干物とねこ |
高山病が心配な田中(妻)です。
ネパールのトレッキングで3500メートルくらいは元気に行ったので、そこくらいまでは大丈夫だと思うんですけどねえ。
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さてさて、バリローチェからプエルトモンへ着いたのは夜六時半ごろ。
チリ国境では賢い犬たちがチリに持って入ってはいけないもの(果物・肉・チーズなど)がないかクンクン嗅いでチェックしていました。
あやしいものをみつけると、そのカバンに前足をそっと置くところがかわいかったです。
いつものように宿さがし、と思っていたら民宿の客引きのおばさんが声をかけてきたのでそこへ行くことに。
おばさんの名前はナンシー。宿の名前も「Hospedaje(民宿)Nancy」。
※宿情報は一番下に書いときます。
プエルトモンは海辺の町。私たちはこの町でおいしい海鮮を食べたいなと思っていた。
その日、遅くなったけどアンヘルモ(魚市場)を探して歩くもみつからず・・・。
がっかりしながらうろうろしているときに見つけた、どうみても民家の一室、というかんじの食堂に入る。
(夫はあやしんで、入るのを躊躇していましたが)
そこで出てきたペスカード・フリートス(魚のフライ)がふわふわで衣に甘みがあってすんごくおいしかった!
そして翌日。
宿の朝ごはんを待つも、ナンシーはぜんぜん起きてこない。
それどころか、表でやたらピンポンを連打している人が。「ナンシー!ナンシー!」と呼んでいるようだがそれでもナンシー起きず。
しばらくしてようやく起きてあわてて玄関へ向かうナンシー。
どうやらそれは夜勤を終えて帰ってきたナンシーの息子だったらしい(そりゃ連打するわ)
結局朝ごはんナシで7000ペソにしてもらった。
ふたたびアンヘルモへむかう。昨日よりもう少し先までいったところにアンヘルモはあった!
アンヘルモは木造2階建ての長くつながった建物。1階は市場、2階は食堂となっている。
しかしまだ朝早かったせいか、ちょっと寂しいかんじ。
ウニをさばく男たち |
(食堂はちっちゃいお店がい~っぱいあります)
そこで頼んだのはエリッソ(ウニ)とクラント!
クラントというのは郷土料理で貝やソーセージやじゃがいもやまあいろんなものを煮込んだやつ。
しょうゆを持参して行ったのですが、なんだか磯のにおいが強すぎてとても食べきれず・・・。
クラントは2人でがんばって食べました。すごい量。
なんだか消化不良だったのでさらに翌日に、ふたたびアンヘルモへリベンジ。
今度は昼頃だったので、市場はもうちょっとにぎやかなかんじで2階の食堂のおばちゃんの客引きぶりもすごい。
巨大なフジツボ。食べるらしいですよ |
しかし今回、私たちには目当てのお店があったのです!
それは「8番」の食堂。ずらり並んだ食堂のそれぞれのおばちゃんが声をかけてくるなか、ごめんよという気持ちで断り8番へ。
8番はとてもきれいで、テーブルクロスやナプキンも食堂よりレストランってかんじ。
頼んだのはソパ・デ・マリスコス(魚介類のスープ)、それとまたペスカード・フリートス。
ふんわふわ! |
サービスのセビッチェも美味 |
さらにサービスで出るセビッチェ(マリネみたいなの)も最高だし、パンなんかちゃんと軽く焼いて出てくるし、サービスでピスコサワー(ぶどうの蒸留酒)飲ませてくれたしでほんとよかったです。
プエルトモンではそのほかにもチリの飲み物だというこんなのも飲みました。
あんずと麦のジュース。おいしい。 |
チロエ島にもプエルト・バラスにも行かずに私たちがしたことといえば、食べて散歩しただけ。
それでも食いしんぼうの私は大満足でした。
※宿情報
Hospedaje Nancy
住所忘れてしまいましたが、バスターミナルの民宿斡旋コーナーに行けばわかります。
wifi・キッチンあり。トイレ・シャワー共同。朝ごはんつき個室で1人8000ペソ、ナシなら7000ペソ。
(ちなみに翌日は朝起きて朝食用意してたので普段はちゃんと起きてると思います。ご安心あれ)
建物は古いですがよくそうじされているし、ベッドもきれいでした。
ナンシーも、その姉妹のマガッリーもやさしくてすご~く良い人です。安心して過ごせておススメの宿です。
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