2013年7月3日水曜日

僕たちは島になるんだ。


僕たちは島になるんだ。
意思を持って動く島だ。
バイクの流れに負けないように、一つになるんだ。


ベトナムはバイク社会です。
ホーチミンはハノイ以上にバイクだらけです。


信号がないところも多いし、信号はあっても右折車(ベトナムは右側通行)が多くて、途切れるのを待っていたらいつまでも渡れません。

そんなときは、ベテランベトナム人歩行者の方と一緒に渡るのが安易な方法ですが一番です。
彼らの下流側に寄り添い、守ってもらうように。

しかし、反対車線に来ると今度は僕が上流側になりバイクの波にさらされます。
いいでしょう。

バイクのほうをしっかり見つめて、一定のペースで歩きます。

小学生の頃、担任の先生にこういわれたのを思い出します。
「車の運転手さんとしっかり目を合わせてから渡れば、大丈夫」

要するに、相手に自分をしっかり認識させれば大丈夫なはずです。


自分を信じて。
1人でも、小さくても、強い意志を持って動く島になるんだ。



渡りはじめたらもう立ち止まらないこと、これが重要な気がします。

公園で憩う人々。緑が多いです。


ホーチミンで、僕たちが行ったところを紹介します。
ついでみたいですが、こっちが本編です。

ベトナム戦争証跡博物館
 じっと見るのをためらってしまうような展示も多くあります。
 
  一番僕の中に残っているのは、戦争の後ずっと継続的に写真を撮り続けてきた日本人写真家の写真。
 
 枯葉剤の影響で枯れ果ててしまったマングローブの中で、裸足で歩き回る少年の写真。
 それから数十年後、病気になった父(かつての少年)を連れて治療に向かう子どもの写真。
  少年はお父さんの少年のころにそっくりです。

 長い長い戦争が終わって、その2世代、3世代後でもまだ障害を持って生まれてくる子供もいるということは悲しいです。
 

サイゴン大教会
 

 お寺でも、教会でも、現地で信仰している人がいるところでは手を合わせるようにしています。
 
中央郵便局



 教会の横にあります。
 フランスの香りが漂う造り?

ベンタイン市場
 1919年のオープン以来、ずっと市民の衣食を満たしてきたホーチミン最大の市場だそうです。
 僕は市場に行ってもとくに買いたいものはないので、食べ物を探すだけ。


ホーチミンでもずいぶん歩き回ったので、道の渡り方も上手になりました。
もう1人でも、ちゃんと渡れます。

ホーチミンで一番、ベトナムで二番目に高い建物

ちなみに僕が冒頭の言葉をつぶやきながら道を渡っている横で、
「何言ってるの、この人」
と妻が言っているのは僕の耳にはしっかり届きましたが、
そんな妻の言葉にも負けずに通りを何度も渡りました。


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