さまよえる田中: マイスターKと巡る、世界遺産。

どうもっ。
リアルタイムはオーストリア・グラッツだとおもいます。
オリンピックが東京に決まったことより宮崎駿の引退会見に感動した、田中（妻）です。
はー、なんてすばらしい言葉。自分自身に省みて考えさせられました。

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さて、ブログはチェコのチェスキー・ブディヨビツェ。
今日はそっからいける小さな世界遺産・ホラショビツェをめざします。

宿のすぐそばのバスターミナルから出ているバスに乗って。

バスはのどかな町や林をぬけて走り、30分くらいしてホラショビツェ村到着。
まずはバス停のすぐそばのインフォメーションへ。
と、そこに同じバスだった日本人男性を発見し、少し話してからわかれ村の見学に。

ホラショビツェ村にはかわいい家がたくさん。
花嫁を迎えるためにこんなにかわいくしたらしいです。

この村はその昔、ペストが大流行したために村人が2人にまで減少→そのあとにドイツ人たちが移住してきて増加→第2次世界大戦のちにドイツ人を追放→今はチェコ人が住んでいる、という歴史があるのだそうです。（ざっくりした説明ですみません）

村のはずれにあった「ストーン・ヘンジ」
なぜここに？
印象としては農家の片手間にやっています、というなんとものんびりしたかんじ。

かわいくて小さな村は、ものの1時間もあればややもてあますくらいののどかさ。
ぶらぶらしたり、バス停横にいるヤギたちを眺めたりしてから、またバスに。

と、またもや先ほどの日本人男性と同じバス。
そしてブディヨビツェに着いてからもフードコートで再会。
いっしょにお昼を食べながら話す。
彼は世界遺産が好きで、会社を退職して5ヶ月ほど世界遺産を巡る旅に出ているのだそう。
（のちにわかったことは、彼は実は「世界遺産検定」なるものを持っているらしいということ。言ってくれたらよかったのにっ。
なのでここからは彼をマイスターＫと呼ぶことにします。）

ちなみに午後からの目的地も同じ。
今度も世界遺産の町、チェスキー・クロムロフへ。

ただ今度は違うバスに乗ったので、「ここからはもう会うことないかなあ」と思っていた。
バスを降り、予約しておいた宿を探す。
しかし私たちは地図を持っていない。そこらに地図がないかと探すも、ない。
人に聞くもいまひとつ的を得ず。わかったのは「遠い」ことだけ。
ここがどこなのかわからない・・・。

うろうろしているところへ、なんとマイスターＫ登場！
歩き方をちょっと見せてもらって、宿の場所の目星をつける。
そして、「じゃあまた」とわかれた。

荷物をしょってしばしうろうろしたが、結局町の中心のインフォメーションに行って地図をもらって、ようやくまだまだ先だということが判明。
うううううううう・・・・・・。

今夜の宿「ＨＯＳＴＥＬ　ＨＡＶＡＮＡ」は川のそば。中心部からはやや遠いけど、静かで、スーパーも近くてよいところ。
8人ドミは、韓国人の女の子2人組と私らだけで広々。
明るくてかわいい女の子たちは大学の卒業旅行らしく、「つぎはオーストリアに行くのだけど物価が高い」と米やパスタを大量に購入していた。

さて、荷をおろして散策開始！
チェスキークロムロフはとってもかわいい町。