2013年11月1日金曜日

日本語情報センターとバル巡り

宿酔いではないものの、なんだかすっきりしない。
アルハンブラ宮殿に行くために早起きをするはずだったのに、起きるともうすっかり日が昇っていた。




グラナダのバスターミナルでもらった地図には、お店などの広告がいろいろと載っている。
その中に、気になるものを発見した。

日本語情報センター 館内では猫7匹放し飼い。

その下には、アルハンブラ宮殿のことや、洞窟フラメンコのことなど書いてあるので、旅行会社のようなものかな?とも思う。
しかし、「猫7匹放し飼い」、がまず書いてあるという点に若干の疑問を感じる。

それに、紹介文がいちいち過激なかんじなのだ。

そこそこのものを見てああよかったでは、何も残らないではありませんか。

物欲を満たすだけが人生でしょうか?


日本語としては正しいのだが、日本人ってこんな言い方するかな?
日本語を操る現地人がやっているのではないか?

などと興味が湧く。


おもしろい情報が聞けそうだと思い、早速行ってみた。
入り口のインターフォンを押すと、流暢な日本語で、
「エレベーターで3階まで上がってください」と言われる。

ドアを開けると、

猫はいない…


若い男性が対応してくれた。

一応「日本人ですよね」と聞いてみる。
「そうですよ。日本語おかしかったですかね?」と返される。

そこで、広告を見て感じた疑問をぶつけてみると、それは、スペインに30年住んでいたマサキさんというかたが作ったものらしい。

僕らのブログのような無難な表現ではなく、ストレートで興味を引く力強い煽り文。

おススメのレストランなどの情報をもらい、街へ出た。
(ちなみに、現在日本語情報センターにいるかたは、フラメンコダンサーでグラナダに来て5年。猫はマサキさんの知り合いに預けているらしい)

日本語情報センター(ホームページは大人しめです)



**
とりあえず、サンニコラス教会の広場に登って、ライトアップされたアルハンブラ宮殿を眺める。

夜のアルハンブラ宮殿

グラナダの夜景

ちょうど満月。でも月がアルハンブラの上に来るにはまだまだ時間がかかりそう、
お腹が減ったので(夜景じゃ腹は膨れない)、街へ降りておススメの「レオン」というレストラン・バーに行く。

ビールとエビのグラナダ移住コース、アサリ、魚のスープなどいただく。

エビをニンニク、チリ、白ワインで煮込んだもの。これとビール=グラナダ移住。らしい。

出がけに、店に入ったときに声をかけてくれた日本人のかた(ぎんさん→ぎんさんブログ)に挨拶すると、バル巡りに誘ってくれた。

毎日のように(それは言いすぎか?)飲みに出ているだけあって、いろいろな店を知っている。
さすがです。こういうかたと一緒だと安心感がある。

レオンから、

Casa de vino(ワインの家)、
ワインがずらり。

名前忘れたけどもう一軒、と巡る。

グラナダでは、飲み物を頼むとタパス(酒のあてというかつまみ。でも結構ボリュームもある)が無料で付いてくる。
例えばこんなの。

アルコールでなくても、お茶とコーヒー以外の飲み物なら付くというすばらしいシステム。

ここに慣れると、「頼んでないのに出てくる突き出しがしっかりお会計に乗っているのが腹立たしくなる、らしい。

バスももうとっくになくなってしまった時間。
お酒に弱い僕たちは、すっかり酔っ払ってタクシーに乗って、家に帰った。
**

そして、僕たちは寝坊した。
宿酔いではないものの、なんだかすっきりしない。


ブログランキングに参加しています。
すっきりしなくても、クリックお願いします。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

スマホのかた↓
にほんブログ村 世界一周

0 件のコメント:

コメントを投稿

プロフィール