2013年5月8日水曜日

ストライキでも止められないもの

こんばんは、
5月6日にタイに着きましたが、もう少しネパールのことを書きます。

ネパールには3週間いました。
最後の2、3日間に、現地で暮らしている日本人の方々(ネパールに仕事で来ていたり、留学しに来ていたり)や、日本語がペラペラのネパール人の方々と話す機会がありました。

ただ自分たちで観光しているだけではわからないようなことも教えてもらい、おもしろかったです。
(インターネットで調べても出てくるのかもしれませんが、暮らしている人に聞くとよりおもしろいです)

インドと中国の2つの大国に挟まれたネパール。

例えば政治の混乱のことなど、だいじょうぶなのかなと思ってしまいます。

「現在首相は空席で、暫定的に選挙管理内閣にバトン・タッチしたが、新しく内閣を率いるのは現役の最高裁判所長官。三権分立の建前からも不適当。憲法もまだ成立していない」など。

 
幸いなことに僕らの滞在中にはありませんでしたが、
「バンダ」といわれるストライキがよくあるそうです。

ストライキになると、道路が封鎖されて仕事にも行けないから実質休みになるそうです。
もともと祝日など休みが多いのに(それぞれの民族のお祭りの日を休みにしたりして、休みが増えることはあっても減ることはない)、ストライキのせいでさらに大変そうです。

バンダの日に車に乗って封鎖されているところに行ってしまうと、
車をボコボコニされ、場合によっては燃やされてしまうなど、穏やかではありません。


そんなバンダでも、止められないものがあるそうです。

それは、結婚式(花婿が花嫁を迎えに行く行列)とお祭りです。
結婚式もお祭りのようなものですから、お祭りは止められない、ということです。

お祭りの山車を作成中。こんなのを引き回したら電線に引っかかりそう。


お祭りを止めてはいけないという不文律があって、そんなことをするとバンダをしたほうが許されないでしょう。

「政治よりもお祭りが大事。この国はお祭りで動いている」、みたいです。
政治も、まつりごと、というくらいですから、お祭りですかね。



他にも前回妻が書いていましたが、
服を作るのに案内してもらったりとお世話になりました。

ありがとうございます。


現地で暮らす日本人の方にいろいろ教えてもらうのが、一番いいのかもしれません。
(現地語ができれば現地の人にも聞きたいです。英語を話す人からの話だけでは偏ってしまいます)

ネパールに来た最初に聞けたらよかったのにと思う人もいるかもしれません。

僕は、はじめに聞いてしまうとそういうふうに見てしまいそうなので、
最後に聞けて、それもよかったと思います。


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