたダンサーでは出せないんじゃないかって思いました。
本当にすばらしかった。

そして男性ダンサーは反対にすんごい痩せている!もうとにかく全体に細長い。
でも踊りはまた力強く、夫曰く「全身で悲しみを表現している」と感じさせる魂の入った踊りでした。
足先の動きもすばらしい。

それぞれの踊りは即興で、それに合わせて手でリズムを取ったり、ギターや歌をあわせたりする。
その一期一会がまたいい。

フラメンコはジプシーの踊り。
そこには悲しみもよろこびも怒りも表現されているように感じた。

「良いダンサーとは見ている人も踊っている気分にさせる」とだれかが言っていたのを、思いだした夜。






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