2013年12月1日日曜日

最南端の街、ウシュアイアを目指して。

プエルトマドリン→ウシュアイアへ
またまたバスで、長い長い移動です。

バスが時間通りに運行すれば、

プエルトマドリン→リオガジェゴス 18~20時間。何便かあり、昼ごろ出て、翌朝の6時くらいに着く。
リオガジェゴス→ウシュアイア 12時間 朝8時半発、19時半着。


さて、どうなることでしょうか。


まずは、チケットを購入。
アンデスマール社のセミカマ625ペソ(現金払い割引なし。昨日聞いた人は525ペソって言ってたんだけど、間違ったんだろうか?)。
それなら、ドンオットー社のカマ(現金払い10%割引)と25ペソしか変わらない、ので迷わずカマを選ぶ。
しかし、チケット購入の段になって、割引が全区間対応ではないと言われる。
ちょっと高くなったが、もう他のバス行っちゃったししょうがない。

プエルトマドリン13:30発。


ドンオットーのバス。お願いします。
  
1時間ほど走ったトレレウという街で、乗客全員降ろされ、1時間ほども待たされる。
バスはどこかへ行ってしまって帰ってこない。
西洋人たちはトランプはじめちゃうくらい。

やっと戻ってきたバスに乗って再出発。

21時前に、コモドロリバダビアという海沿いの大きな町で、人の乗り降りがあり、ここからは僕らも隣同士の席になった(それまでは前後)。

この時点で1時間半ほど遅れている。
ウシュアイアの乗り継ぎ間に合うんだろうかとちょっと心配になる。
(他社のバスなので、間に合わなくても行ってしまいそう)

22時ごろにもう一度停車し、その後夜の車内食が出た。
パスタとか、ピザパンとかなかなかしっかりしたやつがこの時間に、、、

ぐっすり眠って起きると、空が明るくなっていた。

朝の7時にリオガジェゴス到着。

ウシュアイア行きのチケットを買ってバス待ち。
その間に顔を洗ったり歯磨きしたり、バスターミナルの周りを歩きまわって体を伸ばしたりする。

8:30バスは定刻にリオガジェゴス発。
このバスは、カマとかではなく、なんというか普通のバス。

簡単な食事と、アルゼンチン、チリの出入国カードが配られる。
(このバス、距離に対して乗車時間が長いのは、アルゼンチン→チリ、チリ→アルゼンチンと二回も国境越えがあるから)

10:00すぎには国境到着。
スタンプはあっさり押されるが、チリの検疫はちゃんとしている(果物などの持込には厳しい)。

なかなか戻ってこない人がいて車内で待つ。
と思ったら、戻ってこないのはなんと運転手兼乗務員の1人だった。

帰ってきた彼の説明によれば、
「以前の乗客とトラブルがあり、その人とまた国境で会ってしまった。
 ケンカになり(というか一方的にののしられただけらしいが)、両者とも警察に拘束されていた」
とのこと。
彼も被害者なんだろうけど、待ち長かった。
3時間近くも国境にいたよ。
 

その間にバスの窓から、毛を刈られた羊、グアナコ、キツネの親子など見た。


タンポポの黄色い花がたくさん咲いている。
バスの車体を揺らすほどに風が強い。



タンポポと羊と遠くにグアナコが。
しばらく走り、バスごと船に乗りマゼラン海峡を渡りフエゴ島へ。


ジョンディアーの緑のトラクターも一緒に。

強風で波が高い。
船と併走するイルカを何頭か見た。

そして、また国境。
今度はトラブルなし。

アルゼンチン側の町、リオグランデに着いたのがもう20:00.

そしてそこからでバスを乗り換え、さらに3時間少々。


ウシュアイアに着いたのは、23:30頃。


チケットには19:30着ってかいてあるんだけど、、、

 22時過ぎまではまだ薄明るかったけれど、さすがにもう真っ暗。

いやー長かった。

疲れたし、夜も遅かったので、タクシーで上野山荘へ。
バスのなかでもたくさん寝たけど、泥のように眠った。


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