2013年12月20日金曜日

チリとボリビアの間。

カラマ(チリ)→ウユニ(ボリビア)


カラマでウユニまでのバスチケットを買おうとしたときの話。

一度カラマを経由したときに、Pullman Busの窓口で聞いた情報では、

ウユニ行は、
月、水、木、土の朝5時45発。
料金は9000チリペソ(約1800円)。

しかし、アタカマから戻ってきて、近くにあったFlontera del NorteとAtacama2000という会社で聞いてみると、
12000チリペソ(日時は同じ)と言うではありませんか。

この2日の間にそんなに変わることはないだろう、とPullman Busのオフィスを探す。
しかし、場所がわからない。
(経由したときはオフィスの前でバスを乗り換えただけだったので)

そのへんの人に、「Pullman Bus」と言って聞いてみた。
教えてもらって行ってみたところは、カラマのバスターミナル。

僕らが聞いたオフィスとは違うけれど、もちろんPullman Busの窓口もある!

しかし、
「うちは扱ってないわ。Atacama2000に行ってみて」
と言うんです。

なんで?
同じ会社なのに知らないの?

こうなったらもう意地でも探してやる!


そして、街を歩きまわり、見つけましたよ。
バスターミナルに行ったのは全くの無駄。
はじめに聞いたFlonteraのオフィスから10分くらいのところに。
(地図上でいうと、鉄道駅があるところの近く)

結果、無事に9000で買えました。
しかし不思議なことに、乗り場はAtacama2000のオフィスの前で、バスもAtacama2000のバスみたいなんです。
どうなってるんでしょうか?

1人3000チリペソ(約600円の差)

たかが600円、されど600円。
(でもそのために1時間くらい無駄にしたので、割にはあってないかも)


**
そんなことはありましたが、無事にバスに乗れました。

早朝のバスの車内で、乗務員がパスポート(ID)を集めにまわってきた時。
隣のおばさんとおばあさん、どうやら忘れたらしい。

乗務員に携帯を借りて家の人に電話していた。

「ほら、テレビの前のテーブルにあるでしょ。それ持ってきて」(想像)

そして、バスは届くまで待っていた。
優しい。普通(日本人の僕の感覚では)、置いていかれると思う。


若干スタートは遅れたが、バスは順調に走り、4時間ほどで国境へ。
チリ側の出国手続きを済ませ、再びバスに乗り込んで、少し走るとバスは何もないところに停車した。


はじめはなんで停まっているのかわからなかったが、どうやらボリビア側から来るバスを待っているらしい。

待つこと1時間。
来ない。

人々は焦ったり、怒ったりすることもなく、バスから降りて思い思いに休憩している。




手前から二番目のばあちゃんがID忘れた人。

2時間経過。
まだ来ない。

火山も噴火しちゃうくらい暇。


右側の小さな噴煙見えますかね。

そろそろ、うんざりした雰囲気が漂い始めた。

2時間半が経ったころ、ようやくボリビア側からのバスが到着した。
(隣のおじさんの話では、いつもはこんなことはない。ボリビア側で雨のために道が悪くなり、遅れたらしい)

にわかに忙しくなる。

そして、乗客と荷物を積み替えて、バスはそれぞれ来た方向へと再び走り出した。

ボリビアの入国手続きを済ませ、バスに戻ると、定員以上に人がいる。
早速ボリビアってかんじですか?

道も未舗装で、バスの中もほこりが積もっている。

4時間ほどでウユニへ。
バスの下に入れていた僕らのバックパックは、真っ白になって出てきた。

ともかく、ウユニ到着です。
**


ウユニの教会の裏にはリャマとニャンドゥー(と映ってないけど、ギター弾きのおじさんも)がいます。


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