2013年11月8日金曜日

僕らを迷わすもの。




フェズのメディナはバイク乗り入れ禁止?馬やロバが活躍。

迷路で迷わないというのは、絶叫系の乗り物に乗って叫ばないようなものだ。

フェズは、世界最大とも言われる迷宮メディナがある。
細い路地が無数にあり、いつの間にか迷ってしまうそうだ。

昨日の宿探しは難航したが、今日は迷わなかった。
大雑把な地図など信用せず、遠回りになったとしても来た道をもどればいいと開き直れば、大丈夫。

しかし、これは本来の楽しみ方ではない気がする。


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迷路で迷子にならなかった代わりに、モロッコ人にはいろいろ迷わされた。


フェズは、タンネリというなめし皮工場?が有名のようで、歩いていると、
「なめし皮」と声をかけられる。なぜか日本語で。

そこを見るのに案内人?のような人がいるのだが、

「大丈夫、見るだけはタダ」という人がいたり、
「1デイルハム、OK」と言ってくる若者がいたり、
「フレンド、10ディルハムだけだよ」と言ってくるオヤジがいたり、

もうよくわからない。

僕らもせっかくだから見てみようかと着いて行きかけたところで、客引き通しが違うこと言って揉めだしたので、「もういいや」という気分になった。

隙間からちょこっと見えたからいいか。


歩きつかれたので、お茶を飲んで休憩し、お会計しようとすると、
「20ディルハム」と言う。
「えっ、そんなにするの?」(朝スープとパン食べたけど二人で10もしなかったけど)
驚いた顔をすると、すぐに値段が下がる。


そして、妻がお土産にハブーシュ(スリッパ)を買おうと入った店では、
初めの言い値が400だったのに、最終的には100になった。
(無理やり下げたわけではない。400は高いからやめておこうと店を出ようとするとどんどん下げてきたらしい)


買い物中の妻。
結構はいている人も多い。

こんなに値段が下がるなんて、初めの言い値はなんなんだろう。
交渉が好きな人は楽しいかもしれないが、こんなことがまかり通るなんて、まっとうな商売をしていないんじゃないかと疑ってしまう。

そして、僕の買い物欲はよりなくなる。

*僕は買い物に興味がないので店の入り口で待っていて、断りにくそうな雰囲気になったら「もう帰るぞ」みたいなことを言う係り。
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アルハンブラで見たような細かいタイル。むしろこっちが先。

世界最古の大学とも言われるモスク。今も人々の祈りの場。


***
今日は夜行バスに乗ってメルズーガに向かう。

今回はCTMのバスに乗る。
(CTMのバスはメルズーガの少し手前のリッサニまでしか行かないことが判明し、宿の人にそこまで迎えに来てもらうように頼んだ)

CTMは荷物にタグを付けてくれて、荷物代チケットもあるので、明朗(5ディルハム)。
よくわからない人に荷物代を請求されることもないし。

ここでは、迷わされませんでした。
***


注)誤解のないようにに言っておくと、大半のモロッコ人は親切でやさしいです。


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