さまよえる田中: ボリビアのバスに振り回される。

最後にもう一枚。ウユニの夕焼け。

ウユニ→スクレ　ボリビア

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妻がウユニでのことを書いてくれました。

僕は人から、「感情がこもっていない」とか言われることもあるし(そういうのを本人に直接言うのもどうかと思うけど)、感動を伝えるような記事を書くのはあまり得意ではありません。

自分としては、心動かされていることは多いと思うんですが。
僕は旅の日常を中心にお届けします。
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さて、そんなウユニでの日々も終わり、僕らはスクレ(ボリビアの憲法上の首都、もはや実質的な首都はラパス)に向かうことにした。

朝バスチケットを買いに行くと、ちょうど10時発のスクレ行きがあったので購入。
市場で朝食を食べてから宿に戻り、荷物をまとめてバス乗り場へ。

一日ツアーでいっしょだったリョータくんも同じバス。
バスは10時になっても出発せず。
一回発車したのに、通りを一周してまたもどってくるというこちらを期待させるフェイントまでしてくれた。

それでも、10時半過ぎには出たので、まあ問題なし。

さまざまな色の岩山。
谷間の緑あるところには、リャマ、羊、馬、牛などがいっしょになって、みんな草を食べていた。

運転手の子供と思われる女の子が、座席の背もたれの間に毛布を架け渡して、自分の部屋を作って遊んでいた。
きっと楽しいよね。
僕も小さいころたまーに乗った、寝台列車のカーテンで仕切られただけの自分の場所って楽しかったもの。

この子達です。

13時30ごろポトシ着。

そして僕がトイレに行って帰ってくると、目の前でバスが発車していった。

ええーっ！

っとまずは落ち着こう。

妻が乗っているし大丈夫なはず。
(アルゼンチンのバスでも、たまに途中のバスターミナルで乗客を降ろして、しばらくどっかに行ってもどってくることあったし、とか自分を安心させようと試みるもやっぱり焦る)

不安になったので、道に出てみるとバスが停まっていた。

ちゃんと確認してよ！
発車する前僕のほう見たよね。

それにさ、ポトシに着く前に、全員のバスチケット確認したじゃない。
僕らがスクレまでのチケット持ってるの見たでしょ。

「何で止めてくれなかったの」と言ってしまう。
「頑張ったけど通じなかった」と妻。(英語は通じない人のほうが多いと思います)
リョータ君もいっしょに止めようとしてくれたらしい。
(その節はご迷惑をおかけしました。すみません。そして、ありがとう)

まず、「ありがとう」と言いましょう。自分。

ホッとしたのもつかの間、少ししてバスが停まり、今度は僕らの荷物が勝手に下ろされている。

なにごとか？

この時点で乗客は4人。
少なすぎるから、こっから別のバス探せってことか？

どうやらここは、新しいバスターミナル。
ここでバスを乗り換えるらしい。

チケット買ったときから一切説明もなかったので、そのまま同じバスでスクレまで行くもんだと思っていた僕らは悪くないですよね。

新しいバスのチケットを渡されるも、乗り場がわからない。
「スクレ？」と聞いてきたおばちゃんにチケットを見せると、

「このチケット14時発って書いてあるけど、もう過ぎてるわよ」

なーんて言われ、焦る。

しかし、その時いっしょにいた欧米人の女性が
「そんなわけないでしょ」と他の人に聞いて探したら、まだ出てなかった。

そりゃそうだよね。
でも、ほんとに行っちゃってたら、もう前のバスもいないし、困ってたな。
乗り継ぐバスのところまで、案内してもらうべきだった。

なにはともあれ、無事にバスに乗れてよかった。

そんなこんなで、非常に振り回されたが、ポトシ14時30発、スクレには18時ごろ到着した。
(ポトシ→スクレ間はなかなかすごい山越えの道。でも舗装されているし、大丈夫)
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＊＊＊
ポトシのバスターミナルでは、とても親切な警察の女性が、市バスの乗り場まで案内してくれ、バスの運転手に降りる場所まで伝えてくれた。

おかげで、無事に宿に着きました。
こっちはとてもスムーズ。

ありがとう。

スクレの町の広場。もうすぐクリスマスですね。

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※スクレ宿
Hotel bicentenario
住所 calle Junin 161
トイレ共同ダブル1泊100ボリ　(1ボリ＝約15円)
Wifi有り　キッチン有り。

入り口きれいで安宿というかきれいめなホテルで、一瞬入るのためらいましたが、上の階に安めの部屋があります。キッチンスペースは最上階で眺めが良いです(お茶飲んだりできるのがいい)。

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