2013年12月16日月曜日

お金を使わない旅

サンペドロデアタカマ(チリ)

アタカマに着いて、まずは暑い中宿探し。
いろいろ聞いてみるも、なかなか良いところが見つからず、結局バスターミナルの近くの宿に。

自転車で旅をしているイタリア人カップル、ルイージとメリッサがスタッフとして働いていた。
彼らはこうして働きながら、そのかわりに食事や部屋を提供してもらって、お金を使わずに旅をしているという。

 

翌日僕らが参加したツアーに、メリッサが通訳として同行していた。

※ここから文章と写真は一致しません。
ツアー内容を知りたい方は写真のみご覧ください。 

朝7時出発。朝靄かかる山すそ。

彼女と話していると、「お金を使わない旅(暮らし)」というのは、選択の問題なのかもしれないと思った。

(この写真には写ってないですが)フラミンゴのいる水辺で朝食。

他の人がお金を使っているからそういうことができる、とか

みんながそういう暮らしができるわけじゃない、とか

いろんな批判や反論はあるかもしれない。



一人ぼっちのビクーニャ。標高の高いところにしかいない。

でも例えば、先進国並みにエネルギーを使う暮らしだって、世界中の人ができるわけじゃないと思う。(地球一個分の資源では足りないと聞いたことがある。でも僕はその暮らしをやめないでいる)

ちょっとわかりにくいですが、岩の上のほうに顔の形が。この場所の守り神?

それに、そもそもそういう暮らしをする人が多数派になることってほぼありえないだろうから、そんな心配はしなくてもいいだろう。

奇岩の並ぶ神聖な場所。
天然のシェルターの中では、神聖な儀式が行われていたらしい。


「お金のことで、心を病んだり、命を絶ってしまう人が多くいる現在の社会は、何かおかしいと思う。恐れをなくすことで、一歩踏み出せる。お金を使わないで旅だってできるんだよ」

salar de tara 遠景


数千羽のフラミンゴ。

ルイージとメリッサはもう2年以上旅を続けている。



尻尾の長いウサギ。




彼らがまったくお金を使っていないかというと、そうでもないかもしれないし、
スピリチュアルという言葉で片付けてしまえるかもしれないけれど、
彼女の言葉には、力があった。



**
宿情報
Hostel Tuyasto
ドミ1泊7000チリペソ。

バスターミナル近く、きれいに掃除の行き届いたよい宿だと思います。

建物が新しくても、古くても、掃除って大事だなと思いました。
自分の日常生活も考え直さないと。
**


***
お金を使わない旅というタイトルですが、最後にお金の話ですみません。

アタカマのATMは、手数料が4000チリペソ(約8ドル、今までで最高額)もかかりました。
そしてその割りに、あまり大きな金額が下ろせなかったという・・・

ここに来る前に用意してくることをおススメします。
***


ブログランキングに参加しています。
クリックしてもお金は発生しません。ただ僕らのちょっとしたモチベーションの問題です。
だから安心してクリックしてください。
↓ 
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村 

 スマホのかた↓ 
にほんブログ村 世界一周

0 件のコメント:

コメントを投稿

プロフィール